2019/02/27

ミュンヘンの春、ファッシングからスタートであります

グルスゴト!このところ春日和のミュンヘン、ずっと晴天が綺麗に続いてました!春が近いからオツムもボヤッとしてるのか、あっと気がつけば、本日シャカイの窓が全開になったまま近所を歩いていたカイチョでございます 笑笑。

加齢もありますが、最近坊主の変形性脊椎症が悪化してるみたいで、2ー3日おきじゃないとイザール川まで散歩にこなくなりました。それでもエッチラホッチラ、ゆっくり朝散歩楽しみます。見てくださいよ〜、この青空!毎日パンガン島のブリちゃんから晴天と海の写真がここぞとばかりにおくられてきますので、カイチョも対抗してこの写真を送りつけます。いや、ほんとに青空と太陽がでるというのは素晴らしい。

本日4日はRosenmontag (バラの月曜日)、火曜日はFaschingdienstag(ファッシング)、そして水曜はAschermittwoch (灰の水曜日)で、ミュンヘン市でも仮装した人でごった返します。南ドイツではファッシングと呼ばれ、ケルンとか北ドイツのほうではカーニバルと呼ばれてます。灰の水曜日からイースター (キリストの復活祭)までの期間は四旬節といわれ、あの方を思いながら宴会を控えて生活しましょう…っていう喪に服す時期らしく、その前にいっちょパーっとどんちゃん騒ぎしちゃおうよ、っていうことらしい。この四旬節のあいだはお酒を飲まないとか、肉をたべない、スイーツを控える、タバコを吸わないとか、いつもやってる嗜好品を控えたり、贅沢を控えて慎ましく暮らすという人も多いです。カイチョの友達には酒を断つ人が多かったり、うちの奥さんなんかはいまじゃぁ筋金入りのアンチキリスト教ですが、昔まだアイルランドで幼い少女だったころは、お母さんと一緒に紅茶に砂糖を入れる習慣を断ったりしたそうです…砂糖をいれることをやめるなんて可愛らしい…幼いころの奥さんはウブだな、ほんとに。


ミュンヘン市のファッシングは最近のニッポンのハロウィンに比べたらどれもこれもクソみたいなもんですがカイチョも若かりし頃は青いカツラかぶってムジンくんみたいなビジュアル系メーキャップして、ベイブをナンパしにビクトアリエンマルクトのオープンエアパーティによく行きましたよ!しかし、ファッシングはいつも寒い時期だし、オツムの病気になってからは冬の間は極力ドイツをでるようにしてたので、偶然ではなく必然にパーティから足が遠のいた感じ。

ファッシングが終わったらもうすぐサマータイムがはじまり、そして来月にはイースター。今年のイースターは4月19日から22日です。このイースターが終わると本格的な春の子ルンルンがやってくるね。



スーパーにもイースターのウサちゃんチョコがクソめいっぱい整列しています。リンツのゴールドハーゼ (Gold Easter Bunny, 金のイースターバニー)はすごく有名です。しかしもってリンツのチョコって日本でこの前お値段拝見してびっくりしましたよ、ドイツのスーパー価格の2倍です!ドイツではスーパーでも叩き売りしているようなチョコなんですけどね…。これだけイースター戦略でチョコがでてれば、スイーツ断ちとか絶対にありえませんね。


春は卒業シーズン、カイチョの大好きなこの曲をみなさまにお届け!



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2019/02/23

感謝KANSHA!ミュンヘン初、100%ビーガン和食屋を襲撃しました!

今日もババリアブルーの空が眩しいミュンヘンからハロウ!週末に一寸遅れたバレンタインディナーをしに、奥さんと腕組んで、目をつけていたビーガン和食屋を襲撃しました!

ミュンヘンは今空前のベジタリアン、ビーガンブーム。ミュンヘンだけではなく、世界がその傾向ですね!動物愛護とか、家畜や畜産は地球温暖化の要因になってるとか、シーシェパみたいに究極のアクティビストたちがガチャガチャ騒いでるのは見るのも聞くのもイヤなんですが、環境に優しく動物に優しくという、ジヴァムクティヨガのグルジの教えをフォローすると、カイチョも結局ここに行き着いてしまうのかな。やっぱりわしらの住む地球、環境のためにできるいいことは意識してやっていきたいですね!

