2018/12/30

クリスマス入院からの病室での年越しになります。今年最後のおふくろさんの近況です。

先日12月20日のブログでもちょこっと触れましたが、ここ10日間でおふくろさんの容態が急変し、世間は絶賛お祝いムードのクリスマスの朝に救急搬送されて入院しています 泣泣‼️

カイチョが日本にいた週はこんなに元気で、チリトリホウキで掃き掃除までしていたのに…



カイチョが日本を出た18日の日、最後に朝電話で話した時、なんとなくお腹の痛みがあってやる気がでないし疲れたと言ってたおふくろさん。その日の夜から発熱したままひかず20日には40度に。20日は今年最後の腫瘍内科診察だったので、とりあえず熱のまま行ってみると、オグちゃん先生からは尿路感染かまたは癌の腹膜転移からの発熱か…と言われ、とりあえず抗生物質と下熱剤をもらって帰宅。薬を飲まないと40度越えの熱がまったくおさまらず、おまけに翌日21日からは強烈な腰の痛みにも襲われ、痛くて起き上がることもできなくなってしまいました。この腰の痛みは絶対に腎臓かほかの内臓からくるものだ、ほっといたら絶対に危ない!となぜか直感で確信したカイチョは、とにかく早くもういちど病院に行ってくれ!とおふくろさんにミュンヘンから懇願したのですが、なぜか「カイチョや!病院に行ったら絶対に入院させられる!わしは行きたくない、もう少し我慢する!」というわけです。なぜなのか…その理由はふたつ。ひとつは23日に最愛の孫姫たちと家でクリパをする約束をしていた。そのためにおふくろさんはクリデコを買ったり、お料理を考えたり、久しぶりに孫たちと会える時間をクソ楽しみにしていたのです。ふたつめの理由は、おそらくもうこの時点で、おふくろさんなりに入院しなければいけなくなるくらいカラダが悪いということに気がついていたのではないか…とおもってます。

22日、熱はまったくひかず38度あたりをキープ。電話の声も弱々しくつかれきっているおふくろさん。おまけに腰の激痛も辛い。カイチョなりに少ないオツムとネットを駆使して、この発熱と痛みの原因の可能性を少しでも調べてみると…絶対これでしょ、腎盂腎炎!というのが出てきました。 腎盂腎炎とは、細菌が尿道を逆流して腎盂に達し発熱と背中の痛みを起こす。ふつうは免疫力で細菌はやっつけられるのですが、免疫力が弱い人、尿管ステントがはいってる患者さんにはかなりの確率で出る病気とありました。まさにこれしかないと確信したカイチョは、「もし腎盂腎炎だとしたら、放っておくとおふくろさんのひとつしか機能してない腎臓が大変なことになってしまうから…お願いだから大至急緊急で病院に行ってくれ〜」とおふくろさんに猛チャット攻撃すると、おふくろさん、「カイチョや、わしもいろいろ調べてそれと確信した!明日緊急で見てもらってくるわい」と、やっと行く気になったのでした。

23日、楽しみにしてた孫姫たちとのクリパもキャンセル…カイチョもおふくろさんの気持ちを思うと大変胸が痛みましたが、しょうがないよ、おふくろさん。クリパよりも自分の体。朝5時半に起きて入院する覚悟で病院の緊急へ。腰痛はとてもひどくなり、オヤジさんなしでは立って歩くことも辛い、座っているのも苦痛。4時間もかかってひと通り、スキャンと血液検査などなどやるが、数値の炎症反応は高いもの腎盂腎炎の断定ができる悪い数値ではなかった…スキャンも11月末にとったものとたいしてかわらず、高熱と痛みの原因が特定に至らず、病院側からは「すんませんが入院はできません」入院は門前払いな結果に…。24日は半日休診とのこと(この病院はキリスト教の愛の精神にのっとった病院なので、あのお方の生誕祭となれば休診なのであります)、25日に腫瘍内科または泌尿器科の受診をうながされて、おふくろさん憔悴しきっての帰宅。熱と痛みの原因はなんなんだよっと、カイチョ一家もますます不安になってくる。

