さて、オフクロさん駆け抜け滞在記その2。顔も雰囲気もうりふたつのカイチョとオフクロさん、ワシらどうもこう、他人さまからはウサンクサクチンドン屋に見えるみたいですが、人はみかけによらずでワシらは芸術ラブで、ミュンヘン滞在ちうに芸術にどっぷり浸かる日をもうけました。
オフクロさんが行きたがってたノイエとアルテピナコテーク並びに現代ピナコテーク美術館は、カイチョの独断と偏見により却下!そして独断と偏見でつれていったのは、コジンマリンとしたレンバッハ〜ハウス!デカ箱の美術館は回るだけで目も足も疲れるからという、動機が不純な理由でレンバッハハウスに決めたカイチョでした。
ドドーン!レンバッハハウスの真ん前に広がるケーニッヒ広場!ババリアブルーがまぶしいのう…。
レンバッハハウスは1889年に、ドイツで活躍した、画家、美術収集家、侯爵であったフランツ ・フォンレンバッハの住居およびアトリエとして建てられましたが、なんちゅーことに1925年にミュンヘン市がのっとっちまったわけです。その邸宅はレンバッハが好んだイタリアルネッサンス様式でじつに貴族のかほりがプンプンします。そしてまた2009年から4年にわたる増築工事を経て、2013年に堂々リオープンしたわけであります。カイチョも2009年のクローズ前にあと4年はコレクション見れないから、見に行こや〜〜と訪れた記憶があります。
新しく増築された入り口から美術館にはいると、ガラスが天井からカイチョたちをめがけて突き刺さってきます。
増築前はたしかこの庭からはいって、玄関が美術館入り口だった気がします。
トッテイのような銅像発見…。
レンバッハハウスにはもちろん、レンバッハ氏の作品もみることができますが、やはり多くのひとが見にくるのは、カンディンスキーさまの作品ですがな〜!ロシア出身抽象画家のカンディンスキーは、1896年よりミュンヘンと郊外のムルナウを拠点にして作品をたくさん残しており、20世紀美術に多大な影響を残した 「青騎士 der Blaue Reiter 」はカンディンスキーとフランツ・マルクが中心となって結成した前衛美術家のグループ。そんな彼らの作品がたくさん展示されてます〜。
美術館内の様子
カンちゃんの1901年の作品。イザール川ですよ〜。
これカンちゃんじゃないんですが、なかなかエロっぽくて好きやった〜〜
^_^
レンバッハハウスは1時間半あれば十分みれますね。そのあとは美術館に併設してるキャフェ〜で小腹を満たします。
シロアスパラとイチゴのリゾットや〜!乙女チックでカイチョ大コーフン!胃が痛くてオフクロさんと仲良く半分こ。
そのあとは美術館をあとにして、レジデンツにまっしぐら。今回オフクロさんのリクエストのひとつが、クラシックコンサートに行きたいということで、必死こいてカイチョもさがしました。かしこまったコンサートじゃァ堅苦しいので、ちょっとカジュアルにいけるやつをさがしていたらビンゴにあったわけです。「Residenz Serenade」っちゅうコンサートで、レジデンツの中にあるホフカペレというビッテルスバッハ家が代々結婚式などに使用したチャペルで、毎週木曜日土曜日の18:30から1時間行われてます。クラシック、1時間聞けばカイチョお腹いっぱいですよー。このホフカペレは、あのモーツァルトも演奏したことがある由緒あるところらしく、プログラムには必ずモーツァルトはいるそうです。
四人での演奏です。オーボエ、バイオリン、ビオラ、チェロ。
この天井のドームせいか、音がいい!!手ブレしちまってごめんよー。
オフクロさん、癒しクラシックなのに時差にも負けず、目と耳かっぽじって聴き入ってました。
ひとつNGだったのが、いつも座布団であぐらかいてクラシック聴いてるカイチョには、チャペルのイスがかたすぎて、痔になってしまいそうだったこと…おしりいたかったですよー!
この美術館、クラシック鑑賞のあと、芸術と創造のチャクラがひらいちまったのか、おふくろさん、カイチョ宅で花を活けてくれました。小さな花瓶に仏花並みの花ですが、「カイチョや、わたしが華の免許もってるのあんたしらんだろ…」と、カイチョを威嚇しながら投げ花。オフクロさんからすればカイチョの人生は極道の道いってるかもしれませんが、オフクロさんが華道の道いってることくらい、カイチョ知っとりますがな。
カイチョの仏壇にも活けてくれました。ナンマンダ〜〜ナンマンダ〜〜
そうそう、きょうなぜ「あこがれのハワイ航路」熱唱してるかっちゅうとですよ、大ニュースがあるんでやんすよ!2ヶ月間光化学スモッグのホロでおおわれていたアパートからやっと晴れたお空がみえたのでございます!足場も解体され、外側だけペンキ塗り終了!!
きったねー灰色になるかと思いきや、レンガ色のお屋根に映えるグレイ、なかなか綺麗にしあげていただきましたよーっ!これからあと2ヶ月、こんどは裏側の壁です。とりあえず、夏が来る前に表向きだけおわってよかった!
あこがれのハワイ航路、カイチョ一緒にいつかケーニッヒ広場で青空の下熱唱したい方、どうぞ!ポチッと!
パンガンのモトヤマくんも一緒に歌ってくれるはずです。
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