今回ご紹介するのは シュバービング地区にオープンしたKANSHA レストラン!名前からしてちょーシャンティですよ!100%ビーガンで、ダシも食材もすべて植物オンリー、動物はまったくでてきません。

ミュンヘナーフライハイト駅から5分くらい歩いたOCCAM通りにあります。ミュンヘンでかなり愛されてる双子のイケメンが経営するVU TANG KITCHENのお向かいです。天気がよくなったら外にも座れるみたい。カイチョがとある裏筋から小耳にはさんだ情報によりますと、経営者はリッチ極まりないミュンヘナリンのマダムだそうです。キッチンではヤマトナデシコが腕をふるいます、👈🏻これ大事。

メニューはドイツ語しかない…のかな? 念のため申しますがベタベタな和食屋ではありません。オシャレですよ。

入るとすぐに赤提灯がぶら下がるバーエリア。ビールはテーガンゼーかティルマンズ醸造所、ワイン、焼酎、酒、それからコクテルメニューも豊富にあります。

バーの横に広がるダイニングエリア。ここでも赤提灯がぶら下がります。この日もめいっぱい満席、空前の和食ブームとベジ&ビーガンブームをかけ合わせたかなり意識高い系コンセプト、老若男女、人には優しくないが地球と動物に対しては意識高いドイツ人たち(笑笑)にとっても人気です!  予約なしじゃぁちょっと無理そうなので、事前にKANSHAのウェブサイトからのオンライン予約をオススメします。


まずはアラカルテの前菜からいっちょいってみるかね!



とある裏筋の人物からオススメされた豆腐の串焼きとひじきの煮物。薄味のカイチョにとってはちょびっと味が濃かったかな…でも美味しかった‼️



これはクロイターサイトリンゲっちゅう、クソ長い名前ですが、要はエリンギ風きのこの味噌和え。キノコのコリコリ感が残っていて絶品でした‼️ どれもこれもイッピン逸品で4ユーロくらいだから、つまみにはよし!


メインは2種類のセットメニュー、定食みたいなかんじでそれぞれ25ユーロ。これがメニュー読んでるだけでうまそうなのですよ〜!セットメニューは3週間おきに内容が変わるそう。今回はこちら…



セットメニュー1: セロリの握り寿司/ アボガドとアーモンドの巻寿し/さつまいもとシソの裏巻きロール/チンゲンサイのごま味噌和え /しいたけの串焼き / レンコンのはさみ揚げサンド /お漬物2種



セットメニュー2: うなぎ蒲焼風豆腐の握り寿し/ スイカの握り寿し /野菜かき揚げ / レンコンのきんぴら / ナスの具のおにぎり /人参と豆腐のコロッケ /お漬物2種


ゲテモノ好きの奥さんも絶賛しながら、完食‼️


ほんとにほんとにすべておいしかったのですが、意外なところをぐわっとついてきたのがスイカの握り寿し。(赤いやつね)。マグロみたいだけど、スイカなのですよ。スイカの甘みがシャリとマッチして絶品だった…。

KANSHAレストラン 👈🏻Webページはここをクリちゃん
Occamstrasse 6
80802 Muenchen
日曜定休日
月曜から木曜まで18時からオープンです。


最近ミュンヘンで人気のビール、ティルマンズ。カイチョ家のちかくにティルマンズのビアバーもできて、日々盛り上がってます。これは奥さんが飲んでたティルマンズのドゥンケルビアで、なんか瓶のイラストがとっても幻想的で、カイチョの乙女心をくすぐり気になったのでパシャり。



で、ビール瓶の裏をかえしてみたら、このイラストのアーティストはシミズマキさんというヤマトナデシコではないですか! グーグルしてみたら…

シミズマキ  👈🏻 ウェブはこちらをクリちゃん
1981年トーキョー生まれ。ピカソの言葉に魅了されて芸術家の道へ!日本で版画技術を学んだあと、ドイツでグラフィックデザインを学び2006年よりベルリンでイラストレーター、芸術家として活躍中。 


和食料理に芸術に…いやぁ、ヤマトナデシコ達は世界で大きくはばたいてますね!カイチョもとりあえず羽ばたく準備だけしておこう!