24日、あのお方の生誕前夜祭。カイチョは家でサカナくらってましたが、ほんとに奥さんにも申し訳ないくらい、ウワノソラのクリスマスイブ…あのお方のお祝いどこじゃない。おふくろさんの容態は変わらず…腰の痛みは増している。家の中でもベッドから起きれない、立てない、歩けない。お手洗いにも行けない状態。激痛に耐えながら、「もうわしはこのまま治らないんじゃないか」って電話口ではじめてここまできて弱音を吐いたおふくろさん…とにかく早く熱と痛みの原因を特定してほしい。

25日あのお方の生誕祭。朝6時半にオヤジさんが、ベッドにて激痛で動けないおふくろさんを確認。すぐさま救急車で搬送そのまま入院。なにも原因特定ならないまま、その日の夜になっても治療の方向性が見えず、入院病棟から「カイチョや、わしは痛みに耐えとる、何しろ痛い、はやく治療を始めてほしい…」と懇願チャットが来る。そんな辛いカラダのなか、25日夜にまた再検査があり、痛み止めにモルフィネ点滴がはじまったとのチャット。「やはりこれがあの癌の痛みなのか…最初の宣告どおり、わしの余命はあと1年くらいなのかな…」と落ちまくってるおふくろさんのチャットに、カイチョ、ミュンヘンで大号泣。遠くから見守るだけで何もできない、クリスマスなんかを祝っている自分が非常にバカバカしく。イエスキリストさま、マリア様、どうかどうかおふくろさんのカラダを守ってくださいと祈るばかり。(いちおうカイチョ、幼稚園から中学校まではカトリック系の学校行ってるのですよ)

26日、スティーブンズデイ。英国ではボクシングデイ。はじめてオグちゃん先生から容態と治療の説明ありで、オヤジさんとカイチョの弟に耳かっぽじって聞いてもらう。以下オグちゃん先生のお言葉の要約。

ー発熱の原因は血液の中に悪い細菌がはいったため、菌血症という病気。その細菌にあった抗生剤を投与する。どうやらおふくろさんのカラダを血流にのって巡っている細菌はブドウ球菌の種類で、けっこうタチの悪いものらしい。細菌がどうやってはいってのかが特定できないので、感染ルートの可能性のひとつである、胸に埋め込んであるポートを抜いた。(抗がん剤でつかってたがもう飲み薬なので必要ないため)
ー昔受けた腰の手術でいれた背骨の金属に細菌がくっついてしまって悪さをするとかなり厄介になる…年明け4日に整形外科チームで腰のMRIを撮る。
ー痛み自体はおふくろさんには辛いものだが、先生いわく、そんなに激しいものではなくモルフィネも少量。ただおふくろさんの意識はやはりぼんやりしている、当たり前だよね…
ー腰と背中の痛みの原因はスキャンからは、骨へのガン転移が認められない。腹膜が数カ所、肝臓、肺に癌を認める。痛みと熱は腫瘍からではなく、血中の細菌によるものと思われる。
ーガンは進行していて、いつ何時急な容態の変化があってもおかしくない。


28日 日本の夜中過ぎにミュンヘンのカイチョの電話におふくろさんから電話が!やはり39度の熱も痛みもひかない。少し寝返りをうったり体を動かすだけでも、激痛で顔が歪んでしまうほど…泣。ご飯もたべられず、寝たきりで、すっかりまた痩せてしまったと嘆くおふくろさん。泣泣‼️

29日 また夜中過ぎのミッドナイトコール。夕方すぎからずっと寝てしまうため、夜中にいったん目が覚めてすこし気分のいい最初の10分くらいをつかってカイチョにわざわざ電話をくれているらしい、ありがとう泣泣! 会話の中で看護師さんの文句がでる‼️もう少しゆっくり丁寧に触ってくれないとこっちはいたくて痛くてしょうがないのにさー!と。おふくろさんから文句が出てくるのはとってもいい傾向だ‼️ 頼んでおいたおせち、キャンセルしようか?と聞くと 「キャンセルしちゃいかん!あんたのおやじさんと元旦に病室で一緒に食べるんだから!」とのこと。家で新年迎えられないのはほんとに残念だけど、とりあえず元旦までには少し薬が効果発揮して、病室でもささやかに夫婦で新年のお祝いをできたらいいな、とカイチョ心から願う。

