2016/07/28

例えばテロが日常化しても、人間は冷静に、気持ち切り替えて前向きに、日々生きていくしかないのです。

先日、オクフェスのテロのはなしを書いたその日にミュンヘンで無差別襲撃事件がありました。一週間たったいま、この話もだんだんとされることがなくなって、まるでなにもなかったかのように通常通りにミュンヘンはうごいております。襲撃事件でなくなられた方々のご冥福おいのりいたします。犯人は単独犯、移民系ドイツ人の犯人でしたけれども、過去にイジメにあって孤立していたり、うつ病、精神科通院患者であったり…自分のルーツの国から違う国にわたって生きていくということはときに苦しく困惑し悩むこともたくさんありますあからさまなガイジンとしてこの街に住む以上、カイチョも日々感じているしだいでございます。が、こんな無差別テロは起こしちゃあかんです。偉大な神への冒涜であります!

きのうマリオちゃんとこにイッパイやりにいって、隣にすわってた日系企業に勤務されてるチウザイさんも、ことしは会社のオクフェスイベント、あぶないから取りやめる、とほざいてました。キャンセルもすでにけっこう出ているみたいですし、今年のヴィーゼン、あまり人出がないかな…とにらんでるカイチョです。こんなクソガキのクソテロで市民の安全と自由が脅かされて、たまったもんじゃぁないっすよ、ほんとに。世界中でテロは起きます。いつどこで起きてもおかしくない世の中。島国ニッポンのみなさまも、平和ボケ、暑さボケしている場合ではありません!遠い外国での出来事ではなくもうご近所並みに近いところで起きる出来事。相模原市もちなみに遠い外国ではありませんので、お忘れなく。

テロの翌日、不謹慎ですけど奥さんのラグビーチームOB主催のトラムパーティにいってきました。カイチョ不謹慎じゃねーかと思われる方もいらっしゃるはずですが、数千ユーロかけてその日のパーティのためにたくさんの人間が動き、キャンセルしても返金なしっていうのではやらないわけにはいかなかったのです。ここでもういちど、このクソテロのせいで若い命が失われ、市民の不安をあおり、市民の安全そして自由がおびやかさたのです。まったくもって腹がたちます。

話を戻しますがな。ミュンヘンではちんちん電車を数時間貸切で、街中グルグルとまわりながら電車内でパーティできます。(ちなみにカイチョも10年前に◯0歳の誕生日パーティはトラム貸切で盛大にやりました。) トラムのサイズもピンキリで、今回はキャパ130名のトラムをゲット。ブンブン調子のいいスピーカーも何台もつけて(これもオプションでプラス料金でつけれるんですね!)街を練り走りました。乗車場所は高級住宅地が広がるイザール川の向こう、ハイドハウゼン地区、Max-Weber platz! ここからイザール川わたって中央駅、シュバービング、オリンピック公園、ニンフェンブルグ城、ノイハウゼン、カールスプラッツ、マキシミリアン通りで下車という、まさにミュンヘンゴールデンゾーンをまんべんなくはしりまわる3時間。

 
きましたぜ、我らのパーティトラム!行き先にはSonderfahrt (貸切)と!


 
中に乗り込むとトラムの真ん中にビールが山積み、掘っ建てバーが!

 
 
性能がいいブンブンスピーカーが車内にたくさん取り付けられ、オッさんの青春時代を思わせるAC/DC やらブルーススプリングスティーンやらボンジョビやらが爆音でかかってました。

 
酒担当、パーティ主催のボス、ファーギーおじちゃん。



 
3時間のあいだに2〜3回トイレ休憩を挟みます。乗り物にのりながら、酒飲むわけですから、酔いのまわりが半端ない(笑)
みんな我先にトイレに駆け込みます。

 
あるトイレ休憩停車駅でまっていたのは…レザホおいちゃんたちのブンパッパ!これはうちらの次にくるパーティトラムが用意したイベントだったみたいです。



 
酔いがまわりまくったオッさんたちが停車駅でなぜか腕立て伏せはじめました、うちの奥さんはシラ〜ッと遠目で見て不参加。


 
オリンピック公園周辺の停車駅で、襲撃事件の被害者のために一分間黙祷ささげました。
ミュンヘンの安全神話がくずされた事件、カイチョの友達なんかはこういうことがいつかはあるだろうと予想してたといいます。市民からはまだ不安がとりのぞかれませんが、その反面ISじゃなくてよかった、みたいなほっとした印象もありました。


カイチョたちのトラムパーティは無事終了、安全で、自由を規制されずに楽しく過ごせることの重要さをしみじみ感じました。


カイチョ〜〜、今度トラムパーティいつやるの、誘ってよ〜〜っちゅうかた、ぜひポチポチを!いまオカマのブリちゃんとデカイトラムパーティ企画中!
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