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2019/02/20

日本国パスポートはドイツにおいては最強ではなかった件

あーい!毎日快晴ミュンヘンよりグルスゴト。ここまで毎日晴れてくれると、何かこれから天変地異がおこるのではないかとビビっている小心者のカイチョでございます。だって気温もトーキョーと同じくらい、あったかいのですよ。グッバイ氷点下なのです。

ボウズは毎日ひなたぼっこ中。


今日はSOSメッセージをベルリンの日本大使館におくったおはなし。去年からあまりにもたくさんルフトハンザ乗ってる割にはまったくもってマイルがたまらないので、(そりゃ、1番安いタリフだからしょうがないんだけど)、Mちゃんに相談したら「カイチョ、ルフトのクレジットカード作ったらいいよ!旅行で病気したときの保険もついてるし!」と勧められたので、にゃるほどね‼️とアドバイスに感謝して、そく実行にうつしたわけです。オンラインでルフトハンザのページにはいってクレジットカード申請…ここでふとなんだ!と疑問に思ったのが、国籍選択に中国はでてくるのに日本がナイ…。ま、とりあえずアメリカでいいか、とアメリカを国籍選択してそのまま進むと、ルフトハンザから自動返信メールがきて、オンラインビデオコールによるパスポート本人証明のリンク、または郵便局の窓口でやるポジデント(POSTIDENT)という、パスポートの本人証明の書類のPDFが 添付されてきたわけです。アプリをダウンロードして、実際ビデオコールをしてやりとりしたわけですが、なんと大事なパスポートの本人証明の時に、ビデオコールの向こうのグラマラスなおねーちゃんが、「Oh, Kaicho, 残念ながらジャパニーズパスポートはオンラインで読み取れません。アイムソーリー」といわれてしまいました! ならば郵便局の窓口で、と思って行ったのですが、ここでもオバちゃんが「ナイン!読み取れません」の一点張り。結局ルフトハンザに電話をしてどういうこっちゃ!と聞きますと、あちらとしてもわけがわからないらしく「オンラインで読めないパスポートなんてあるんか?それもあんた日本人でしょ、日本のパスポートはだいたい信頼あるのにね…」みたいな感じで対応されまして、結局オンラインで読み取り不可なら、銀行で審査して本人証明をしてもらってその書類を郵送せよ!と、この21世紀において、このインターネットで全て解決する時代において、クソめんどくさいことをしろというわけです。結局そこまでしてカイチョ名義のカードつくんなくっても、奥さんのカードでマイル貯めてもらえばイイや…とパッとあきらめたのですが、なんかつっかえるのがこの日本国パスポートの件ですよね。

なので、同じ経験した祖国人がドイツにいるのかなと思ってネットで調べてみたら、結構出てきましてね、みんなガァガァとネット上で情報交換してました。結局、日本のパスポートは出生地が記載されていないため (本籍地は記載されてるのですよ)、これが問題でオンライン上で本人証明ができないんだそうですよ…メンドクセーナ!ネット上でも、本人証明ができないという理由から口座がつくれないとか、けっこう厄介な問題になってる印象を受けました。

というわけで、在独20年目のカイチョが代表して、さまよえる子羊祖国人を救うべく、ベルリンの在ドイツ日本国大使館にメールをしたのであります。だって、これからドイツで長く暮らすニッポン人にとって、クレジットカードが作れないとか、銀行口座が開設できないとか、唯一の身分証明であるパスポートがオンラインで読み取り不可で本人証明できないなんて、お先のドイツ生活が不安になるではないですか。それでなくても、時代はどんどんすすんでネットなしではもう生活できないのに…。日本国大使館からはすぐにお返事いただきまして、パスポート自体の記載事項については外務省で定められているため、そっちに直接問い合わせてくれ!と。そして今晩人生で初めて外務省にメッセージを。



考えたら先週末に河野さんミュンヘンに来てたんだから、直接対決してきいときゃよかったんだな… 

これってドイツ国だけの問題なのか、ほかの欧州の国でもジャパパスで同じようなことがおこっているのかちょっとわからないのですが、とにかくカイチョは免許証もないし、ドイツに住んでる限り身分証明書はパスポートしかないですから、将来の生活に不便のないようにパスポート問題どうにか解決してほしいです。菊の紋章、190カ国ビザなしでいける最強のパスポートですから、本人証明もできるようにどうかお願いしたいところであります!

