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2017/01/22

デイムミツコ、ミュンヘンに現る!

こんちは〜〜、あまりの寒さで肩かちかちで首が回らなくなってしまったカイチョです。ヤバイ〜〜。まったくもって、この寒さいつまで続くんでしょうかね…先日17年もお世話になってる某科の先生とこ定期検診いったんですが、先生はミュンヘン郊外の田舎にすんでるので、ミュンヘン市とやはり気温差があり、朝出勤時など、だいたい家のあたりはー16度だけどミュンヘン市はー9度とかなのよね…。なんちゅーこった!

最近寒くてナイトライフとかもう体力も気力もなくて全然お手上げです。バーでビール数杯のんで、冷たい空気に当たるとカーンッと一気に血圧上がるんだか、酔いが一気に回って家に帰るのも一苦労。雪国ライフはカラダにいいことひとつもありません。そんなイケイケなナイトライフ中断中なわけで、先日金曜日、奥さんと一緒に清く正しく正装して、ピアノコンサートに行ってまいりました。ピアニストはデイム・ウチダミツコさま、場所はレジデンツ内のヘラクレスザールというホールです。

カイチョ家の前に広告塔があるんですが、そこで去年、先日のみっちゃんのコンサートのポスターが貼られてたんです。奥さんに「カイチョ、この人知ってる?」って聞かれて、あまりピンとこなかったんですが、日本人名だしレジデンツでやるっちゅうからにはビッグな人なんだろうなとは思い興味を持ちました。その数日後、奥さんがたまたま読んでいた小説に「ウチダミツコのピアノのような音でナンチャラカンチャラ…」という表現が出てきたらしく、奥さんが大興奮!そしてカイチョも、クラシックが大好物な祖国のオフクロさんに電話で聞いて見たら、「カイチョやぁ、ミッちゃん知らんのか!ミッちゃんは日本ではあまり弾くことないから、そんな珍しいチャンス逃しちゃいかん!」と、鼻フガフガ息切らしながら言うんで、今回コンサートに行くことになったのでした。

 
はーい、オデオン広場からホフガルテンにはいり、ヘラクレスザールの正面玄関へ。完璧、天然冷凍庫でっせ!雪がずーっとパウダーのまま。

 
ヘラクレスザールの正面玄関です。暗い〜〜‼️

中に入ると

 
この先のクロークでコートを預けて

 
階段上がりますですよ〜〜!この階段とこにかかってる、青い絵画…なんかすごく惹かれたんです。キャンバスにオイルじゃないかと思います、アブストラクトな青い作品なんだけど、瑠璃色で綺麗です!

 
どこにいってもリセプションホールで、じいさんばあさん談話してます。しかし今回は年寄り率高し!カイチョ、体力も気力もヒィヒィいってるのに、こんなところにきては老人に生気をますますすいとられそう!生き血吸うかのごとく若いベイブたちのなかにマギレタイ…

 
談話ホールぬけるとコンサートホールです。初めてきました!キャンッ (カイチョの乙女心揺すぶられたときの嬉しい悲鳴)
なかなか空間があっていいです!

ここヘラクレスザールは、レジデンツに隣接しており、もともとルードビッヒ一世の謁見の間として使われてきた玉座のある大広間だったそうですよ。それをリノベしてコンサートホールにしたのだそうです。収容客数1800人以上、1986年にイザールの向こうにガスタイク音楽ホールができるまでは、ミュンヘンのクラシックコンサートのほとんどがここで行われたんだそうです。ヘラクレスザールという名前の由来は、上の写真にもありますように、ホール内にかけられているギリシャのヘラクレス神話をモチーフにしたタペストリーからだそうです。このタペストリーは会場内の2階両サイドにかけられていて、1556年にバイエルン公のアルブレヒト5世によって作成されたもんだそうです。

 
カイチョたちの席前から10列目。一番はじっこでしたが、ミッちゃんの指先の動きが素晴らしくよく見れました。もうなにかにのりうつられた感じで演奏されてました!

