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2024/01/14

カイチョ家と自分勝手なヤカラ達と騒音問題

あいかわらず氷点下のミュンヘンからグルウスゴット!今年はブログを週一で更新する(ように努力する)、という目標を掲げたカイチョでございます 。いやぁ毎日クソ寒い、能登半島の被災地と天候がかぶり、毎日祖国からはいってくるニュースにこころいたみます。


上の写真、この時期にミュンヘンでよくみられる光景なんですが…捨てられたもみの木の山です。長くミュンヘンに住んでますが、クリスマス後には街のいたるところでもみの木が捨てられるようになったのは最近です。カイチョと奥さんのような真面目で善良な市民は、ちゃんと所定の場所にわざわざ車借りて捨てに行きます。それがクソめんどくさくなって、ツリーかざらなくなったんですけど、所定でないところでもみの木ポイ捨てするのは実際ミュンヘン市は許可してないはずなのですが、いつの頃からか、ひとりがすてはじめてそれを真似するヤカラがでてきたのですね。

クリスマスの間に美しく目を楽しませてくれたであろうもみの木達が、無惨にポイ捨て。やれ環境問題だ、やれリサイクリングだ、やれ脱原発だ、やれ動物虐待だ、やれ騒音だといちいちクソ厳しい国民なのに、なんかこういう都合よく自分勝手な捨てかたってどうなの?ってカイチョ毎年思います。ツリーの山は今日も断然大きくなっていますよー!



ここ最近ご近所騒音トラブルが続いてます。

①パブの爆音
カイチョ家の向かいに小さなパブがあるんですが、ギリシャ人経営で日中はギリシャ人のおっさんたちがたむろってお茶したり、あぁでもないこうでもないとオヤジたちが小言を言い合ってる憩いの場です。カイチョ家が現在のアパートに引っ越した15年前から営業してるパブです。このパブが最近、ヤング達を相手に夜遅くまで開いていて、しかも夜にはDJ入れて爆音でパーティするようになったんです。クラブという形態ではない店だし、サウンドプルーフなど防音設備がまったくないので、爆音でオト出されると、4つ打ちのベースがまわりの建物に反響してブンブン聞こえるのです。去年は深夜に何回か奥さんと2人でパジャマ姿でお願いだから音小さくしてくれってお願いに行ったんですが、あちらはもうギンギラギンにパーティモードなので、警察に電話するよって脅迫しないとなかなか聞き入れてもらえない。大晦日の日は、明けましたおめでとう時刻から朝7時半までずっと4つ打ちがこだましておりました。勇気をふりしぼって奥さんがネグリジェにコート羽織って数回乗り込んでいったのですが、「今日は大晦日だよ、オバハン」くらい言われてしょぼんと肩落として帰ってきました。で、最終手段でポリツァイ(ポリスね)に電話でヘルプ要請したんですが、「大晦日でどこもかしこも騒音で対処しきれない。申し訳ないが今日は我慢してくれ」と。こうくるだろうとは思ってたけど、とにかくまったくといっていいほど眠れなかった…。

翌日元旦。昨夜のトラブルをうけて、奥さんと一緒に今後のアドバイスをもらいに警察署へ。昨夜の話をしたら、いわくつきのパブなのか、すぐに「あぁあそこな」ってわかってくれて、とりあえず昨夜大晦日はごめんなさいという謝罪からはじまり、法律上22時から6時まではうるさくしてはいけないので、次回聞こえたらすぐに連絡をしてほしいと。次回連絡があれば、すぐに駆けつけて店にまず警告、そのあと3−40分後に抜き打ちで戻り、またうるさくしているようであればその場でスピーカーや機材取り押さえ撤去、そして罰金または営業停止、ライセンス剥奪などあらゆる措置をとりますとのこと。次回ないことを願いますが、絶対にそうは思わないのでとりあえずこういった形で警察が善良極まりない市民であるカイチョ家の安眠を守ってくれるということだけでもわかってよかったです。

