2023/10/15

乾杯完敗!2023熱血ラグビーW杯フランス大会

すっかり寒くなったミュンヘンよりグルウスゴット!ヒートテック着込んだカイチョでございます。今日はカイチョのクロゼットも衣替え、ひと夏世話になった半袖たちにグッバイサマ〜おつかれサマーいたしました。

すっかり秋空、オクフェスの残骸がむなしい。さむいっすよ。

ラグビーW杯で盛り上がってるヨーロッパでございます。残念ながらドイツはラグビーよりもサッカーで、ラガー女史の奥さんいわく、ドイツラグビーはあまりにもお粗末で話にもならんそうです。しかしながら、奥さんも長年ミュンヘンラグビーにたずさわってますし、クラブチームはたくさんあるのです。

2019年の日本開催、わしらもしっかりスタジアムに見に行きました。アイルランド対日本戦、優勝候補アイルランドを見事に叩きのめしたこの下剋上マッチはまさに誰もが予想しなかった。カイチョにとっては奥さんのご機嫌とりに数日かかりまして、「静岡掛川離婚危機の乱」として記憶に残ってます。

2019年の対アイルランド戦、掛川の乱


そして2023年、今年はフランス大会。いやぁ、日本戦くらいチケットあまっとるだろ、と甘く考えてたのは大間違い。今回は日本開催のときよりもどの試合もまったくもってチケットがとれずで、布団の上で泣きべそかきながら現地入りをあきらめていました。そんな矢先、奥さんのラグビー仲間で旧友のチリベイブ、ミッシェルさんが「カイチョ、日本対チリ戦チケット2枚アルワヨ、一緒バモス?」と声をかけていただき、日の丸のはちまきしっかり頭に巻いて、全身赤と白に身をくるみ、一路フランス南部のトウルースに奥さんとむかったのでありました。

レンガの街トウルーズの市庁舎に掲げられたわしらの輝かしい日の丸

試合前日、市内の和食屋「イオリ」さんにて。どこからともなく湧き集まった欧州在住日本人ラガーオヤジたちと親睦会。スタジアムでは一丸となって応援しようではないかと意思確認しあう。昭和世代の結束力はすさまじい。

オヤジたちは散らかし方もすさまじい


試合当日、朝からおてんとさんがギラギラと降り注ぐ。




円安なのに遠路はるばるたくさんの日本人サポーターが…!カイチョの目頭が熱くなる。みんなで肩組んで行こうじゃないか!



カイチョたちの席はもちろんチリサポーター側だったんですが、とにかく選手との距離が近く、ど迫力な席をいただけました。しかも絶好調に炎天下13時キックオフ。不思議なことに日陰席は全て日本人サポーター側で、ひなた席は全てチリサポーター。こりゃ日本人のために、ラグビー協会の粋な計らいなのか?!と


君が代を異国で聞くと胸が熱くなるのはカイチョだけでしょうか!




日本のファーストトライ!決まった!

しかしもって、炎天下のなかで観戦するのはまさに地獄にも近いもんがありました。それでも一丸となって応援すると決めたからには、ニッポンチャチャチャをやめるわけにもいかず。おてんとさんは容赦なく上から照らしつけるうえに、それに輪をかけて盛り上がるチリサポーターのムンムンなラテン熱気!滝汗脇汗屋外なのにサウナ並みでした。しかも馬鹿げたことに、水の持ち込みが制限されていて、たくさんの人がボトルを入場のときにとりあげられてました。それなのに、水買うのにも長蛇の列。カイチョの水筒がラッキィなことに没収されなかったので、奥さんとふたりで一口ずつちびちびのみながら、なんとか約2時間しのげました。



今回チリははじめてW杯出場、しかも初戦っちゅうことでやはり盛り上がり方もふつうじゃぁなかった。結果は日本勝利でしたが両チームは炎天下のなか、素晴らしい試合をみせてくれました!このチャンスをくれたミッシェルさんと奥さんにあらためて感謝、ムチャスグラシアース!そしてスタジアム土産にもらったドカタ焼け、いい思い出でございます。