デイム・ウチダミツコ…1948年に熱海で生まれた彼女は日本人でしたが、現在は英国籍を取得してロンドン、ノッティングヒルに住んでらっしゃいます。外交官のご家族とともに12歳のときにウィーンに引っ越し、ウィーン音楽院で学び、ロンドンへ。彼女のパートナーは「世界最高の知性100人」に選ばれた、英国の上級外交官ロバート・クーパー氏。またミツコは大英帝国勲章 「デイム」Dameの号を受章しています。エリザベス女王から経済人、文化人、芸能人、スポーツ、社会的奉仕活動などで貢献した人に贈られる勲章です。

英国、ザ・ガーディアン紙がみっちゃんとに独占インタビューを記事にしてましたので、カイチョがオモロイと思ったことここに訳しておきます。

1.ミツコの人生のサウンドトラックにする曲は?
モーツアルトのMarriage of Figaro, この曲には生死以外全ての人間の感情が表れている。

2.ミツコが熱狂的になってることは?
ツールドフランスとスドク。ミツコはスドク10に挑戦中。

3.音楽以外でミツコが儀式的にきまっていつもすることは?
ダージリンティーの春摘みの一番いいものを買って、次のがでるまで1年間飲む。

4.ピアノについて
シュタインウェイのピアノを4台所有。一番古いのは1962年に作られた、ニックネーム "The oldie"。まだまだ現役の音。
2番目は練習用。3番目はニックネーム、"The boy from Munich", スポーツカーに乗ってるのと同じ感覚。4番目はまだ若いピアノ。ヨーロッパの都市どこかに保管できる家を探したい (どうやらミツコはコンサートごとに自分のピアノを会場に運ぶこむらしい)

5.日本で生まれ、ウィーンで育ち、ロンドンで生活とかなり国際色ゆたかな人生をおくられていますが…
3ヶ国語全ての言葉が残念ながら完璧ではない。日本人の妹や身内とは日本語、それ以外はほぼ英語で生活。音楽的なことを考えたりするときはドイツ語、ウィーンで音楽を学んだのがドイツ語だったから。


 
デイムミツコの演奏は、優しくそして力強く、さまざまな感情が素直に表現されて、彼女という人を垣間見れるような演奏でした! 老人率8割でしたけど、聴きに行ってよかった!そしてカイチョもデイムのように、3カ国語の言語がすべて中途半端…それでもデイムのピアノの音色のように、人生めげす、優しく力強く、感情素直に丸出しに楽しく生きていきたいと思いました!


カイチョ、バレエもピアノも幼い頃習っていたんだけど、くそ大っ嫌いなお稽古事だったんだよね…だから長続きしなかったけど、幼いカイチョのキモチワカルヨ…というかた、ぜひポチポチっと!子供には嫌なこと押し付けたり習わせたりすると、カイチョみたいなロクデモナイオトナになりますから、世の中の親御さんたち、くれぐれもお子さんのお稽古事選びは慎重に‼️

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2017/01/04

寒空に雪が舞う、スワンが舞う、チュチュが舞う!カイチョのアケオメ物語2017年編。

みなさま、アケオメでございます〜〜!カイチョ家一同、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。昨年に引き続き、カイチョのブログに懲りず訪問していただいてマコトにありがとうございます!今年もめいっぱい書いてやろうとおもっております!

いやぁ、2016年大晦日までやることいっぱい、頭んなかもいっぱいで駆け抜けたせいか、年越ししおわって元旦はまったくもってギブアップ。奥さんに「奥さんや、今日はカイチョ、新年早々リタイヤするから、あとはよろしく頼んだやぁ」と一言かけて元旦は一日中ネットオタクで引きこもりんぐ。そして新年明けて2日目。雪が降って来そうな寒さと灰色の空の中、新年初ヨガへ!声の綺麗なカリ先生とマントラ唱えて浄化〜〜今年も奥深く、カラダと心の軸に響くヨガやっていきたいですね!

 
まだツリーでてるー。カイチョ家は6日まで飾りますが、ここも6日までなのかな?
クリスマス市はすっかり撤退しましたけど、ツリーだけでも十分綺麗じゃぁないですか、マリエン広場!