②まさかのエアビー騒動
そして新年明けてから数日後…。こんどはカイチョ家の下の階からまたもや爆音、そして深夜12時バースデーソング大合唱が!下の階、ここ15年間オフィスで使われてたのですが、最近所有者が変わったのかずっとリノベしてたんですよね。で、先月あたりからスーツケースごろごろしながら人が入れ替わり立ち替わりはいってくるんで、いったいなんだろうなって思ったら、どうやら民泊になったらしい…。ミュンヘンは正式にバケーションアパートとして登録しない限り、エアビーとか民泊みたいなのは違法なのですが、よくみるとここブッキング.コムにもすでに掲載されていて、しかもね、ベッドが6つあるらしく、12人まで宿泊可能ってあるんですよ!びっくりモモの木、アパートの住民みんなそんな話聞いてない‼️しかもいちばん騒音被害こうむるの、真上のカイチョ家じゃないですか…。しかもオクトーバーフェスト時期の料金いくらだと思います?貪欲に一泊1900−2200ユーロが2週間続いてました。っつーか、これって12人専用アパートといっても過言ではないでしょ?そうでなくても、オクフェス時期って近所が騒音だらけなのに。静かに滞在してくれればなにも文句はないんです、ただオクフェスで12人も一つ屋根の下暮らすなら、沈黙の滞在はふつうにありえないですよね。下界とトラブルあったらポリツァイとスクラム組んでがんばります。

③ドイツプロレスファミリーの引越し
カイチョの上の階に住んでるドイツ隣人。引っ越してきた2017年あたりから、めちゃくちゃドタンバタンと音を立てて暮らすカップルで、バックドロップキックとかプロレスでも毎日やってんのかなって思ってました。音だけでなく振動までくるんですよね。そのカップルにもひとり子どもが生まれあっちゅうまにふたり目も生まれ、相変わらずのプロレス音とともに泣き叫ぶ声も同時に聞こえてくるようになりました。時々、「まさかプロレスどこか虐待でもしてるんじゃないか」ってヒヤヒヤしたことが何回もあります。そんなプロレスラー達が、「我々入籍しまして、引っ越します!つきましては今夜盛大にパーティをしますので、うるさくなると思いますがご了承ください」という張り紙をだしたのは、10月のこと。「やった!やっと引っ越してくれる!」と思い、奥さんと2人でおめでとうシャンパンまで渡したのに、年末になってもいっこうに出る気配がない。おいおいまさか延期か!?と思いきや、先日奥さんがばったり遭遇したときに痺れ切らしてきいたらしく、今月末にはオサラバだということがわかりました。ここ数日パッキングしてるのか、プロレス音も早朝から夜遅くまでひっきりなしです。上からも下からも騒音くらっているカイチョ家ですが、まぁこちらからもお返しに食らわせればいいと、人生いろいろ、北酒場、雪国からはじまりありとあらゆるJpopを毎晩金のマイクで大熱唱しております。


先日ぶらぶらしたらKAREというインテリアショップでトッティ発見!KAREは青山に店出してます。東京にもトッティいるんだろうか、次回見に行ってみよう。

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このネオンめちゃくちゃかわいい、参鶏湯食べに行くぞ!


今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!寒い冬、みなさまご自愛ください!




2024/01/08

ベルヒテスガーデンのお正月!新年あけましておめでとうございます。

みなさま新年あけましておめでとうございます!元旦の祖国から悲しいニュースがたて続けにはいって、なんとも言えない年明けでございます。日に日にわかってくる能登半島の状況や避難されてる方々のことを思うと胸が痛みます。またこんな寒い冬の時期に、しかもめでたい新年にこんな地震が起きちまうとは…とにかく被災されたみなさまが少しでも早く体とこころが休まる日常が戻ってきますようにと、状況を見守り祈るばかりです。


今週からミュンヘンもまたごっつい氷点下の日々…。どこもかしこもツルッツル!カイチョ、毎日シコ踏み筋トレして、氷上の安定歩行目指してます。

四つ足のペッピーノもすってんころりん5秒前!


さてカイチョと奥さんは1月2日から2泊3日でオーストリア国境に近いベルヒテスガーデンでお正月を過ごしました。ベルヒテスガーデンはミュンヘンから電車で3時間、オーストリアのザルツブルグは目と鼻の先です。ここはカイチョ家がミュンヘンに引っ越してきたころからずっとひいきにしてる、アルプスに囲まれた美しい保養地です。ドイツで3番目に高いヴァッツマン山(2713m)や、美しいケーニッヒ湖、ヒットラーの山荘で知られるケールシュタインハウスなどみどころもたくさんなのに、日本人にはあまり知られていなくて、その昔トッティやカイチョのおふくろさんやオヤジさんとも一緒に旅行にきた思い出の地です!