試合終了後、スタジアムに流れる曲にワシら日本人は耳を疑いました!そう、長渕剛の「乾杯」が大音量でかかってるんですよ!スタジアムのみんな一瞬鳩が豆鉄砲食らったような顔して、すぐに披露宴会場のごとく大合唱になりました。異国で聞く長渕、カイチョの目頭をまた熱くさせてくれました。かーっ。あぐらかいて味噌汁納豆卵かけご飯食べる時、ほんとに日本人に生まれてよかったといまだに思う瞬間ですが、異国の長渕剛も不意をついてきて、あぁ日本人に生まれてよかったなとトウールースで痛感したカイチョでありました。


残念ながら我らがブレイブブラッサムたちは準々決勝には進みませんでしたが、ネバーギブアップで勇敢に戦ってくれました。4年後のオーストラリアに期待します。いつまでも、カイチョ応援するよ!



昨夜、うちの奥さんの愛するアイルランドもオールブラックスにやられてしまいました。アイルランド、ほんとに順調に勝ち抜いてたし、悔しいです。一緒にパブで観戦しましたが、奥さんの落ち込みようといったら。友達のラグビー女史たちもみんなグリーンに身を包んで集結してたんですが、いやぁ、みんなゾンビのようにうなだれて泣いておりました。カイチョ的には慰めにクランベリーズでもいっちょ歌ってやりたかった。

 
そしてそして、フランスも1点差で南アフリカにまけちまいましたー!アイルランドが負けちまったから、開催国フランスには是非とも優勝していただきたいと思ってたのに。接戦でしたからひじょうに悔しいですね、フランス国民みなさん悔しい思いされてると思います。やけ酒しちゃうかな。



長くなりましたが、最後までよんでいただきありがとうございました!優勝はどの国になるんでしょう、カイチョ楽しみであります。


























2023/10/12

人生100年時代!老後への階段、ICL眼内コンタクトレンズのおはなし

やっほー、カイチョでございます。先日、日本にいるカイチョの親父さんと話しました。「カイチョや、俺は今月7回目のワクチン接種だ!お前はどうだ?」と言われたので、「いやぁ、7回目なんかあるんかい?」とびっくりして聞き返したら、「お前、日本ではちゃんと接種お知らせの葉書が来てるんだ、当たり前じゃないか」と電話越しに一喝されたカイチョであります。親父さんにとってはワクチン回数はまさに勲章となっております。いつもカイチョに「誰のためにやってるんじゃない、俺のためだ」というのが口ぐせですから、親父さんが安心するのであれば打たせておけばよし!

最近カイチョの老化がすすんでます。物忘れ、白髪薄毛抜け毛からはじまり、たるみシミしわむくみ、老眼、関節痛などなど数えたらきりがない!さらなる追い討ちかけてくるであろう“ミスター老い”を笑顔でむかえつつ、体に必要なメンテには、酒代削ってでも投資おしまないようにと思ってます。そのひとつに最近したのが眼内コンタクトレンズの手術です。

小学校のころファミコンやりすぎのおかげで、一気に視力低下。ガリ勉くんの牛乳瓶のそこのようなメガネをかけはじめました。中学生でコンタクトレンズ装着しはじめてから、いままで老いくら万円レンズ代を払ってきたかと思うとゾッとします。

ICLの名称で知られる眼内コンタクトレンズ、永久コンタクトレンズとも言われます。角膜を削るレーシックとはちがい、眼内にレンズを埋め込む手術です。3時間ほどの目の検査をうけてから後日手術へ。手術は眼球に麻酔をかけておこなわれますが、時間は両目で20分かからなかったくらい。