日本は若い連中はパーティしちゃいますけど、大晦日って紅白みてお蕎麦食べて除夜の鐘きいて、静かにすごすイメージがあるじゃないですか。こっちの年越しはご存知、花火やら爆竹やら非常にうるさくてですね…今年も散々散らかされましたよ。幼馴染でハワイ在住のおやじ、くぼたくんが言ってましたけど、ほんとに「銃撃戦のど真ん中にいる」ような感じです。うちの真ん前のちっこい交差点で住民がでてきてやるんですよ!それもすごい打ち上げ花火とかみんなチャンパンボトル何本も持ってきて。花火の後始末もない、飲みっぱなし、ゴミはそのまま道端に置いて帰ります。マナーもくっそもないですよ、ひどすぎる。おかげで毎年のことですけど、新年明けて3日くらいは道注意して歩かないと、息子の肉球がガラスでグッサリやられてしまうのであります。ドイツってこんなにエコな国なのに年越しの二酸化炭素の多さ、年明けて数時間は窓も開けれませんし、外がけむりで見えませんからね!煙たさといい、ゴミといい…毎年がっかりするカイチョであります。あぁ、静かに響く日本の除夜の鐘が愛おしい…。で、カイチョは奥さんと息子と3人で今年も息を潜めてこっそり年明けしたのでありました。

毎年のことですが、クリスマスと年越しがおわってからは、ドイツが一番くさってる1月が来ます。毎日ツマンナイので、ことしは奥さんと一緒にバレエといえば!の「白鳥の湖」をみにいきました!

 

クリスマス前にもスパルタカス見て、今回は王道のスワンレイク。スワンレイクは胸キュントキメキな感じで、とくに48羽のかわい子ちゃんたちが真っ白なチュチュきて舞台で踊る姿にカイチョもあの中の一羽なりたいな…と。席にすわりながらひそかに足は第5ポジションキープ!股関節が〜っ!


 
こちらが今回いったプリンツレーゲンテン劇場。横からショットすんません。雪が降ってて、足元やばかったんで、正面いけませんでした。


 
劇場の中です。けっこうすんごい!

 
カイチョの席からふんぞりかえって天井見たら、こんな感じでしたー!

プリンツレーゲンテン劇場はワーグナーのオペラフェスティバルホールとして建築され、1901年夏にオープン。第2次世界大戦で国立歌劇場がやられたあと、プリンツレーゲンテンも同じく空爆でダメージを受けているんですけど、それほどひどくはなかったため、1944年から1963年まで、この劇場はバイエルン州オペラの本拠地となりました。その後1988年にリノベして再オープン、現在は1122席あり、演劇やバレエ、コンサートなど連日行われてます。カイチョはここにはいつも辻井伸行くんのソロコンサートで来ています!来月末にまたここでノブくん演奏予定です。

 
スワンたちがまぶしすぎる❣️

 
王子とオデット姫!

うちの奥さんは王子の白タイツぶりと、その白タイツからぷりっとでている王子の引き締まったプリケツが異様に気になったらしく、興奮冷めやらずでした。その横で、カイチョは想像の世界で、マッシロなチュチュまとって、空高く舞っていました。


バレエの翌朝、起きたら銀世界〜〜。こりゃさみ〜はずだよな。青空で気持ちいかったんで、ヒートテック2枚きて、アンダーアーマーかぶって、とっくりセーターきて、靴下3枚はいて、ヒートテックモモヒキはいて、裏起毛ジーンズはいて、ダウンヤッケとスノーブーツ着用して…ホカロン数枚貼って、ヒートテック帽子と手袋はめて…鼻かんで、鼻の下にメンタム塗って散歩に行きました。2時間寒い中歩くにはこれぐらい着ないとアカン‼️

 
坊やにご来光〜〜!


 
いぬは雪がほんと好きだよね…こどもといぬしか、喜んでませんわ…。

 
なんで凍結注意の雪のなか自転車に乗るんかな〜〜と不思議に思うのはカイチョだけですか?