今回はずっと泊まってみたかったホテル、ケンピンスキーベルヒテスガーデンへ!👉ケンピンスキーベルヒテスガーデン



正面玄関から中にはいると, 大きなツリーとくるみ割り人形がお出迎え! こちらは1月6日にクリスマスを終えるので、この日までツリーも健在です。

まさに等身大のくるみ割り人形!この人形、木製で口がアイーンってパカパカ開きますよ!その頑丈な顎でくるみを割るんですね。その昔一緒に働いた上司女史がこのくるみ割り人形そっくりだったのを思い出す。

レーブクーヘンでできたヘンゼルとグレーテルのお家もありましたよ!!

ケンピンスキーの実習生によって、30キロの生地と30キロの砂糖で40時間以上かかって作られたと書いてあります。こんなもん絶対たべたくねぇ…。


カイチョと奥さんの泊まったお部屋はこちら!




部屋からは西側の山々のパノラマビューが一望できる素晴らしいお部屋でした!また後に書きますけど、クリスマスと大晦日にかけて、非常に不快な騒音トラブルがご近所さんでありまして、久しぶりに音がしない部屋で、あの世に帰ったようにコンコンとゆっくり眠れました!


ホテルにはスパやサウナ、温水プールも!カイチョの海パンはパンガン島で捨てて帰ってきてしまって以来、新調してないので今回はサウナだけ。サウナはもちろん混浴ですぞ!カイチョもドイツに住んではや人生半分、ブロンドベイブやオバハンやおっさんと高温密室ベロンボロンの裸の付き合いにもためらわなくなりました。いやぁ、郷にいればといっても、習慣というものは恐ろしい。

この上の写真の向かって右の山頂にあるのがヒットラーの山荘です。下が拡大写真。この山荘はケールシュタインハウス、英語(アメリカ)ではEagle’s nestと呼ばれ、海抜1881mのケールシュタイン山頂にヒットラーの誕生日プレゼントとして建てられたそうです。夏の間だけオープンされていて、観光客でにぎわってます。中は内装されてレストランになってます。





翌日はこの時期のドイツにはめずらしくババリア晴れ!なので、せっかくのお天気を無駄にすることなく、お散歩へ!


12月頭にふったドカ雪はどこにいってしまったのか?くらい雪がなかった!

 
1時間くらい歩くと、いきなり視界がひらけてこんなに清々しい景色が目の前にとびこんできました!いやぁ、あっぱれです。左側がヴァッツマンですが、ドイツ最高峰ではないですが、カイチョのなかではドイツの富士山的シンボルなんですね。綺麗な姿が新年から拝めてめちゃくちゃ嬉しい!


ホテルに帰ったらお腹がすいたから、ゲテモノ好きな奥さんはシュニッチェル、カイチョはクラブサンドイッチ。しかしながら、とにかくなんでも高いです。まぁ、ちょっと標高高いところに位置してるし、それなりのホテルだし、物価高だからしょうがないんですけど…しかしながら地元ビール一杯9ユーロ、っちゅうのには口から泡吹きました。奥さんとふたりで2杯ずつのんで36ユーロをビールに使った計算になります、はい、マジクソ。


これが噂の一杯9ユーロだ!

で、しかもこのホテルには日常では滅多に接点がないような様々なジャンルのゲストたちがヒットラーの山荘のふもと、一つ屋根のした和気あいあいと宿泊してます。ビトンのスーツケースを山のように抱えるザ.真面目で優秀絵に描いたようなドイツ人家族もいれば、ボトックスで顔がぱんぱんに腫れ上がったシリコンボインのロシアンブロンドベイブもいるし、上下ジャージでポルシェを乗り回してどんな闇商売してんのかな…っていうようなコワモテスキンヘッドのおっさんもいれば、マクドナルドをテイクアウトしてタクシーで戻ってくる中国人家族もいる。それときゃわゆいワンコもいっぱい泊まってるんですよー!


