2022/01/21

ニッポン里帰り、入国水際対策事情

ドイツ24時間内の新規感染者がひょいっと10万人を超えてしまいました。今日22日は新規感染135500人…だと奥さんから連絡が!しかもまだピークに達したわけじゃないと!先日陽性になった友人たちは5日目でようやく陰性になり、「回復して免疫もさらについたし、また飲みに行けるわーっ」とキャッキャッと大喜びしてました。あんたたち、こりないよね。苦笑

さてカイチョは昨日21日から日本に里帰りしてます!

こんな美しい空の下にオミクロンの世界

コロナの入国規制や自主隔離のせいで海外から日本帰国ができない方いっぱいいると思うんですが、そんな状況でもカイチョはまだ懲りずにドイツー日本間行き来していて、コロナ時代に日本入国するのは今回で4度目になります。あっちゅうまにベテランさんになってしまいました。ルールがたいへん厳しくなりましたが、近い将来帰国考えていらっしゃる方いましたら、小さい情報などいろいろシェアしたいです。とくに海外暮らししていると、どんなささいな情報でもわしら情報に貪欲なニッポンジンにはシェアリングイズケアリングで大事じゃないですか。それに日本に住んでるカイチョのおやじ仲間たちにいろいろ興味津々で入国事情聞かれるので、日々水際対策が目まぐるしくかわってますが、現時点でのことをいろいろ書きたいと思います。

まずマストで用意しなければいけないのは、出国72時間前のPCRテスト。これがちょっとめんどくさくて、日本政府が要請しているフォームで用意するか、または任意のフォーマットであっても、英語で必要事項がきちんと記されていないと搭乗拒否されます。
これがその噂のめんどくせーフォーマット。お医者のサインとスタンプ(要はハンコ)ダブルで要求しております!


ドイツはテスト件数が半端ないので、メールで結果だけお知らせというパターンがおおくて、日本領事館にどこでだしてもらえるのか問いあわせても冷たく「こちらではわかりかねます」といわれ、最初はどこで出してくれるのやらヒヤヒヤもんでした。今回日本フォーマットできちんとだしてくれるPCRテストセンターを、灯台下暗しの近所で見つけました笑笑。ミュンヘン在住みなさまにご参考までに、ここです👉🏻 Kapuzinerplatz Corona center. Sameday PCR(80ユーロ)をやれば夜中までには検査結果が送られてくるので、翌日センターに行けば日本政府フォーマットで陰性証明をプリントアウトしてくれます。スタッフもみんなぴちぴち若くてフレンドリーですし、英語もちゃんと通じます。


それからスマートホンも携帯しないとダメです。しかも日本で連絡のつく番号も。ない人は必ずレンタルしなければいけない状況です。というのも、帰国者は入国にあたってMySOSというアプリをインストールしなければならず、入国後隔離中はそのアプリから健康チェックおよび、位置確認やビデオ通話などをして毎日数回報告する義務があります。


これがカイチョのMYSOSです。毎日ここから健康状態と現在地をアップデートします。


それから厚生労働省のウェブサイトからの質問表の記入も必要です。これは滞在地や健康状態、個人情報云々の質問がダラダラと続き、最後に終わるとQRコードがでてこのコードが入国の際必要になるので、できれば東京に着くフライト搭乗前にやっておくのがベストかと思います。



そして誓約書。これもできたらプリントアウトしたものを署名しておいたほうがいいかもしれないですが、ANAでは機内で配られていました。すごく思うんですが…この厚生労働省大臣サマと法務大臣サマあての誓約書ってなんていやらしいんだろうって。ようは、書いてあること守らないヤツは名前公表するからね、恥ずかしい思いするからね、っていう。あなた教科書忘れたからバケツもって廊下に立っていなさい、っていう、なんとなく昭和時代とおなじようないやらしい罰感覚を味わうのはカイチョだけでしょうか?!

まぁこんな感じで入国にあたってはいろいろ事前に準備しなければいけません。そしてミュンヘンからむかったフランクフルト(ミュンヘンからの日本行きはいまではすべて運行ストップ)。乗り継ぎのフランクで搭乗まえにカウンターで陰性証明の書類確認があります。


トーキョー行きのお隣にはタイ航空バンコク行きが待機していて、カイチョ胸いっぱいになりました。オフクロさんが病気になるまでは毎年にように冬の住処にしてた大好きなタイランド…あの熱帯気候、朝ヨガ、朝飯のヌードルスープ、ナンプラーのかおり、美しいビーチとサンセット、ザ禅での美味しい晩飯に、パンティップでのモヒート、夜な夜な繰り広げられるパーティ…あぁ、パンデミック落ち着いたらモトヤマくんや島のみんなに会いにタイ航空で遊びに行きタイ!

パンガンのモトヤマくんのちいさかったお嬢さんたちも大きくなったことでしょう。もうおばちゃんだよな…

すみません、話がそれました。なんせもう5年もタイに帰っておりませんですよ…。フランク羽田は12時間弱くらいなんですが、このパンデミックで、いつもエコクラスでフルフラットでぐっすり眠れるスカスカフライトに慣れてしまって…これをかんがえたら、パンデミック終わったら、距離もなくとなりの席に見知らぬおっさんが12時間って嫌だなと思ったり。だって今回のフライト、カイチョのエコクラスには9名しかいなかった…道中機長のアナウンスで、「今回のフライトは合計17名さまでございます。このコロナ禍でもANAをお選びいただき誠にありがとうございます。みなさまはANAの希望の光でございます!」と熱いスピーチがはいって、カイチョも目頭熱くなりました。

先日のスカスカフライト。悲しいくらい静かだった。


サービスよし、愛嬌よし、飯よし、トイレよし、ドラマチックなBGMよし、でいつも安心安全にトーキョーまで連れて行ってくれるANAさん、これからもお世話になります!

日本に到着し、ながーい書類審査と抗原テストを終えて陰性がでてからやっと入国審査にすすみます。飛行機降りてからやっと荷物を取り終わり空港出るのに2時間半かかりました。申し訳ないけど、なんで日本っていろいろと物事を複雑化するんだろう。そもそも、帰国者はだいたいワクチン完了してるし、入国前に陰性証明しっかりもらってきているわけなんだから、これから10日間も隔離にぶちこむ人たちを、長々と時間かけてチェックの必要あるの?っちゅうの。で、一番ムカついたのは、日本政府フォーマットの陰性証明書紙面で用意しろと言っておきながら、その陰性証明はパッとみただけで丁寧に返してくれたこと。ちーん、ですよ、ちーん。そんなんだったらデジタルの英語の検査結果だけでじゅうぶんだったのではないですか!


空港を出ると同じ飛行機に乗っていたみんなといっしょにバスでホテル強制隔離に向かいます。ホテルの場所は着くまでのお楽しみで、まったく教えてもらえません。まるで強制収容所に向かうような感じでみんな黙ってスーツケースをごろごろひいて、ハッスルしているバスの運転手のオッちゃんのあとに整列で続きます。


思った通り、向かってる先は横浜…ブルーライト横浜。綺麗な富士山がカイチョたちをでむかえてくれました!あぁ、日本にいるんだと疲れていても嬉しくなる瞬間。


というわけでとりあえず陰性で無事日本に入国、隔離ホテルにも入所しております。あしたは隔離生活のこと、いろいろかきます!カイチョが横浜でどんな生活してるかぜひ覗き見しにきてください!



















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