明日からブリちゃんはパンガン島へいくので、最後の打ち合わせを。結局ルフトハンザのビジネスが満席でスタンバイとれなくて、タイ航空のエコノミーで。「11時間もエコなんてイヤだわ、ギャレーでずっとシャンパン飲んでるしかないわねぇ」と。っつーかカイチョみたいに一生エコしか乗れない人のほうが世の中には多いんですよ、ブリちゃん。カイチョもパンガン行きたいな…。ヨガして、ビーチで甲羅干ししてモヒート呑んで、つっかけ履いてバイクで風切って、パーティ行ってホドヨク舞いながら昇華したいなー。

本日もご訪問ありがとうございます!パスポートの件、外務省から返事が来たらまた更新します。アングラなカイチョブログに、今日も潔き一票よろしくお願い申し上げます!











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2019/02/16

回復への道のりは長く辛く…入院中のおふくろさんの近況です。

ブログお待たせいたしましたーっ!先週末おふくろさんのお見舞い里帰りから毒国に戻り、到着するやいなや胃腸炎にかかりぶっ倒れてしまいまして…やっと這い上がってきたカイチョでございます〜。いやぁ…カラダは嘘つきませんね。痛感しました。すでに長くなりそうな気配のブログですが、どうぞ最後までよろしくお付き合いください!

あーいYOU達、日本に着いたらコレをさっさといれとけよ〜と言わんばかりに羽田にデーンとでてるNHKワールドアプリの広告。日本のいろはもわからずに、たくさんのYOU観光客が来る中、ホントにこれは大事だと思います。自慢じゃぁないが自然災害が妙に多い国ニッポン‼️ 首都圏にちょっと雪降っただけでもテンテコマイになっちまうんだぜ!

今回の11日間の滞在は、カイチョにとって、精神的にも肉体的にも疲労度が高いものでした。現在入院中のおふくろさんの病名はMRSA感染症というものです。抗がん剤の副作用が引き起こした病気、と言ってもいいんですかな。この感染症を引き起こすのは「黄色ブドウ球菌」という、人間の皮膚や鼻腔、腸管の常在菌で、感染患者だけではなくカイチョやまわりにいる皆さん、健常者もふつうに持っている菌です。なので菌の潜伏期間とか感染期間という表現がまったくあてはまらないのですが、抗がん剤使用患者、免疫不全患者など抵抗力のない人の体内に菌が入り込むと極めて短期間で発症するという、なんだか聞いてるとそら恐ろしく厄介な病気です。おふくろさんの場合、黄色ブドウ球菌が、経路は不明ですが体内に侵入し、血流にのって全身をめぐって脊椎にまで入ってしまって、そこで炎症を起こしてしまった…その結果背中の激痛がはじまり寝たきりになってしまったのです。


毎朝、朝日が昇るとき遠くに頭だけチョロっと見えるピンク富士山に心をしばし癒されました。



1月はおふくろさんにとって、ただただ激痛に耐える毎日だったと思います。この感染症は抗生剤の点滴投与で辛抱強く治療するのが一般的です。おふくろさんは抗生剤投与をはじめてからすでに8週間たちますが、主治医のオグちゃん先生いわく、血中の菌は全部殺しきれたものの、厄介なのは脊椎にはいった菌がいまだにくすぶっていること。またこの菌は抗生剤に対して耐性があるらしく…全部殺しきるのにももう少し時間がかかるみたい…。オグちゃんははっきり言わなかったけど、ほんとはそんなにグズグズとしていられないはずですよ…なんせガンの治療が11月からストップしてますがな、泣泣、こっちも治療していかないと大きくなってしまう。

痛みから解放されると、カイチョが差し入れしたファッション雑誌を食い入るように見てるおふくろさん。退院したら目一杯オンラインショッピングして、オシャレできるからがんばろうね‼️


おふくろさんの枕元に三種の神器。スマホ、水差し、ナースコール。



おふくろさんの痛みがいちばんツライ時にそばにいてあげることもできなくて、1月中はカイチョも毎日ダークなミュンヘンで、ココロもオツムも極まりなくしんどかったです。入院当初のころの痛みのレベルは、医療用麻薬を断続的に投与してもらっても、そばのナースステーションまで痛がっているおふくろさんの悲痛な声が聞こえるほどだったようで、「とくに夜中ずっと聞こえると夜勤の看護師みんな本当に心配でした」と、ある看護婦さんが先日カイチョに教えてくれました。おふくろさん、今でも体を少しでも動かすと痛みはあるようですが、なんとか寝返りも自由にうてるようになってすこし楽になってきているようなので、一番辛い時期をなんとか乗り越えたんだなと思います。