今年も新年の目標みたいなもん、考えてます。目標はでかくなくていいので、小さくてハードルが低いものをたくさん達成したいですね。あと今年は人生後半戦に向けて準備すべく、ライフスタイルを少し変えたいかな。今年もみなさまにとって健康でたくさんの幸せが降ってくるような一年でありますように!カイチョも日々精進いたします、本年もどうぞよろしくおねがいいたします!


















































2023/12/29

ゆく年くる年、カイチョから暮れの元気なご挨拶!

年男うさちゃんのカイチョでございます!みなさま、おさむぅございますが、いかがおすごしでしょうか?今年もあっちゅうま、本日奥さんがラグビー女史会で、朝からパブへそそくさとでていったので、おひとりさまのカイチョはちょっと早めに一心闘魂の雑巾がけしながら、あぁ今年もあっけなく終わる…と、いろいろふりかえってました。
先月JIKKA特別養護老人ホームに里帰りしていたときに、わしらの青春の六本木のイルミ。港区ベイブどころか大声で叫びながら会話をするアジア人観光客でけやき坂が汚染されてました。

トーキョーから飛ぶ前日、ミュンヘンが豪雪でトーキョー便に乗るはずだったルフトクルーの友人Rくんから「カイチョ、とんでもねぇ大雪でミュンヘン空港閉鎖でトーキョーに飛べません。明日の歌舞伎町昼飲みはキャンセルでお願いします」と。かぁー、12月はじめっから大雪かますなんていい度胸してるじゃないか、ミュンヘンや!と、カイチョのフライトもキャンセルかと思いきや、全然余裕で飛んでしかもしれーっと無事着陸だししかもピーカン。苦笑

 

しかしこんなに市内で雪がつもったのって、かなり久しぶりでしたよ。20年以上前はよく積もってましたけど、最近は温暖化っちゅうんですか?やばいね地球が。

帰ってきたミュンヘンはクリスマスだらけでお祭り騒ぎでした。市内をぶらぶらして、いっちょグリューワインでも景気ツケに飲むかーと青空市場にでているお気に入りのAlpenwahnにふらりと寄ってみると… 「カイチョ、カイチョー!」と手を振っていたのは偶然にもトーキョー便に乗れなかったRくん。まさかの再会!かれの高校の同級生がAlpenwahnの経営者で、Rくんも乗務してないときは手伝ってるんだそうです。なんだかしらんが、たくさんホットワインやらショットやらおごってもらっちまいました。カイチョどこにいっても酒が無料ででてくるんだな…

赤いネオンでいい雰囲気のAlpenwahn

カイチョの独断と偏見で言わしてもらうと、ホットワインってクソまずくて、おまけに悪酔いするし、こんなクソまずいもんみんなよく飲めるね、っていつも腹の底から思ってるんですが、ここAlpenwahnのホットワインはめちゃくちゃ美味しいんですよ!ワインやら一緒に煮込むハーブやらね、ほかのボッタクリの店とは質が違うの、質が。だから、みなさん絶対ミュンヘンクリスマス市にきたら、ここのホットワインを飲みに行ってね!Rくん、美味しいホットワインごちそうさまでした!来年も襲撃するよ!Alpenwahnのサイトはこちら👉Alpenwahn


しかしオクフェス同様、クリ市のツーリズムもわんさかで、しかもマライアの曲に急かされるように、みんな般若みたいな形相でクリスマスショッピングするもんですから、市内はまるで地獄絵図でございます。ことしは残念ながら大好きなマリエン広場のツリーがライトアップしてるのもまだみれてません。

下からパシャリ!今年はシュタルンベルグ湖のほうのKönigsdorfという村からのツリーだそうです。

クリスマスイブは暴風に雨の大荒れの天気となりました。おかげで街のツリーたちが風でバンバンなぎたおされてしまった。やっぱり地球くるってるわな。なんとかせなあかん!
 