これから先1週間くらいずっと雪予報で、あしたあさってとか、マイナス20度くらいに落ちるらしいんですが、またまたタイミングよく、ヒーターがぶっ壊れてくれました。奥さんが、修理依頼で3件くらい電話しまくったと言うんですが、どこもかしこも8日まで休みと。幸い、リビングとキッチンだけであとの部屋は暖房はいるんですけど、うちはリビングにでかい窓6つあるので、隙間風がはいってマジ寒い。仕事から帰ってきた奥さんが、毛布2枚かぶって震えてるカイチョをみて、「カイチョ、寒かったらキッチンのオーブンをつけて暖とればいい!」と。なんて体育会なんだよ、奥さん。もうカイチョはそんな野暮な暮らしはしたくないだがや…。奥さん、今夜は210度に設定して、オーブン開けっ放しで部屋に放熱してました。あしたあさって、カイチョ家は峠越さなければならなくなりそうです。

 

カイチョ、寒さなんかに負けちゃダメ!スワンになって寒空を高く空を舞うのよ!カイチョにマッシロなチュチュを作ってくれる方、大募集してます、ポチッとポチッとお願いします!あー早くタイに出国だー!
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2016/06/07

芸術は爆発だ!レンバッハハウスと王宮クラシックから〜のオフクロさん勢いあまって投げ花ご披露!

「は〜れた空〜〜、そ〜よぐかぜ〜〜」と、「あこがれのハワイ航路」をユーチュブで爆音で見ながらパンガンを思い出して大熱唱してるカイチョでございますウ。

さて、オフクロさん駆け抜け滞在記その2。顔も雰囲気もうりふたつのカイチョとオフクロさん、ワシらどうもこう、他人さまからはウサンクサクチンドン屋に見えるみたいですが、人はみかけによらずでワシらは芸術ラブで、ミュンヘン滞在ちうに芸術にどっぷり浸かる日をもうけました。

オフクロさんが行きたがってたノイエとアルテピナコテーク並びに現代ピナコテーク美術館は、カイチョの独断と偏見により却下そして独断と偏見でつれていったのは、コジンマリンとしたレンバッハ〜ハウス!デカ箱の美術館は回るだけで目も足も疲れるからという、動機が不純な理由でレンバッハハウスに決めたカイチョでした。


 
ドドーン!レンバッハハウスの真ん前に広がるケーニッヒ広場!ババリアブルーがまぶしいのう…。


レンバッハハウスは1889年に、ドイツで活躍した、画家、美術収集家、侯爵であったフランツ ・フォンレンバッハの住居およびアトリエとして建てられましたが、なんちゅーことに1925年にミュンヘン市がのっとっちまったわけです。その邸宅はレンバッハが好んだイタリアルネッサンス様式でじつに貴族のかほりがプンプンします。そしてまた2009年から4年にわたる増築工事を経て、2013年に堂々リオープンしたわけであります。カイチョも2009年のクローズ前にあと4年はコレクション見れないから、見に行こや〜〜と訪れた記憶があります。

 
新しく増築された入り口から美術館にはいると、ガラスが天井からカイチョたちをめがけて突き刺さってきます

 
増築前はたしかこの庭からはいって、玄関が美術館入り口だった気がします。
トッテイのような銅像発見…。


レンバッハハウスにはもちろん、レンバッハ氏の作品もみることができますが、やはり多くのひとが見にくるのは、カンディンスキーさまの作品ですがな〜!ロシア出身抽象画家のカンディンスキーは、1896年よりミュンヘンと郊外のムルナウを拠点にして作品をたくさん残しており、20世紀美術に多大な影響を残した 「青騎士 der Blaue Reiter 」はカンディンスキーとフランツ・マルクが中心となって結成した前衛美術家のグループ。そんな彼らの作品がたくさん展示されてます〜。


