2016/07/20

テロなんてシャンティなビールで吹っ飛ばせ! オクトーバーフェスト2016、テント建設はじまる。

夏日のミュンヘンよりグリュースゴット!いやぁ、毎日ビール日和で暑いっすね…イザール川なんて、東京サマーランド並みに芋洗い状態ですがな!

 
今日も朝からビールガデン営業中ヨー!果てしなく強い肝臓があれば、カイチョ、毎日でも朝からビール飲んだくれたい…。


7月第2週目より、今年もオクトーバーフェストのテント建設がはじまりました。
毎日のようにせがれとここを散歩するので、このテレジアンビーゼの四季やイベントは警備員並みにしりつくしているカイチョでございます。毎年フェスト開催2ヶ月前から会場のテント工事が始まり、10月はじめにフェストが終わってから約1ヶ月かかってもとの更地にもどします。これから丸4ヶ月間、テレジアンビーゼの通り抜け全面禁止となってます。
 
テレジアンビーゼ通り抜け禁止!
急がば回れ、迂回してください、とあります。


10年以上前は、オクトーバーフェストのテント建設期間中は、テレジアンビーゼはふつうにとおりぬけできていたんです。たいそうなフェンスとかで仕切られることもなく、一般市民の通り抜けや出入りは自由で、かなり規制がユルいかんじで建設がおこなわれていたんです。テロが日常になってる今の時代から考えれば、ずいぶん無防備だなとも思いますけど、市民は建設中のテントの中のぞけたり、併設されてる大工さんたちのカンティーンとかでビールをやすーく飲めたり、カイチョは毎日のようにテント覗きにいって、カンティーンでビール飲んで完成をまちわびておりました。ところが…ある年に、自転車のったおっさんが、テント建設現場を通り抜けする際に事故おこしたらしく、ミュンヘン市をうったえたそうなのです。安全面に関して管理がいきとどいてないじゃないか!と。あっしから言わせてもらえば、「あんた、自ら建設現場に自転車で出向いていって、自ら怪我してミュンヘン市のせいだ!っちゅうのはないだろうが!」とも思いましたが…カチンコチンな石頭オヤジの事故が大きなきっかけで、その翌年からテント建設期間中はフェンスがはりめぐらされることになりました。今年はテレジアンビーゼをぐるっとかこむようにフェンスがはられましたので、一歩も中にははいれない、トッティも少ないスペースのなか、あちらへこちらへトイレ探しに大忙しっちゅうかんじです。
 

 
すでにおったってますね、フェストの象徴、Paulanerテントのビールタワー。

 
手前は青いお空のハッカ〜テント。奥の茶色はみんな大好きアウグスチイナテント。
ハッカーのテント、今年青色が新しく塗り替えられたようで、テントの中はちょーピーカンになるみたいですよ!

オクトーバーフェスト、ミュンヘンが誇る世界最大ビール祭り、オクトーバーフェストではカイチョも毎年のようにドリンクドランクドランクン伝説を更新中でございます。でも今年はどうしてもどうしてもテロが怖い…ニースのトラックツッコミテロのあとはバイエルン州の電車内で斧テロがあったばかりですし、マジ野蛮極まりない世の中です。神が偉大なら、偉大で結構!罪のない一般市民をまきこむのは神への冒涜だ!と言いたい。毎年平和にすぎるオクトーバーフェストですが、じつは東西ドイツがまだ別れていた1980年に、会場でテロがありました。その年の9/26日、夜10時もまわったころ、フェスト正面入り口で、ゴミ箱のなかに設置された爆発物により13人の死者、211人の負傷者がでました。爆発はかなり大きかったようで、サッカーフィールドを占めるくらい、このためたくさんの負傷者がでたといわれてます。犯人は極右翼で、地質学を勉強していた学生だったらしいですが、単独犯であったのかそれともグループだったのかは、いまだ謎のようです。今日でも1980年のオクフェステロで犠牲になった人々の追悼記念碑が、オクトーバーフェストの入り口にみられます。ミュンヘン市も今年は想定外で予算外な額を使って万全な警備態勢でビーゼン開催するようです。マジよろしく頼むよ〜!

 
これが入り口にある追悼碑です。1980年9月26日におきた爆破テロの犠牲者を追悼してとあります。
横に犠牲者の名前が刻印されてます。


オクトーバーフェスト2016, 何もなくただ酔い潰れる楽しい二週間のうたげになることを願います!


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