うちの奥さんも歳なのか、最近ツリーを飾りたいと言わなくなりました。カイチョたち、息子トッティを5年前に亡くしてから、毎年クリスマスツリーを飾りたいと思わなくなりました。クリスマスにはツリーとトッティがいつもセットだったので、なんだか坊やのいない部屋でツリーを見るのは辛いんだと思います。最近は加齢で食欲も失せてきて、クリスマスのご馳走とかも、もはや考えるのもつくるのもおっくう。

そんなでも毎年25日クリスマスには、アイリッシュファミリーのアラン家がいつも自宅に招待してくれるんです!
アラン家とは20年以上の付き合い。奥さんのラグビー仲間ですが、子供たち3人は生まれた時からずっと成長を見てきました。小さかった愛らしい子どもたちが、今じゃみんな10代後半でおおきくなっちまって、アラン家はカイチョ家2人入れると最低でもいつもアダルト7人分の料理を用意してくれるわけです!この七面鳥丸焼きも10キロ近いはず。

これはアイリッシュハム。肉オンリーですよ、ほんまに。

しかもこんな大量の肉祭りのあとで、生クリームと砂糖オンリーのデザート付き。アラン家の強靭な胃袋にカイチョ家はもうついていけない… デザートを切ってくれるのはアラン家の次男坊、現在プロのラガーマンを目指してアイルランドの寮生の高校でラグビーに学業にがんばってます。



先日起床したら、オヤジ仲間のモチツキくんから我が国の誇りフジヤマの美しいお写真が送られてきました。モチツキくん、とんぼ返りの広島出張で牡蠣すら食えずじまいと半べそかいてました。

そう、今年はカイチョの大事なオヤジ仲間2名が命に関わるようなたいへんな病気にかかっていたことがわかりました。ほんとうに幸運なことに2人とも無事手術を終えて、順調に治療と療養生活にはいっています。大事にしていた2人の親友ですので、病気のことを後々聞いた時はほんとによく乗り越えてくれたと涙がでました。命というものはどこでどうなってしまうかわからないものです、だからやはり健康第一ですね。カイチョも人生後半戦、元気があればなんでもできるっちゅう言葉を胸に健康管理、体もメンタルもしっかりやっていきたいです。そして日々忙しくて情報が多すぎてわけわからん目まぐるしい日常の中でも、時間をとって会いたい人に会える時に会いに行きたい。切にそう思います。

長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!2023年もあと残りわずか、みなさま、ことしも本当にいろいろお世話になりありがとうございました。みんな健康でハッピーで、めちゃくちゃ良いお年をお迎えください!





























2023/10/15

乾杯完敗!2023熱血ラグビーW杯フランス大会

すっかり寒くなったミュンヘンよりグルウスゴット!ヒートテック着込んだカイチョでございます。今日はカイチョのクロゼットも衣替え、ひと夏世話になった半袖たちにグッバイサマ〜おつかれサマーいたしました。

すっかり秋空、オクフェスの残骸がむなしい。さむいっすよ。

ラグビーW杯で盛り上がってるヨーロッパでございます。残念ながらドイツはラグビーよりもサッカーで、ラガー女史の奥さんいわく、ドイツラグビーはあまりにもお粗末で話にもならんそうです。しかしながら、奥さんも長年ミュンヘンラグビーにたずさわってますし、クラブチームはたくさんあるのです。

2019年の日本開催、わしらもしっかりスタジアムに見に行きました。アイルランド対日本戦、優勝候補アイルランドを見事に叩きのめしたこの下剋上マッチはまさに誰もが予想しなかった。カイチョにとっては奥さんのご機嫌とりに数日かかりまして、「静岡掛川離婚危機の乱」として記憶に残ってます。

2019年の対アイルランド戦、掛川の乱


そして2023年、今年はフランス大会。いやぁ、日本戦くらいチケットあまっとるだろ、と甘く考えてたのは大間違い。今回は日本開催のときよりもどの試合もまったくもってチケットがとれずで、布団の上で泣きべそかきながら現地入りをあきらめていました。そんな矢先、奥さんのラグビー仲間で旧友のチリベイブ、ミッシェルさんが「カイチョ、日本対チリ戦チケット2枚アルワヨ、一緒バモス?」と声をかけていただき、日の丸のはちまきしっかり頭に巻いて、全身赤と白に身をくるみ、一路フランス南部のトウルースに奥さんとむかったのでありました。

レンガの街トウルーズの市庁舎に掲げられたわしらの輝かしい日の丸

試合前日、市内の和食屋「イオリ」さんにて。どこからともなく湧き集まった欧州在住日本人ラガーオヤジたちと親睦会。スタジアムでは一丸となって応援しようではないかと意思確認しあう。昭和世代の結束力はすさまじい。

オヤジたちは散らかし方もすさまじい


試合当日、朝からおてんとさんがギラギラと降り注ぐ。




円安なのに遠路はるばるたくさんの日本人サポーターが…!カイチョの目頭が熱くなる。みんなで肩組んで行こうじゃないか!