ドイツ語で書かれていて何が何だかさっぱりわからんが、だいたいこういうことだろなと、いつもながらの推測でいく。

手術当日、かなり緊張してたカイチョを出迎えてくれたのは女医さんチーム!「おぉ、こりゃカイチョラッキィだ」と思いながらも、もちろん裸眼なわけで女医さんの顔なんぞボヤけまくって、キャッキャというヤングでピチピチな声だけ聞こえてくる。なにも見えないカイチョを優しく手術台に案内してくれて、「さぁはじめますわよぉ」とはじめたのはいいんですが、この女子チーム、ずーっとくっちゃべってるんですよ!カイチョに「あたし、こどものころ学校で赤とんぼの歌習ったことあるわ!」とか「3週間前にも日本人に手術したわね!」とか。リラックスさせてくれてるんだな、優しいなぁと思ってたのも最初だけ、そのうち女医さんがジョーク飛ばしまくってアシスタントの子達がゲラゲラ笑うんですよ、しかもカイチョの眼球をぐりぐりいじりながら。で、ときどきカイチョの頭上にある機械がドイツ語で「マッスグ、マッスグ、ゲラーデアウス、ゲラーデアウス」っていうんですよ!「ジョークはいいから、ちゃんと、ちゃんと穴からまっすぐレンズ入れてよ、せんせー!」と恐怖におののいてたカイチョでありました。無事手術終わり、先生の顔が見えはじめたら…声だけ若かったっていう…。

術後は6週間ほど目薬を決められた回数しますが、とても順調です。手術した翌日から痛みもなくとても良く見えるし、とにかく、この世の中がこんなに明るくてカラフルな世界だったとは今まで気がつきませんでした!朝起きて視界がぼやけてないことが嬉しくてなりません。旅行も楽になるし、ロングフライトも苦にならない、今までコンタクトを理由にマリンスポーツとかやらなかったですけど、サーフィンだってヨットだって、今からでもスポおじイケおじも夢じゃない!しかも、カイチョね、めちゃくちゃこの手術はサステナブルウェイだと思うのです。だって、いままでずっと使い捨てレンズで、皆さんもご存知のように環境に悪いプラスチック捨てまくってたわけじゃないですか。近い将来、こういった手術が保険でカバーできるようになって、たくさんの人が受けれるようになればいいなとおもいます!地球に優しく眼球に優しく!



今日いきなり坊やの写真がiPadにポップアップしてきました。2015年とありました。あと2週間で冬時間になり、紅葉も綺麗な時期になりますがな。秋になると、紅葉と同化してしまう坊やを思い出す。


気になるICLのお値段ですが、さすがに安くはないんですね。でも人生100年時代、ライフタイム老いインベストメントと考えたら、絶対に安いわけですよ!それなのに、パーティアニマルガブちゃんから「カイチョ、たかが視力矯正の手術でそんな使うなんてまじ信じられない!」と呆れたように言われたので、「ガブちゃんや、そんなこというあんたはどうだ?40歳の誕生日記念に、カイチョの手術代の半分の額を、イビサでヨットチャーターしてパーっと使っちまうほうが、ワシにはしんじられんけどな!」と一喝いたしました。価値観は人それぞれであります。


今日はあまり写真少なくてごめんね!眼内コンタクトレンズ、ほんとうにおすすめです。本日も一読いただき誠にありがとうございます!更新がんばります。






2023/10/11

歴史的記録更新!狂喜2023 オクトーバーフェスト!

みなさま、大変長らくご無沙汰しとります、カイチョでございます!2022年日本での隔離ブログを最後に息絶えてしまいました!コロナ時代もやっと終わったと思ったら、あっちでもこっちでもドンパチはじまり、しかも地球沸騰時代到来、次からつぎへハッスルハッスル…コロナ時代も大変だったが、日常が戻ったらこれはこれでまたハッスル。

