2010/05/27

故郷から愛、おふくろさんからの贈り物


がびぃ〜ん。昨日まではいいお天気が続いたのに、やっぱりきちまった、このどんよりな雨雲…‥。恐ろしい事にこの天気は来週いっぱいまで、だらだらと続く、との予報。いやんなっちゃうなぁ〜。

週末はこんなに天気がよくって、今年お初のビアガーデンしちゃったっちゅうのにさぁ。


イングリッシュガーデンなんて、人が多すぎてうざすぎる。あの娘もこの娘もここぞとばかりに、真っ裸同然でくつろいでる。ビアガーデンももちろん満員、ブラスバンドもブンパッパァー!こういう日にビールを飲むと、最高の幸せを感じる会長であります。毎日こうであればいいのに…‥。

うってかわって、どんよりな今日。あさっぱらから、DHLのお届けピンポンでおこされる。おふくろさんからの愛の納品!EMSで4日前に日本から送付したものが、もうついちゃうんだもんね(それも早朝に)。世界は狭くなったっちゅうもんですよ。

ルンルン気分で中を開けてみると、たくさんの乾物。そう、海外在住ニッポン人にとって、乾物は必須。ガイジンさんにしてみると、なんで日本人はこんなに乾物を大事にためこんでるんだ?っておもわれてるみたいだけど、ガイジンさんには、この乾物のよさがわからないっちゅうもんだ。送るには軽くて、湿気のない国では長期保存が可能で、しかも海外では乾物といえば高価品だ!!わかめ、昆布、ひじき、かつおぶしにきりぼしだいこん、和の基礎が全部ちりばめられた乾物たちよ!!!

乾物たち大集合!

そしてこの乾物たちに埋もれて、箱の一番下に不思議なものがはいっているのを発見。


…‥。なんだこりゃ?なんとなくかいちょが好きそうなギャルギャルしいピンク色の物体は?



どうやら、これを使うとシャワーのときに足の裏をマッサージしながら指のあいだまで
しっかり洗えるらしい。それに角質もとれて、足すべすべになると…‥。

じつはここ最近、かかとがめっきり乾燥してがさがさだし、ジョギングをしているせいで、まめができたりたこができたり、かいちょのこあしのトラブルが多くなってたんです。それをテレパシーでかんじとったのか、おふくろさんがこんなものを送ってきてくれた…‥。感激!

というわけで、早速使ってみました〜。ちょ〜きもちぃ。足がなんだかすっきりつるつるつる!こりゃ、水虫もちの奥さんにもつかわせてあげなきゃです。おふくろさん、遠くニッポンから納品ほんとにありがとう!!



やっぱり男は角質のとれたつる足じゃなくっちゃね、と思われる方、ポチリとクリックおねがいしまーす!
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2010/05/25

仏国の誇り、画家モネのおうち突撃訪問ーフランス旅記2−


さてフランス旅記第2弾!結婚式のあった西フランスからまたおパリへ戻り、ここで4日間パリジャンに変身したかいちょ。奥さんのパリ在住の同級生、ヌーラさんの紹介で、マレ地区の素敵なアパルトマンで4日間ぶらぶらしてました。このアパートが、ロケーションは絶好だしクールなんですけど、エレベーターなしの6階(おまけに螺旋階段)。おかげで毎日いい筋トレさせてもらいました。

パリのぶらぶら日記はまたあとでご紹介しますが、今回はどうしても行きたかった場所がありました。それは…‥クロード•モネのアトリエ、そして住んだ家!パリから電車で1時間ほど行ったところにある、Giverny(ジヴェルニー)にあります。

大学時代は美術史専攻したかいちょ、なかでも西洋美術に関してはモネだけではなく印象派の美術展には足がくさくなるほど通い、浮世絵とモネについても論文かきあげました。(つたない英語で書く論文はつらかったけど、リサーチは絶好調に楽しかった!)モネは自分の家とそのガーデンをたくさん作品で描いてます。そんなこんなで、どうしてもモネがどういうところで作品を描いたのか見てみたい!っちゅう甘酸っぱい思いを胸に、いってきました〜。

パリから電車で1時間、Vernonという街で下車。ここからバスもでてるけど、体育会のかいちょと奥さんはチャリを借りて、サイクリングヤッホー!裏通りのしずかで平坦な道をゆっくりこいで、40分ほどでGivernyに到着します。

パリ、サンラザール駅から出発!
この駅は、ほぼモネが描いた当時のまま残ってるんだって。

Vernonからこんな小道がGivernyに続く…‥かわいいフランスのおうちが
両脇にいっぱい。

そしてその小道の名はまさしくRue Claude Monet!

モネのおうちに近くなるほど、小道がにぎやかに。
カフェやショップ、それに印象派の美術館もでてくる〜!

