「いいかげん雨ヤメヤー、コンニャロー」と、
連日カイチョが灰色の空にむかって怒鳴り散らしていた成果があらわれたようでございます。
いやぁ、このオクフェス時期というのは、毎年天気が読みにくいんですが、雨ならまだしも雪がパラパラ降った記憶があります！これ、うそじゃないです。たしか2002年か2003年だったと思います。本降りの雪ではないのでつもりませんでしたが、雨が雪に変わってる状態だったと思います、雪にかわるっちゅうのはだいたい2〜3度ですからね、さぶかったですよ…なんちゅーことやと頭抱えました。
そんなオクフェスもはじまって一週目。やはり人出が少ないですね、今日になってお天気がいいせいか、人がフェストにむかっている様子はありますが、ここ連日夜も人通りも少なくて静かだし、雄叫びは少々きこえますが、タイシタコトナイ。それでも週明けの朝、息子と散歩に出ようとして一歩出た瞬間、ジャリッと運動靴で踏んだいやぁな感触。カイチョの家の真ん前に、どこのテントからもちだしてきたんだか、ジョッキグラスがコッパミジンに割れ散らかっていて、息子のかわいいプリプリな肉球も傷つくところでした！
はぁーい、ほんとにそらが真っ青デスヨ、これこそビーゼン日和と言われる天気でございます！
ヴィーゼンの近所にすんでいると2週間はちょっとたいへんです。もちろんみんなが楽しみにしてる行事ですし、カイチョも大好きだから文句はないですけど、ここ数年、馬の糞、ゲロ、割れたグラス、酔っ払い、雄叫びなどなどかなりレベルアップしてきました。
夜になると暗くて見えないから馬の糞やゲロ踏んじゃった、とか、靴底にグラス刺さったまま歩いてたよー、とか、スーパーに買い物いくだけでも酔っ払いに「おーい」と声かけられたり、午前2ー3時の雄叫びとかって目覚まし時計よりも効果ありますよね。
カリスマ主夫のカイチョ、今日近所のスーパーにいったらこんなところにもリトルオクトーバーフェストを見つけました。
なんと2リットル瓶、どでかいハッカープッショルのオクフェスビールです。これ毎年恒例ですね、最後の最後は売れ残ってセールになるみたいな…。お値段は13ユーロ。1500円くらいすね。
それから、パウラナー醸造場のマスジョッキ (1リットルジョッキグラスのこと)と、Mia San Miaと書かれたバイエルンミュンヘンのレブークーヘン！ミアサンミアもバイエルン語で、英語に訳すとWe are who we are. バイエルンミュンヘンの誇り高きモットーでもあるようです。それから、ハート型のレーブクーヘンはたべれますけど、食べない人がほとんどです！これをみんなが首からぶらさげてヴィーゼンを闊歩しますよ。そういえば知ってます？？ヘンゼルとグレーテルの家はレーブクーヘンで作られていたらしいですよ！
こんな乙女心くすぐる一口チョコも！ここにあるI mog Diというのもバイエルン語で Ich Mag Dich, お前が好きだっちゅう意味です、うふん。
スイスチョコのリンツ社はきゃわゆいテディベアチョコ出してます。それもレザーホーゼはいとるんですよ！
これはもうちょっと大人ぽいかんじですね。でもパッケージやっぱりレザーホーゼンすね。
スーパーで今日の晩ごはんの支度の買い出ししてトボトボ歩いてたら、近所のお花屋さんにこれが！
真っ赤なバラとビールの主原料のひとつ、ホップのアレンジです。ホップは黄緑色のヤツです。斬新！ホップと真っ赤なバラのハーモニー！
で、もう少しトボトボ歩くと、近所の狩猟屋の前にこれ。ゲヴァイといわれる装飾品です、角です、角。カイチョも小さいのもってますけど、この大きなものは220ユーロします。でもこれ飾ったら立派だろうな…。
この店、はいる用事がないからはいらないけど、多分狩猟に使う銃とかのお手入れとか、弾薬とかを売ってるんだと思います。いつもチョロっと中をみると長い狩猟銃がいっぱい店のなかにおかれてるんですよね。販売してないと思うんですが、してるのかな？
とにかくですよ、今年はフェストが空いてます！
カイチョもまだヴィーゼンに足踏み入れてませんで、ブリちゃんも風邪気味だっちゅうし、今年は行けるのか！がんばります！
今日買ってきた食材で奥さんがつくってくれました。
トマトがバイエルン産でイタ産とまけずおとらず！甘くて美味しい！！
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