これがオキファストと言う名の医療用麻薬で、アヘンを原料としている鎮痛剤です。アヘンといえば、ずいぶん昔にいったチェンマイの山奥に住んでるカレン族の村に泊まらせてもらったとき、おじいちゃんとか乳飲み子抱えたおかあちゃんとかずっと吸ってたよなってふっと思い出しました。話がズレましたね!嗜好としてのアヘン吸引とはちがって、おふくろさんは痛みのない状態をキープするのが理想なので、適量を断続的に投与してもらっています。しかしながら、この医療用麻薬を静脈にうちこむわけですから、じつはおふくろさんの意識はモウロウとしている時も多く、けっこうブッとんだことを言ったりします。 ウツラウツラしながらパッと起きた瞬間に「鉄の鎌もった男が邪魔してる!」と言い出したときには「…それ誰っ?病室に死神かよ‼️」とカイチョびっくりしちゃって、そっこうティンシャ鳴らしまくって空間浄化を。そして「あっ、いまそこに優しいお顔のおじいちゃんとおばあちゃんがいなかった?」ってカイチョの隣を指差したときは、「え〜マジで〜だれか遊びにきちゃったのかな〜っ」ってまたそそくさと空間浄化を。見えないものも見えてしまう…聞こえない音もきこえてしまったり…なのよね。どこまでが幻覚でどこまでが現実化はおふくろさんしかわかりません。


カイチョがミュンヘンに帰る2日前にはオーダーメイドのコルセットができて、それをつけて7週間ぶりにベッドに起き上がり自分でご飯を食べることもできるようになりました!それまでは横になって、カイチョが小さく切ってあげたり食べさせてあげなければならなかったので、これができるようになっただけでもおふくろさんにとっては嬉しい一歩。




そしてコルセットが来た翌日にはそれをつけてベッドから車椅子にゆっくり移動して、


なんとリハビリデビューを果たしました!ベッドから起きるのも、病室から出るのも7週間ぶりで、たくさんの人や音に目が回ってしまったようだけど、リハビリ初日からつかまり立ちをして、サイドバーを掴みながら10歩くらいゆっくり歩いてみる。リハビリの先生曰く、筋力があまり落ちていないとのこと!「カイチョや、わしはだてに毎日ジムに通ってたわけじゃない‼️立証されたな‼️」とおふくろさんも嬉しそう!歩行練習も足が萎えて、かなりきつかったようだけど、毎日少しずつ慣れてくるはず!頑張れおふくろさん‼️ 自分の足でもう一度立って歩いてお家に帰れるように‼️




たまたまインスタで見かけた言葉です。まさにこれぞと思います。病気のせいで、すべてのことが弱気になって不安になって、自信すら失いつつあるおふくろさんに唯一カイチョができることかな… 先はまだ見えずですが、一歩ずつね。笑顔と希望と愛をお届け!


あっしをスキーに連れてって〜。


病院と家の往復で終わった滞在中の唯一の楽しみは、毎晩ベッドに寝っころがりながら食べるわらび餅とニッポンのテレビ番組。いま白馬がまた人気ぶり返してきてるんだそうですよ!理由は、バブル期にゲレンデで雪遊びやナンパしてた人たちが親になって、子供を連れて戻ってきている。言い換えれば、ジュリアナで扇子とオシリを振っていたおねいちゃんたちが、立派なオバハンになってゲレンデにカムバックしてるっちゅうことでしょ?それともうひとつ、外国人観光客にも日本の雪質がチョー人気になってる。ミュンヘンのカイチョの知り合いのスノボーダーDJも、日本の雪は最高だって言っていて、毎冬のように雪遊びに来ています。白馬は将来365日遊べるリゾート開発地として盛り上がってるそうで、古民家をリノベした和モダンなリゾートや、外資系ホテルも白馬進出したのだとか。激動の昭和、そして平成、時代は変わるね〜。でもやっぱりカイチョ昭和が好きだなー。



何十年ぶりに日本で迎えた節分の日!福は内、福だけカモン‼️ 東北東向いて恵方巻きを人生ではじめてガブリつきました‼️


電気グルーブが30周年だって!卓球もおっさんになったね…そりゃカイチョだっておっさんになるわな。

っちゅうわけでおふくろさんの近況、こんな感じです。けっこうたいへんな状態でありながらも、おふくろさんとは毎日たくさん話をして、すごくいい時間を過ごせました。まだ退院
は時間かかりそうですが、毎日少しずつでも前進してくれますように!

今日はこの懐メロをみなさまに!懐かしいだろ〜バブル期よ!


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