ヴィーゼンや 兵どもが 夢のあと （オクトーバーフェスト終了しました）

１０月４日、輝かしき奥さんの誕生日とともに今年のオクトーバーフェストも終了しました。２週間にわたった世界最大のビール祭りは、毎日秋晴れ快晴でした。オクトーバーフェストの時期は例年、雨がふったり寒かったりするのですが、最終日もあっぱれのババリア晴れ。高く澄み渡ってる秋空の下で、かいちょの選んだフィナーレテントは黄色がまぶしいBrau Rosl。１０時に入場して、ここでふんだんに飲んでヴィーゼンにさよならしました。

みてください、フィナーレを飾るこの秋晴れ！

10時にはいったとき、テントはがらがらだったのに、１２時を

まわったらあっという間に、はい、できあがり！

今年の統計によると、フェスト訪問者数は前年よりもちょいとさがって570万人でしたが、ビール消費量は650万リットルと相変わらず！そしてこの２週間で８億ユーロの利益があったそうです。まさにオクトーバーフェストで稼ぎまくっているミュンヘン市！いつからか、インターナショナルオクトーバーフェストなんて、ローカルの間では皮肉に言われるようにもなっていましたが、この不景気であっても、会長もミュンヘンッ子も連日元気にヴィーゼンに通っていましたし、（実際のところ、ドイツ人、それもローカルがかなり今年は多く見られました）結局のところ、ミュンヘンがこの伝統的なおまつりを愛する気持ちはまったくかわらないんだなとかんじました。

アルカイダのテロ警告があったりして、酔っぱらいが多いフェストなくせに、けっこう緊迫した雰囲気ではあったようですが、なにはともわれ無事に終わってよかったです。会長もヴィーゼンが終わってから抜け殻です。終わったとたんに雨が降り始めて、ミュンヘンの街が静まり返り、冬支度にはいってます。１週間前のあのお祭り騒ぎがまるで遠い昔のことのよう…‥これから寒い冬がやってきます。いやだなーっ。