30日 また10分間のミッドナイトコール。今日もまた痛みに耐えた一日だという。膝をすこーし動かしたら腰にとんでもない激痛が波のようにおしよせ、すぐさまナースコールから〜のモルフィネ…泣泣‼️痛みがないときはこの時とばかり爆睡していて、なんと幸せなんだろう、このまま死んでしまってもいいと思うとぼやく…痛みほど辛いものはないものね、おふくろさん。早く薬がキックインしてくれないかな…もう4日はたっていると思うんだけど。きょうもまた電話越しで文句あり。ひとつは前の部屋でトイレがつまったらしく、工事していてうるさくて眠れない‼️  ふたつめは年賀状のこと。「おフクロさんや、年賀はがき今年は出せなかったね…」といったら、「あんなめんどくさくて古くさいしきたり、これを機に終わりだ!」と一喝。今はメールがあるんだからそれで十分じゃないかと…笑笑 。久しぶりに聞いたおふくろさんの一喝。早く元気になってまた文句いいまくれる日がきますように!

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。そんなこんなでカイチョは時差も治らず、おふくろさんのことやこれからどうなってしまうんだろうって考えると毎日ほんとに頭がパンパンな毎日ですが…今年は疲れました!先日、モトヤマくんがパンガン島で熱唱していたこの曲を、ビールでも飲んで今宵はミュンヘンでカイチョが熱唱します。あぁ、旅に出たいな〜。


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2018/12/26

正月三ヶ日のようなクリスマスも終わります。

皆さま〜、クリスマスやっと明けましておめでとうございます‼️24日午後から店が全部閉まってしまうドイッチュランドではこの約3日間料理して食べること、酒を飲むこと、そして寝ること、以外はなにもすることがありません。おまけに24日、25日あたりはみなさんどこにいるのでしょう、カイチョの近所はまじ怖いくらいひとっこひとりたりとも見当たりません…。このアパートの住民もみんな実家にかえっちまったらしく、三ヶ日にいたのもカイチョと奥さんとトッティくらいでした。

トッティからもハッピークリスマス‼️ サンタ帽は日本で購入…だが、ハズキルーペの渡辺謙さん調で「日本で買ったサンタ帽が小さすぎて合わないっ」でございます。ネズミ級のワンコたちには可愛いものがイッパイ売ってる日本なのに、大型犬となるとなかなか難しい。


今年のカイチョ家のツリー、日本から帰国の翌日に時差と戦いながらテレジアンビージェのもみの木屋に買いに行きました。なかなかいい感じのツリーが買えたので満足です。35ユーロ、お値段も悪くない…。ブリちゃんはここ数年エコの道まっしぐらなのか、「うちは天井が高いから2メートル級のツリー買わなくちゃいけないのよ!あなたねぇ、2メートル以上のツリーをそだてるのにどんだけ年数かかると思ってんの!7ー8年かかるわよ、それをこのシーズンだけのために伐採するのは反対だわっ!」なるほどね…。でもあなたそこまで地球に優しい人だったっけか?ただ単にツリーを飾るのも始末するのもめんどくさい、それが本音のはずです。笑笑。
キャワユイ坊主…

24日聖なるイブ日。ミュンヘンはだいたい2時くらいでお店が全部しまります。なのでこの日は3日分の食料調達を朝から黙々とやって、昼12時に奥さんとマリエン広場のクリスマス市でやるクリスマスキャロルを聞きに。
バルコニーに楽器演奏者がでてキャロルを演奏します。鉛色の空と心に聖なるキャロルがしみますねぇ。

となりにいたミュンヘナ〜のおっさんは50年間ずっとこの24日のキャロルをここに聞きにきているのだとか。自前でキャロルリストまで持参して一緒に歌ってました。こういうのはいいですね❣️来年も24日ここで会いましょうと、カイチョとおっさん、オヤジ同士固く握手をしてお別れしました。

今年最初で最後のホットワイン(グリューワイン)、クッソまずかった。こんなまずい酒、肝臓腎臓に毒。クソブサメンルードビッヒ2世もいたりして、コップは愛嬌満点なのにさ。