最近のペッピーノ。最近コイツがトッティと同じくらい可愛くて可愛くてしょうがない…またワンコと暮らしたいな。



先日めちゃくちゃショックを受けました。カイチョが2004年から2009年にかけて日常を書き綴ったブログ、ミュンヘンオヤジ会便りが抹消されてました。20年前の2004年の頃のオクトーバフェストのこととかいろいろあげてたので、懐かしくなって見てみたら、ブログサービスが終了したらしく、綺麗さっぱり消去されてました。おふくろさんが亡くなったあと、おふくろさんの長年書いてたブログもあとかたもなく消えてしまってとてもショックを受けたので、今回もなんだか意気消沈。いやぁ、やるせないけど、デジタル上だからおそらくブログ返してくれともいえないし…気持ち切り替えて前向いていきますかね。思い出はココロの奥底にしまっときゃぁいい。

2023年オクフェスも終わり、やっとミュンヘンの街に静けさが戻りました。コロナ時代にフェスがなくて、近所住民のわしらにとってはうるさくない、きたなくないで非常によかったんですが、今年は去年よりも発狂度がすごかった。毎朝10時前から夜までひっきりなしにフェス会場への人波が絶えない、しかも夜11時くらいから毎晩のように動物園なみの奇声や雄叫びがするんですね。明け方にはバーだかクラブ帰りなのか、若い連中の歌声、口論やケンカもしょっちゅう…お願いだから、朝4時とかに大声で歌ってくれるなと!しかしながら、やっとマスクなしで、飛沫しながら安心して社交できる日々が戻ってきてくれたおかげで、今年は歴史的記録更新の720万人がオクトーバーフェストを訪問したそう。ビールも歴史的記録更新の一杯13-15ユーロ。かーっ、ひどいボッタクリであります!それでもみんなこのボッタクリビールをテントでのみたいし、ウェイトレスさんたちがたくましくジョッキ抱えてくる姿を見たいし、キュートなデアンドルをきたボインでブロンドのベイブたちがジョッキ片手に椅子に総立ちで踊るのにジョインしたいし、いろんな理由でこの世界最大のビールフェスといいますか、世界最大の合コンに遠路はるばる世界中から来るわけですから、いやぁすごいもんだな、と。

はーい、何年ぶりのアウグスチナテントだよん


カイチョと奥さんはしっかり腕を組んで最終日のフェスに行ってまいりました!オクフェスはいつも最終日が一番いい感じなのですね、ツーリストも減って地元民がおおくてリラックスした雰囲気で。「いやぁ今年もビー戦おわっちゃうねぇ」なんてクソ真面目な顔して飲んでるお隣さんと最初は社交辞令で言いながら、乾杯してビール飲んだら無礼講。ウェイトレスさん達も最後だから愛想がいいし、ビールもすぐ持ってきてくれる。チップもばんばん弾んじゃうよ!

アウグスチナテントの最終日午後、もうみんなできあがってますよ!

数年ぶりに行ったオクトーバーフェストで、やっぱりすごいわな、と思ったのは、テントには多い時で1万人くらいいるんですが、みんなビール飲んでて、隣の席に座った人ともすぐにハロウ、とうちとけてしまうという。しかもケンカがあまりおきないし、ほんとに国境超えての大宴会。この楽しい雰囲気を味わうだけでも、やはり一見なのだなと思います。ここ5−6年でかいテントに足を運ぶ気力がなくなって、ちっこいテントによく行ってましたが、やはりデカ箱で飲んだほうが断然たのしい。改めてそう思いました。昔、タイは若いうちに行けっていう、タイ航空のCMありましたけど、カイチョ言いますけどね、オクフェスは若いうちにいけ。このCMもつくってほしいです。



2023年のビー戦は、沸騰時代に感謝すべきなのか、めずらしくほぼ毎日ピーカン夏日で、ビール消費もすごかったんじゃないかと思います。

おまけのピクチャ。フェスで食べると高いから、近所のドイツ飯屋で白ソーセージのお朝食。年に1回くらいしか食べなくなったけど、うまいっすね。

ついでに、フェスビールプライスはボッタクリだから、銭湯行く前にシャワー浴びるのと一緒で、フェス行く前にビール流しこむ。



本日もお忙しいなか、ご訪問ありがとうございました!
次回もがんばって更新いたしますです!