カイチョたちの席はもちろんチリサポーター側だったんですが、とにかく選手との距離が近く、ど迫力な席をいただけました。しかも絶好調に炎天下13時キックオフ。不思議なことに日陰席は全て日本人サポーター側で、ひなた席は全てチリサポーター。こりゃ日本人のために、ラグビー協会の粋な計らいなのか?!と


君が代を異国で聞くと胸が熱くなるのはカイチョだけでしょうか!




日本のファーストトライ!決まった!

しかしもって、炎天下のなかで観戦するのはまさに地獄にも近いもんがありました。それでも一丸となって応援すると決めたからには、ニッポンチャチャチャをやめるわけにもいかず。おてんとさんは容赦なく上から照らしつけるうえに、それに輪をかけて盛り上がるチリサポーターのムンムンなラテン熱気!滝汗脇汗屋外なのにサウナ並みでした。しかも馬鹿げたことに、水の持ち込みが制限されていて、たくさんの人がボトルを入場のときにとりあげられてました。それなのに、水買うのにも長蛇の列。カイチョの水筒がラッキィなことに没収されなかったので、奥さんとふたりで一口ずつちびちびのみながら、なんとか約2時間しのげました。



今回チリははじめてW杯出場、しかも初戦っちゅうことでやはり盛り上がり方もふつうじゃぁなかった。結果は日本勝利でしたが両チームは炎天下のなか、素晴らしい試合をみせてくれました!このチャンスをくれたミッシェルさんと奥さんにあらためて感謝、ムチャスグラシアース!そしてスタジアム土産にもらったドカタ焼け、いい思い出でございます。



試合終了後、スタジアムに流れる曲にワシら日本人は耳を疑いました!そう、長渕剛の「乾杯」が大音量でかかってるんですよ!スタジアムのみんな一瞬鳩が豆鉄砲食らったような顔して、すぐに披露宴会場のごとく大合唱になりました。異国で聞く長渕、カイチョの目頭をまた熱くさせてくれました。かーっ。あぐらかいて味噌汁納豆卵かけご飯食べる時、ほんとに日本人に生まれてよかったといまだに思う瞬間ですが、異国の長渕剛も不意をついてきて、あぁ日本人に生まれてよかったなとトウールースで痛感したカイチョでありました。


残念ながら我らがブレイブブラッサムたちは準々決勝には進みませんでしたが、ネバーギブアップで勇敢に戦ってくれました。4年後のオーストラリアに期待します。いつまでも、カイチョ応援するよ!



昨夜、うちの奥さんの愛するアイルランドもオールブラックスにやられてしまいました。アイルランド、ほんとに順調に勝ち抜いてたし、悔しいです。一緒にパブで観戦しましたが、奥さんの落ち込みようといったら。友達のラグビー女史たちもみんなグリーンに身を包んで集結してたんですが、いやぁ、みんなゾンビのようにうなだれて泣いておりました。カイチョ的には慰めにクランベリーズでもいっちょ歌ってやりたかった。

 
そしてそして、フランスも1点差で南アフリカにまけちまいましたー!アイルランドが負けちまったから、開催国フランスには是非とも優勝していただきたいと思ってたのに。接戦でしたからひじょうに悔しいですね、フランス国民みなさん悔しい思いされてると思います。やけ酒しちゃうかな。



長くなりましたが、最後までよんでいただきありがとうございました!優勝はどの国になるんでしょう、カイチョ楽しみであります。


























2023/10/11

歴史的記録更新!狂喜2023 オクトーバーフェスト!