24日聖なるイブ、うちは奥さんが伝統にのっとって、ドイツにいてもアイルランドのクリスマスをします。24日はうちでは魚を食べます。ドイツでは魚を食べる家庭もあれば、ソーセージとか簡単に済ませる家庭もあるみたいですが、ドイツ人家庭のことはあまりよくわかりません。そして24日の夜、ドイツではクリスマスプレゼントを開けるみたいですね!アイルランドでは25日の朝なのです。

料理の写真をすっかり撮り忘れました。はじめの一本はおシャブリ‼️

2本目はルガーナ!両方とも素晴らしいワインでした。カイチョはまだ時差がなおらずで、もう2本もワイン開けちゃって、クリスマスキャロルがながれていたら眠くてしょうがない…聖なるイブは早々に就寝したのでありました。


25日、クリスマスデイ!奥さんが午後からはりきってシチメンチョウ丸焼きを料理。毎年ながらクリスマスは家族たった3人でおいわいしますが、今年の2・5キロのシチメンショウもカイチョ家には大きすぎました。来年はひとまわりちいさく食べきりサイズのチキンやな。


今日のワインはピノ・ノワール。カイチョあまりピノ・ノワールは飲まないけど、シチメンチョウとの相性はぴったりのワインでした。カイチョはこれ半分でまたもやノックアウト、早々9時半就寝。時差がとれんよ〜‼️


ターキーとローストポテト、ブロッコリーと芽キャベツ。普段はあまり肉食べないのですが、今宵は感謝してありがたくいただきました。奥さんやぁ、あなたのメリクリ手料理、今年も最高に美味しかったよぉ❣️


奥さんも10連休にはいって、毎朝3人でエッチラオッチラ家族散歩してます。
今日26日、クリスマス休暇最終日ものすごくきりりと冷えた朝。これくらいが気持ちいいですね。誰かの足あと…🐾


一面霜が真っ白に降りてました。ボウズは寒い国の犬なのか、やはりこういう天気が好きみたいです。


やっと終わるクリスマス。クリスマスはヨーロッパでは自殺率が一番高いシーズンです。今年もホームレスで行き場なく橋の下などでクリスマスを迎えている人、家族に恵まれていない人などなど、カイチョにとって、家族ファーストでお祝いするクリスマスが時々一番孤独な時期にも見えます…平和でみんなが幸せで思いやりあふれた世界となりますように!今週は年越しにむけて、断捨離やら掃除やら、自分ともじっくり向き合う時間をつくったり、今年の反省をしたりして、後5日2018年つっぱしりたいと思います!本日もご訪問いただきまことにありがとうございます!潔きワンクリよろしくお願い申し上げます!












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2018/12/20

おふくろさん、がん告知から早1年。今年最後のお見舞い里帰りしてきました。

クッソあわただしいクリスマス前のミュンヘンよりグルウスゴット!気がつけばもう2018年も残すところあと1週間ちょいでございますね!去年の12月におふくろさんがガン告知をうけてから早1年が過ぎようとしています。先日12月9日から18日まで中10日間ほど今年最後のお見舞い里帰りをしてきました。

ANAは食事も美味いし、お席もお便所も清潔‼️ 搭乗していつも機内で流れているBGMが泣きたくなるほどドラマチックで、今回も聞けるかとワクワクしてたのに、ジャズなクリスマスソングだった…ちとがっかり。機内で映画、「SUNNY強い気持ち強い愛」を見て、TKメドレーに当時の青春を思い出しエコノミーで目頭押さえて泣く。


10月から抗がん剤をロンサーフという飲み薬に変えたおふくろさん。11月には尿管ステントの交換手術もして、ここ1ヶ月くらい悩まされていた膀胱炎もすこしよくなった様子。免疫療法も同時にしており、いま注目の免疫療法、科学的立証がないもののやはり免疫細胞を体に戻してからの1ー2週間は調子がとってもいいらしい。しかしながら11月末にでた抗がん剤の副作用は、初めて経験する辛さで、腹痛、下痢、嘔吐の繰り返しで食欲もなく起きれない状態が数日間あったようです…泣。

