2024/01/14

カイチョ家と自分勝手なヤカラ達と騒音問題

あいかわらず氷点下のミュンヘンからグルウスゴット!今年はブログを週一で更新する(ように努力する)、という目標を掲げたカイチョでございます 。いやぁ毎日クソ寒い、能登半島の被災地と天候がかぶり、毎日祖国からはいってくるニュースにこころいたみます。


上の写真、この時期にミュンヘンでよくみられる光景なんですが…捨てられたもみの木の山です。長くミュンヘンに住んでますが、クリスマス後には街のいたるところでもみの木が捨てられるようになったのは最近です。カイチョと奥さんのような真面目で善良な市民は、ちゃんと所定の場所にわざわざ車借りて捨てに行きます。それがクソめんどくさくなって、ツリーかざらなくなったんですけど、所定でないところでもみの木ポイ捨てするのは実際ミュンヘン市は許可してないはずなのですが、いつの頃からか、ひとりがすてはじめてそれを真似するヤカラがでてきたのですね。

クリスマスの間に美しく目を楽しませてくれたであろうもみの木達が、無惨にポイ捨て。やれ環境問題だ、やれリサイクリングだ、やれ脱原発だ、やれ動物虐待だ、やれ騒音だといちいちクソ厳しい国民なのに、なんかこういう都合よく自分勝手な捨てかたってどうなの?ってカイチョ毎年思います。ツリーの山は今日も断然大きくなっていますよー!



ここ最近ご近所騒音トラブルが続いてます。

①パブの爆音
カイチョ家の向かいに小さなパブがあるんですが、ギリシャ人経営で日中はギリシャ人のおっさんたちがたむろってお茶したり、あぁでもないこうでもないとオヤジたちが小言を言い合ってる憩いの場です。カイチョ家が現在のアパートに引っ越した15年前から営業してるパブです。このパブが最近、ヤング達を相手に夜遅くまで開いていて、しかも夜にはDJ入れて爆音でパーティするようになったんです。クラブという形態ではない店だし、サウンドプルーフなど防音設備がまったくないので、爆音でオト出されると、4つ打ちのベースがまわりの建物に反響してブンブン聞こえるのです。去年は深夜に何回か奥さんと2人でパジャマ姿でお願いだから音小さくしてくれってお願いに行ったんですが、あちらはもうギンギラギンにパーティモードなので、警察に電話するよって脅迫しないとなかなか聞き入れてもらえない。大晦日の日は、明けましたおめでとう時刻から朝7時半までずっと4つ打ちがこだましておりました。勇気をふりしぼって奥さんがネグリジェにコート羽織って数回乗り込んでいったのですが、「今日は大晦日だよ、オバハン」くらい言われてしょぼんと肩落として帰ってきました。で、最終手段でポリツァイ(ポリスね)に電話でヘルプ要請したんですが、「大晦日でどこもかしこも騒音で対処しきれない。申し訳ないが今日は我慢してくれ」と。こうくるだろうとは思ってたけど、とにかくまったくといっていいほど眠れなかった…。

翌日元旦。昨夜のトラブルをうけて、奥さんと一緒に今後のアドバイスをもらいに警察署へ。昨夜の話をしたら、いわくつきのパブなのか、すぐに「あぁあそこな」ってわかってくれて、とりあえず昨夜大晦日はごめんなさいという謝罪からはじまり、法律上22時から6時まではうるさくしてはいけないので、次回聞こえたらすぐに連絡をしてほしいと。次回連絡があれば、すぐに駆けつけて店にまず警告、そのあと3−40分後に抜き打ちで戻り、またうるさくしているようであればその場でスピーカーや機材取り押さえ撤去、そして罰金または営業停止、ライセンス剥奪などあらゆる措置をとりますとのこと。次回ないことを願いますが、絶対にそうは思わないのでとりあえずこういった形で警察が善良極まりない市民であるカイチョ家の安眠を守ってくれるということだけでもわかってよかったです。

②まさかのエアビー騒動
そして新年明けてから数日後…。こんどはカイチョ家の下の階からまたもや爆音、そして深夜12時バースデーソング大合唱が!下の階、ここ15年間オフィスで使われてたのですが、最近所有者が変わったのかずっとリノベしてたんですよね。で、先月あたりからスーツケースごろごろしながら人が入れ替わり立ち替わりはいってくるんで、いったいなんだろうなって思ったら、どうやら民泊になったらしい…。ミュンヘンは正式にバケーションアパートとして登録しない限り、エアビーとか民泊みたいなのは違法なのですが、よくみるとここブッキング.コムにもすでに掲載されていて、しかもね、ベッドが6つあるらしく、12人まで宿泊可能ってあるんですよ!びっくりモモの木、アパートの住民みんなそんな話聞いてない‼️しかもいちばん騒音被害こうむるの、真上のカイチョ家じゃないですか…。しかもオクトーバーフェスト時期の料金いくらだと思います?貪欲に一泊1900−2200ユーロが2週間続いてました。っつーか、これって12人専用アパートといっても過言ではないでしょ?そうでなくても、オクフェス時期って近所が騒音だらけなのに。静かに滞在してくれればなにも文句はないんです、ただオクフェスで12人も一つ屋根の下暮らすなら、沈黙の滞在はふつうにありえないですよね。下界とトラブルあったらポリツァイとスクラム組んでがんばります。

③ドイツプロレスファミリーの引越し
カイチョの上の階に住んでるドイツ隣人。引っ越してきた2017年あたりから、めちゃくちゃドタンバタンと音を立てて暮らすカップルで、バックドロップキックとかプロレスでも毎日やってんのかなって思ってました。音だけでなく振動までくるんですよね。そのカップルにもひとり子どもが生まれあっちゅうまにふたり目も生まれ、相変わらずのプロレス音とともに泣き叫ぶ声も同時に聞こえてくるようになりました。時々、「まさかプロレスどこか虐待でもしてるんじゃないか」ってヒヤヒヤしたことが何回もあります。そんなプロレスラー達が、「我々入籍しまして、引っ越します!つきましては今夜盛大にパーティをしますので、うるさくなると思いますがご了承ください」という張り紙をだしたのは、10月のこと。「やった!やっと引っ越してくれる!」と思い、奥さんと2人でおめでとうシャンパンまで渡したのに、年末になってもいっこうに出る気配がない。おいおいまさか延期か!?と思いきや、先日奥さんがばったり遭遇したときに痺れ切らしてきいたらしく、今月末にはオサラバだということがわかりました。ここ数日パッキングしてるのか、プロレス音も早朝から夜遅くまでひっきりなしです。上からも下からも騒音くらっているカイチョ家ですが、まぁこちらからもお返しに食らわせればいいと、人生いろいろ、北酒場、雪国からはじまりありとあらゆるJpopを毎晩金のマイクで大熱唱しております。


先日ぶらぶらしたらKAREというインテリアショップでトッティ発見!KAREは青山に店出してます。東京にもトッティいるんだろうか、次回見に行ってみよう。

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このネオンめちゃくちゃかわいい、参鶏湯食べに行くぞ!


今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!寒い冬、みなさまご自愛ください!