みなさま、大変長らくご無沙汰しとります、カイチョでございます!2022年日本での隔離ブログを最後に息絶えてしまいました!コロナ時代もやっと終わったと思ったら、あっちでもこっちでもドンパチはじまり、しかも地球沸騰時代到来、次からつぎへハッスルハッスル…コロナ時代も大変だったが、日常が戻ったらこれはこれでまたハッスル。

最近のペッピーノ。最近コイツがトッティと同じくらい可愛くて可愛くてしょうがない…またワンコと暮らしたいな。



先日めちゃくちゃショックを受けました。カイチョが2004年から2009年にかけて日常を書き綴ったブログ、ミュンヘンオヤジ会便りが抹消されてました。20年前の2004年の頃のオクトーバフェストのこととかいろいろあげてたので、懐かしくなって見てみたら、ブログサービスが終了したらしく、綺麗さっぱり消去されてました。おふくろさんが亡くなったあと、おふくろさんの長年書いてたブログもあとかたもなく消えてしまってとてもショックを受けたので、今回もなんだか意気消沈。いやぁ、やるせないけど、デジタル上だからおそらくブログ返してくれともいえないし…気持ち切り替えて前向いていきますかね。思い出はココロの奥底にしまっときゃぁいい。

2023年オクフェスも終わり、やっとミュンヘンの街に静けさが戻りました。コロナ時代にフェスがなくて、近所住民のわしらにとってはうるさくない、きたなくないで非常によかったんですが、今年は去年よりも発狂度がすごかった。毎朝10時前から夜までひっきりなしにフェス会場への人波が絶えない、しかも夜11時くらいから毎晩のように動物園なみの奇声や雄叫びがするんですね。明け方にはバーだかクラブ帰りなのか、若い連中の歌声、口論やケンカもしょっちゅう…お願いだから、朝4時とかに大声で歌ってくれるなと!しかしながら、やっとマスクなしで、飛沫しながら安心して社交できる日々が戻ってきてくれたおかげで、今年は歴史的記録更新の720万人がオクトーバーフェストを訪問したそう。ビールも歴史的記録更新の一杯13-15ユーロ。かーっ、ひどいボッタクリであります!それでもみんなこのボッタクリビールをテントでのみたいし、ウェイトレスさんたちがたくましくジョッキ抱えてくる姿を見たいし、キュートなデアンドルをきたボインでブロンドのベイブたちがジョッキ片手に椅子に総立ちで踊るのにジョインしたいし、いろんな理由でこの世界最大のビールフェスといいますか、世界最大の合コンに遠路はるばる世界中から来るわけですから、いやぁすごいもんだな、と。

はーい、何年ぶりのアウグスチナテントだよん


カイチョと奥さんはしっかり腕を組んで最終日のフェスに行ってまいりました!オクフェスはいつも最終日が一番いい感じなのですね、ツーリストも減って地元民がおおくてリラックスした雰囲気で。「いやぁ今年もビー戦おわっちゃうねぇ」なんてクソ真面目な顔して飲んでるお隣さんと最初は社交辞令で言いながら、乾杯してビール飲んだら無礼講。ウェイトレスさん達も最後だから愛想がいいし、ビールもすぐ持ってきてくれる。チップもばんばん弾んじゃうよ!

アウグスチナテントの最終日午後、もうみんなできあがってますよ!

数年ぶりに行ったオクトーバーフェストで、やっぱりすごいわな、と思ったのは、テントには多い時で1万人くらいいるんですが、みんなビール飲んでて、隣の席に座った人ともすぐにハロウ、とうちとけてしまうという。しかもケンカがあまりおきないし、ほんとに国境超えての大宴会。この楽しい雰囲気を味わうだけでも、やはり一見なのだなと思います。ここ5−6年でかいテントに足を運ぶ気力がなくなって、ちっこいテントによく行ってましたが、やはりデカ箱で飲んだほうが断然たのしい。改めてそう思いました。昔、タイは若いうちに行けっていう、タイ航空のCMありましたけど、カイチョ言いますけどね、オクフェスは若いうちにいけ。このCMもつくってほしいです。



2023年のビー戦は、沸騰時代に感謝すべきなのか、めずらしくほぼ毎日ピーカン夏日で、ビール消費もすごかったんじゃないかと思います。

おまけのピクチャ。フェスで食べると高いから、近所のドイツ飯屋で白ソーセージのお朝食。年に1回くらいしか食べなくなったけど、うまいっすね。

ついでに、フェスビールプライスはボッタクリだから、銭湯行く前にシャワー浴びるのと一緒で、フェス行く前にビール流しこむ。



本日もお忙しいなか、ご訪問ありがとうございました!
次回もがんばって更新いたしますです!