12月初め、またCTスキャンを撮り直してオグちゃん先生の待つ腫瘍内科診察へ。スキャンの結果、肝臓と肺の癌がまたさらに大きくなってしまっていました。とくに肝臓のほうが、小さかった2つのガンが大きくなってひとつに合体してしまったという…泣泣。肝臓は手術で部分的にとってしまう人が多いけど、おふくろさんの場合にはそれができないんだろうか…。今回はなんとなくいいニュースではありません。おまけに12月入って少し熱がある日も数日でてきている。この数ヶ月間で少しずつだけど癌が大きくなってしまって、オグちゃん的にはロンサーフも効いてないと判断。また新たにスチバーガという抗がん剤を紹介されましたが、これは手足の痛みやしびれがでたり、血圧上昇とか、脱毛も副作用であるらしく、おふくろさんにとっては生活の質を落とす脅威の薬以外のナニモノでもない…。免疫療法も抗がん剤もやってるのに、癌がなかなか小さくならないことに失望や焦り、不安を感じているおふくろさんがいました。

カイチョが帰国してた間は免疫療法の後で抗がん剤も3週間ほどちょうどおやすみだったので、ものすごく調子が良かったおふくろさん。
今年買ったワインレッドのダウンをはおって元気に買い出し中‼️ 「買い物は正義‼️ミニマリズムはクソ‼️」が標語です。

買い物に出ると必ずジムで一緒だったオバトモに遭遇し、井戸端会議が延々と!このあともうひとり、もうふたりとどこからともなくオバトモ達が現れ、話が終わらず家に帰れない‼️ でもこんなふうに友達とばったり会って話すことがおふくろさんの活力源になるのです。

おふくろさんのいいところは、調子が悪い時以外では食欲が旺盛だということ。ですから、毎日食べたいものだらけで、カイチョと同じくらいたくさん食べるのです。おかげさまで35キロを一時切った体重もいまは40キロちょっとまで戻りました。それでもまだ元気な時よりかは数キロ痩せていますが、なかなか体重がもどらない患者さんもいるから、食欲があるということは本当にありがたいと思ってます。

12月18日に日本を出る前に電話でしゃべった時、お腹がずっと痛くてまた熱が少しあるとこぼしていたおふくろさん。カイチョが里帰りして一緒にかなりアクティブに過ごしたので、すこし疲れさせてしまったかな…とちょっと心配でした。そして今日12月20日、また腫瘍内科の診察日でしたんで、電話をしてみましたらなんと昨夜から高熱…今は41度近い熱で汗がまったくでなくて、熱いし寒いし食欲もないしで起きれないと弱々しく答えるおふくろさん。あんなに元気だったのに、どうしてこんな容態が急変してしまうのか…明日の体調がどう変化するかわからない、これが癌という病気なのかと思います。それでも朝から一応診察には行って、オグちゃんは尿路感染かインフルか…もしくは腹膜に癌が転移したか…と熱の原因をかなり疑っています。 とりあえずは早く熱が引いて、ガン熱でないことを祈るばかり。神さまどうぞどうぞおふくろさんの体を守ってあげてください。

久しぶりのスカッとする快晴の日、家の前をハッスル掃き掃除するおふくろさん。ホウキをあげてポーズとってくれました。

この1年ずっとおふくろさんのことだけを毎日思って、カイチョなりにがんばって支えてきたつもりです。おふくろさんがここまでなんとか病気を乗り越えて回復して 日常生活を送ることができてることに、医学的な治療だけでなくて、人間の持っている生命力の強さや気力、活力といったものを日々感じた1年でもありました。楽しいことや近い将来の希望とか楽しみはいい免疫力につながります。病は気からとも言われますが、本当にその通りなのかもしれません。来年もおふくろさんが生活の質を落とさずガン治療を続けていけるように、カイチョも引き続き支えていきます!


滞在最後、クッソ寒い中、精力絶倫のスミオくんと甘酒片手にお初、世田谷ボロ市へ!


寒さで身が持たん、膝も痛いしボロボロ‼️


目玉の代官餅はもうすでに売り切れごめんだった…残念。

ボロ市は帯やキモノが破格の値段なんだね!

久々の渋谷!若いころはセンター街でゴーゴーにやってましたけど、この歳になるとオヤジ狩りにあいそうで交差点渡るのも怖い。中年オヤジのわしとスミオくん、ひしっと腕組み合って交差点わたりました。からーの公園通り。いやぁここは懐かしい、若い頃はここでよくデイトしたり、ケンカしたり…思い出いっぱい公園通り、Sweet 19 Blues からのYou are the oneですがな!