 
美術館内の様子


 
カンちゃんの1901年の作品。イザール川ですよ〜。

 
これカンちゃんじゃないんですが、なかなかエロっぽくて好きやった〜〜

^_^
レンバッハハウスは1時間半あれば十分みれますね。そのあとは美術館に併設してるキャフェ〜で小腹を満たします。
 
シロアスパラとイチゴのリゾットや〜!乙女チックでカイチョ大コーフン!胃が痛くてオフクロさんと仲良く半分こ。



そのあとは美術館をあとにして、レジデンツにまっしぐら。今回オフクロさんのリクエストのひとつが、クラシックコンサートに行きたいということで、必死こいてカイチョもさがしました。かしこまったコンサートじゃァ堅苦しいので、ちょっとカジュアルにいけるやつをさがしていたらビンゴにあったわけです。「Residenz Serenade」っちゅうコンサートで、レジデンツの中にあるホフカペレというビッテルスバッハ家が代々結婚式などに使用したチャペルで、毎週木曜日土曜日の18:30から1時間行われてます。クラシック、1時間聞けばカイチョお腹いっぱいですよー。このホフカペレは、あのモーツァルトも演奏したことがある由緒あるところらしく、プログラムには必ずモーツァルトはいるそうです。
 

四人での演奏です。オーボエ、バイオリン、ビオラ、チェロ。
この天井のドームせいか、音がいい!!手ブレしちまってごめんよー。

 
オフクロさん、癒しクラシックなのに時差にも負けず、目と耳かっぽじって聴き入ってました。

ひとつNGだったのが、いつも座布団であぐらかいてクラシック聴いてるカイチョには、チャペルのイスがかたすぎて、痔になってしまいそうだったこと…おしりいたかったですよー!


この美術館、クラシック鑑賞のあと、芸術と創造のチャクラがひらいちまったのか、おふくろさん、カイチョ宅で花を活けてくれました。小さな花瓶に仏花並みの花ですが、「カイチョや、わたしが華の免許もってるのあんたしらんだろ…」と、カイチョを威嚇しながら投げ花。オフクロさんからすればカイチョの人生は極道の道いってるかもしれませんが、オフクロさんが華道の道いってることくらい、カイチョ知っとりますがな。

 



 
カイチョの仏壇にも活けてくれました。ナンマンダ〜〜ナンマンダ〜〜




そうそう、きょうなぜ「あこがれのハワイ航路」熱唱してるかっちゅうとですよ、大ニュースがあるんでやんすよ!2ヶ月間光化学スモッグのホロでおおわれていたアパートからやっと晴れたお空がみえたのでございます!足場も解体され、外側だけペンキ塗り終了!!

 

きったねー灰色になるかと思いきや、レンガ色のお屋根に映えるグレイ、なかなか綺麗にしあげていただきましたよーっ!これからあと2ヶ月、こんどは裏側の壁です。とりあえず、夏が来る前に表向きだけおわってよかった!


あこがれのハワイ航路、カイチョ一緒にいつかケーニッヒ広場で青空の下熱唱したい方、どうぞ!ポチッと!
パンガンのモトヤマくんも一緒に歌ってくれるはずです。




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2016/04/23

描くならデッカク、ミュンヘングラフィティアート!かいちょのオススメ、イベント情報付き!


こちらミュンチェン、バイエル州都よりグリュウスゴーッ!春祭りがはじまったにもかかわらず、今日も絶賛グレースカイ!昨日の満月にがっつりやられまして、自律神経クチャクチャにぶっ壊れましてですね、本日二日酔いでもないのに起床午後3:30! で、パン屋もすでに閉まってまして、数軒近所をあちこちまわったのち、やっと大好物のチョコクロ( チョコクロワッサ)ゲットで、エロいディープハウス聞きながらエロい遅めの土曜な朝食してます。っつーか、あと数時間で晩メシかよ、と、舌打ちしております。あれ、今日明日って予報出てますわなー。コタツしまえねぇな、カンベンして!

今朝起きてズズッと珈琲すすり飲みながら、お向かいの新築工事中のアパートにふと目をやると、ありゃまっ!キレイキレイに塗った上品なゾウゲ色の外壁に、真っ赤なスプレーでわけわからんイタズラ書きされてますよーっ!まさに器物損害!!いやぁ、他人事ですが、うちもこれから外装塗ってキレイにするんでね、明日は我が身の思いであります。最近うちのななめ向かいの広場Viefhofで年中イベントやってて、とにかくこのあたりも人が多くなりましてね、パーティある日の夜は狂気狂喜の雄叫びが朝方まで聞こえます。

で、今日の本題で、許可ない場所に描くのはやっぱダメッ!て思うんですが、早い話がイタズラ書きレベルでなく、とりあえずグラフィティアートであれば市民だってガチャガチャ言わないであろうと思うのです。ミュンチェンにも最近たくさんグラフィティが見れるようになりました。とくにTumblingerstrasseの壁アートはいつも誰かしら描いてます(おそらくここは許可おりてる壁なんだと思います)。声変わりもしてないような小学生くらいのボウズから、あんた、プロ並みやろ?っていうアーティストまで。やっぱり通りを行く人の目をを楽しませてくれるポップなグラフィティがいいですよ〜〜ね!



これはウィーンで人気のHNRXというアーティスト。彼の作品結構みられますね。ミュンヘン住んでるのかな。
インスタで#hnrxでたくさんでてきます



これも。寿司に箸じゃなくてストローの意味が知りたい!


サイケでよろしい!!!!

かいちょも趣味で絵描くので、グラフィティアートには昔から興味があって、時々立ち止まって見ちゃいますが、いやああのシューツていうスプレーで巧みに描いてく若い衆みると、やっぱりすごいなぁと思いますね。センス、才能デスネ!



i
ムスコも壁に放尿しながら、アート鑑賞。


ここでグラフィティってなんなんだよ、コノヤローと思ってらっしゃるミュンチェンのみなさんにイベント情報!
来たる4/28から4/30viefhofでDeadline Urban art 2016 という、32時間のタイムリミット内で仕上げるグラフィティアートのコンペがあります。コンペ出場はドイツ各地から20人のアーティストたちで、高さ8m長さ150mの壁にグラフィティアーティストたちが、メッセージを込めたアートをかいていきます。カナリド迫力あるグラフィティなので、ぜひ!入場はみなさまのふところに優しく無料でーす!Viefhofは、外国人御用達、ポチ通りの外国人局がはいってる陰気なお役所KVR、または労働ビザウンヌンでたいへんお世話になる労働局から、徒歩5分くらいです!


これが去年のDeadline Urban art 2015の作品です。ミュンヘンの中心部にこれだけのスペースがまだ残されて、イベントに使われるのはうれしいっすね。おかげでアパートの値段も鯉のぼりで、かいちょもショーライ、このアパート売り払ったらミリオネアになれるかぁーっ!毎晩両脇にベイブはべらかせて、ドンペリやなぁ〜〜!


これが壁図。実はここは屠殺場の一部で、前は牛舎として使われていたみたいです。中心部に屠殺場っちゆーのも、ここだけの話、近所の住民としてはかなりグロテスクだし、動物愛護のかいちょとしてはちょっとイヤなんですけど、市外に移動するしないでずーっとなんかガチャガチャいってますけどどうなるのかな。この広大な土地、一年中なにかしらの形でつかわれています。あっしとしては、芝生とか整備して野外レイブとかできる公園にして欲しいなーとか思うんですが、まぁ無理カナ。

4/20から4/30までWANNDA Circus というイベントやってます。
フリマとかビーガンフードコートとか、日によってイベント違うんですが、FBでもたくさんイベント出てますんで、春祭りの帰りにゼヒどうぞ!

かいちょとスプレーアートしちゃいたい!という方は、ゼヒポチッと、ポチッと!
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2010/05/25

仏国の誇り、画家モネのおうち突撃訪問ーフランス旅記2−


さてフランス旅記第2弾!結婚式のあった西フランスからまたおパリへ戻り、ここで4日間パリジャンに変身したかいちょ。奥さんのパリ在住の同級生、ヌーラさんの紹介で、マレ地区の素敵なアパルトマンで4日間ぶらぶらしてました。このアパートが、ロケーションは絶好だしクールなんですけど、エレベーターなしの6階(おまけに螺旋階段)。おかげで毎日いい筋トレさせてもらいました。

パリのぶらぶら日記はまたあとでご紹介しますが、今回はどうしても行きたかった場所がありました。それは…‥クロード•モネのアトリエ、そして住んだ家!パリから電車で1時間ほど行ったところにある、Giverny(ジヴェルニー)にあります。