渋谷、青の洞窟。クリスマスイルミンをオヤジ2人で見に行きました。メチャクチャ青い‼️これがブラックライトだったら、クラブみたいでいいのにな。


羽田で出発直前に見かけたポスター。


11時間40分かかりました。ミュンヘン到着直前に遠くにアルプスの山々がはっきり見えました。


舘ひろしまで登場のハズキルーペのCMからますます目が離せません 笑笑




本日もご訪問誠にありがとうございました!更新のはげみの潔きワンクリ、どうぞよろしくお願い申し上げますっ!あぁ、カウントダウンはじまったクリスマスの準備がクソめんどくせーっ!



















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2018/12/05

カイチョめでたく今年も生誕祭迎える!

みなさまごきげんよう〜、カイチョでございます。12月4日、カイチョは今年もまたひとつオトナの階段のぼりました!この世の中には、ありがたいのかウザいのか、嫌でも莫大に“繋がる”手段があり、FB、インスタ、ワッツアップ、ライン、FBメッセンジャー、imessage、電話、ありとあらゆる手段で一日中みなさまからオタオメいただきました。こんなクソどうしようもないカイチョのことをわざわざこの日に思ってくれてうれしかったです、本当にどうもありがとうございました!

さてカイチョは、ずっと正確な自分の出生時刻を知りたくて、母子手帳を探していたのですが、実家でどうしても見あたらなくて、今年の夏におふくろさんと病院に付き添ったときに、(おふくろさんが通ってる病院はカイチョが産まれた病院でもあるのです)自分の出生時間を知りたいと受付のナースに申し出ましたら、カルテ室から○十年近く前におふくろさんが出産したときのカルテを見つけてくれて教えてくれました。まだ膨大な量の昔のカルテがデータ化されていなくて、数日かけてわざわざ探してくれました‼️ 感謝です。12月4日午後5時20分にカイチョはオンギャァと世の中にでてきたそうです。おふくろさんいわく陣痛が夜中の3時ごろからはじまり、「12時間以上かかってあんたはやっとでてきたんだよっ」と言われました。

カイチョの実家にある写真アルバムがなんとアリにガッツリ食われてしまって、カイチョの幼少期の写真がボロボロに食われなくなってしまいました。アルバムからかろうじて無事だった小さい頃の写真を持って帰ってきました。その中にこんな写真が。

おふくろさんに聞いてみると、これはカイチョの初正月!生後1ヶ月くらいのときだそうです。サル顔デスネ‼️ おふくろさんは、着物を自分で着付けして (カイチョや、わしはお華だけでなく着付けの免許ももってるの、知ってたか!とチャットが送られてきました) カイチョとお正月を迎えたそうです。おふくろさんの髪型がなんともいえずクラシックです。あぁ昭和時代…。

そんなおふくろさんは12月4日に泌尿科で腎ろうの診察でした。○十三年前は産婦人科で元気にカイチョを産み落としていたおふくろさんがまったく同じ病院で今はガンの治療にあたっているという現実。「この病院にはとことん因縁を感じるわいっ」と、泌尿器科の待合室から毒チャット吐いてました。

自己アピールとリーダーシップを非常に好む国ドイツでは、誕生日には待ってましたとばかりに誕生日の本人がみなさまにビールを振舞ったり、ケーキを焼いたり、派手にパーティして大判振る舞いしたりと…なぜかおもてなしをしないといけないのです。わしら日本人のようにちょっと無口で内向的な人たちには、輝かしき自分の誕生日なのに、こんなバースデー文化がある意味時々クソ面倒なわけであります。カイチョの今年の誕生日も例年同様、すんごく静かでほぼいつもと変わらない一日でした。ボウズと朝のんびり会話しながら散歩して、明太マヨおむすびと味噌汁つくって食べ、午後ブリちゃんとの仕事をし、キャンドルライトで1時間ほどヨガ練習をして一日が過ぎました。こんな平凡ですがまったりした日をおくれることが小さな幸せ、感謝してます。

今日はこの歌でお別れー!