大学時代は美術史専攻したかいちょ、なかでも西洋美術に関してはモネだけではなく印象派の美術展には足がくさくなるほど通い、浮世絵とモネについても論文かきあげました。(つたない英語で書く論文はつらかったけど、リサーチは絶好調に楽しかった!)モネは自分の家とそのガーデンをたくさん作品で描いてます。そんなこんなで、どうしてもモネがどういうところで作品を描いたのか見てみたい!っちゅう甘酸っぱい思いを胸に、いってきました〜。

パリから電車で1時間、Vernonという街で下車。ここからバスもでてるけど、体育会のかいちょと奥さんはチャリを借りて、サイクリングヤッホー!裏通りのしずかで平坦な道をゆっくりこいで、40分ほどでGivernyに到着します。

パリ、サンラザール駅から出発!
この駅は、ほぼモネが描いた当時のまま残ってるんだって。

Vernonからこんな小道がGivernyに続く…‥かわいいフランスのおうちが
両脇にいっぱい。

そしてその小道の名はまさしくRue Claude Monet!

モネのおうちに近くなるほど、小道がにぎやかに。
カフェやショップ、それに印象派の美術館もでてくる〜!

モネのお家は思ったとおり、ルックJTBご一行ツアーを含め、シニア人口密集地帯!みんなガーデンをみにくるんですね。モネの家のなかは、もちろん見学できますが、写真撮影禁止なので、ご紹介する写真は残念無念ながら一枚もありません。彼の過ごした大きな窓が特徴のリビング、寝室をはじめ、かいちょがとくに感動してしまったのは黄色一色のダイニングルームと青のタイルがまぶしすぎたキッチン。そして、なによりもモネの家は浮世絵美術館かと思うほど、すべての部屋が浮世絵で埋め尽くされてました。とにかく、壁のすきまがみえないくらいの北斎やら歌磨呂やらの浮世絵。美人画がとくに多かったような気がしますが、これは全部本物?!モネが浮世絵の世界に魅了され、彼の作品に反映していたことがとてもわかります。



アイビーで覆われたピンク色のモネの家!

モネは画家としてだけではなく、広大な2つのガーデニングにもずいぶんと没頭してたみたいです。ひとつは自宅前に広がるもの、もうひとつは有名な日本の庭園をイメージした池と太鼓橋のあるガーデン。


モネの家の前にひろがるガーデンは、モネの生前愛した庭園と同じく、
いろいろな花をやたらかまわず植えまくって、庭のボリューム感をだすようにしてるんだとか。

アイリスがいっぱい咲いてました!






この色とりどりの庭と比べると、もうひとつの庭はまったく違う雰囲気…‥

池の左奥に、あの有名な橋があるんですがみえます?

ここにも真っ白なアイリスが柳の木とともに咲いてました。
光が水面に反射する色と池に浮かぶ睡蓮、モネはこの情景を描いたんですねぇ


亀戸天神じゃないけど、太鼓橋の上にはほんとに藤の花もさいてました。
人でごったがえしてて、とてもじゃないけど橋はわたれませんでした…‥
この情景をみて、かいちょ、胸キュン。

どこの美術館にもあるように、最後に行き着くところはおきまりおみやげショップ。
このショップのある部屋は、モネが名作「睡蓮」を描いたアトリエだったそう。
今回パリのオランジュリー美術館で睡蓮をみたかったんですが、
奥さんがまったくもって美術に興味がないので、次回にパス。
美術館巡りはやっぱりひとりでゆっくりと、が基本ですよねっ!

かなり大きなアトリエだったことがわかります


う〜ん、ほんと来てよかったです。大学時代、ラクロス、飲み会、パーティ、デートのかたわら興味深く勉強したことがしみじみと思い出され、もういっかい勉強したくなりました

Givernyの自宅そばにモネを含む一族のお墓もひっそりあります



カイチョが書いたモネと浮世絵の関係についての論文をぜひ読んでみたい方、ポッチンプリンでクリックおねがいします!
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