幸福は自分できりひらいてゲットしていくもんなんだよ、おじょうさん…ガラスの靴シラジラしく落とすんじゃねーぞ。見つけたらドブ川に放り込んでやる!

本日もご訪問いただきありがとうございまーす!また週末から今年最後のおふくろさんお見舞い里帰りでカイチョのジャパ行きさんです。おふくろさんの近況はまた後ほどブログ更新します!



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2018/12/02

今年のマリエン広場のツリーは?

クリスマス市でクソ混雑してるミュンヘンよりグリィァスゴット!12月にはいりましたねー、このまま2018年最後の23時59分59秒までクソ突っ走ってくことを心に決めたカイチョでございます。

週末におくさんとクリスマス市を冷やかしにマリエン広場まで行ってきました!

あーい、今年もツリーがお目見え、マリエン広場のクリスマス市です。午後6時だというのにこんなに真っ暗デスヨ!この景色だけはこのクッソ暗い時期を明るくしてくれて、毎年心ウキウキになりますね。

このマリエン広場に毎年現れる巨大なクリスマスツリーの下で、カイチョが若かりし頃は、毎年いろんな人と待ち合わせして、グリューワイン数杯ひっかけて、ババリア飯食べて、バーに行って、クラブに行って、ミラーボールの下でベイブと密着して踊りながら朝まで口説いていたもんです。カーッ、あの頃は精力絶倫、足腰も丈夫、髪にもハリとコシがあったしお肌も肝臓もピチピチで元気だったよな〜。なのに、いまときたら精力絶滅、膝は関節炎、右手はテニス肘、白髪だらけでトリートメントしてもハリがでない、お肌はシワクチャしみ抜き中、肝臓もきっと長年の暴飲でクソショボくなってるはず。しかし、生涯現役でいきたいカイチョ、まだまだギブアッポするわけにはまいりません‼️  話がずれました、この待ち合わせにぴったりな巨大クリスマスツリー、じつは毎年バイエルン州の違う地域からやってくるのです。ツリーの下に必ずどこからきたツリーなのかしるしてあります。カイチョのクリスマス市はこれを確認せなはじまりません!


で、今年のツリーはFarchant im ZugspitzLandから来ています!ツークシュピッチェっちゅうくらいだから、ドイツ通のみなさまであれば、だいたい想像つきますよね。そう、ドイツ最高峰のあるガルミッシュのあたりです。でもまじゲナウ(ドイツ語でExactlyのこと)どこよ?って思ったのでいちおうグーグルで確認。

どうやら…オーバーアマガウをチョイと超えたあたりみたいです。オートバーンでぶっ飛ばせば55分で着くとか現実的に数字が出てくると、このツリーを見てどこからきたんだろうとか、どうやって運ばれてきたんだろうとか、夢と探究心あふるるカイチョの少年ゴコロがコッパミジンにされますよねー。1時間もかかんねーとこからきたんかよ、つまんねーな、お前🎄って。


ツリー見学の後は、喉の渇きを麗しに大好きなアウグスティーナアムドムへ。ここのアウグスティーナがミュンヘンで一番美味しく感じるのはカイチョだけですかね? この薄いグラスででてくるのが好きなんです。


冬になると食べたくなるのがあったかいババリア飯。ゲテモノ好きな奥さんと一緒に調子にのってシュバインスブラーテン(ローストポーク)を。カイチョ、いろいろな理由で、四つ足動物をここ数年できるだけ食べないようにしているのですが、今日はこの輝かしきトンちゃんの命に感謝しながらいただきました。…が、このボリュームはカイチョの胃に重すぎました。肝臓だけでなく、胃もショボくなったのね。キャベジン飲まなきゃ。

ボウズはオモチャで歯を鍛えてます。


本日はファーストアドベント。これからクリスマスまで毎週日曜日に一本ずつろうそくを灯していきます。昔はカイチョ家もクラシックなアドベントクランツでしたが、最近はロウソク4本買って適当にクリデコして済ませてしまってます。これはまたこれでショボくない!いつかまたアドベントクランツ手つくりしてみたいな〜‼️


カイチョ〜、クリ市ツリー下待ち合わせから〜のババ飯、バーとクラビング、今度一緒に参加させてぇ〜❤️というかた、ぜひポチッと潔き一票を!本日もご訪問誠にありがとうございます!