モネのお家は思ったとおり、ルックJTBご一行ツアーを含め、シニア人口密集地帯!みんなガーデンをみにくるんですね。モネの家のなかは、もちろん見学できますが、写真撮影禁止なので、ご紹介する写真は残念無念ながら一枚もありません。彼の過ごした大きな窓が特徴のリビング、寝室をはじめ、かいちょがとくに感動してしまったのは黄色一色のダイニングルームと青のタイルがまぶしすぎたキッチン。そして、なによりもモネの家は浮世絵美術館かと思うほど、すべての部屋が浮世絵で埋め尽くされてました。とにかく、壁のすきまがみえないくらいの北斎やら歌磨呂やらの浮世絵。美人画がとくに多かったような気がしますが、これは全部本物?!モネが浮世絵の世界に魅了され、彼の作品に反映していたことがとてもわかります。



アイビーで覆われたピンク色のモネの家!

モネは画家としてだけではなく、広大な2つのガーデニングにもずいぶんと没頭してたみたいです。ひとつは自宅前に広がるもの、もうひとつは有名な日本の庭園をイメージした池と太鼓橋のあるガーデン。


モネの家の前にひろがるガーデンは、モネの生前愛した庭園と同じく、
いろいろな花をやたらかまわず植えまくって、庭のボリューム感をだすようにしてるんだとか。

アイリスがいっぱい咲いてました!






この色とりどりの庭と比べると、もうひとつの庭はまったく違う雰囲気…‥

池の左奥に、あの有名な橋があるんですがみえます?

ここにも真っ白なアイリスが柳の木とともに咲いてました。
光が水面に反射する色と池に浮かぶ睡蓮、モネはこの情景を描いたんですねぇ


亀戸天神じゃないけど、太鼓橋の上にはほんとに藤の花もさいてました。
人でごったがえしてて、とてもじゃないけど橋はわたれませんでした…‥
この情景をみて、かいちょ、胸キュン。

どこの美術館にもあるように、最後に行き着くところはおきまりおみやげショップ。
このショップのある部屋は、モネが名作「睡蓮」を描いたアトリエだったそう。
今回パリのオランジュリー美術館で睡蓮をみたかったんですが、
奥さんがまったくもって美術に興味がないので、次回にパス。
美術館巡りはやっぱりひとりでゆっくりと、が基本ですよねっ!

かなり大きなアトリエだったことがわかります


う〜ん、ほんと来てよかったです。大学時代、ラクロス、飲み会、パーティ、デートのかたわら興味深く勉強したことがしみじみと思い出され、もういっかい勉強したくなりました

Givernyの自宅そばにモネを含む一族のお墓もひっそりあります



カイチョが書いたモネと浮世絵の関係についての論文をぜひ読んでみたい方、ポッチンプリンでクリックおねがいします!
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2010/05/24

「世界一蹴の旅 サッカーワールドカップ出場32カ国周遊記」本の予約はお早めに!

え〜、みなさま、このブログをお借りして、ちょっとした宣伝をさせていただけたらと思います。

去年のオクトーバーフェストを通じて、来月南アフリカで開かれるワールドカップを目標に、出場国32カ国を1年かけて旅している、2人の好青年にご縁があって出会いました。Liberoというユニットを組むアシシくんとヨモケンくん、ふつーの好青年のくせして、考えてる事はぶっとんでて、とんでもなくガッツがあるこの二人。旅の最終地点、南アフリカに出発する前に、W杯が32倍たのしめてしまう本を6月2日に出版することになりました!

サッカーという枠を超えて、彼らの世界一周旅行記でもあります、ぜひ書店またはオンラインにてご予約ください!

 予約はこちらをクリックね

彼らのブログ、かいちょのブログにもリンク先がありますので、ぜひ遊びにいってみてください!よろしくっ!

新緑ハイクとバイエルンな休日

5月22日の土曜日、マドリッドで行われた欧州の王者を決めるチャンピオンズリーグの決勝。ミュンヘンの誇りFCバイエルン対インテルミラノ。かいちょと奥さんの予想通り、0−2でバイエルンの負け。チャンス球はとことんいれてかないと、点につながらないよっ!(By大学時代のラクロス部主将のきついお言葉)ミュンヘンが真っ赤にそまるほど集結した熱狂的なバイエルンファンたちには、どれほどのショック!だったでしょうなぁ。その後、ファンの涙か、ミュンヘンにはまたも雨が降り始めました…‥。そんなどんよりなミュンヘンを飛び出して、新緑のなか、ミュンヘン近郊テーガン湖周辺へハイキングへ行ってまいりましたっ!

湖のふもと、Bad Wiesseという小さな町からのハイク。お花で満開のヘンゼルとグレーテルのような、かわいいおうちがいっぱいあったよ。

雨あがりのハイク、お天気は…‥っちゅうと、足もとはぐっちゃり、のところ多かったけど、曇典型的な春の空、くもったりはれたり。雨がざんざん降らないだけよかったよっ。これでピーカンだと、かいちょの美白中の肌が、ゴキのようにまた黒ずんじゃうからね!
黄色い野花がいっぱい!

なんだか緑がまぶしすぎたから、ぱちり。

目指すのは右のおやま、標高約1500mのFockensteinね

バイエルンはハイキング天国、サインポストがいっぱいしてあるから、
迷う事はないのです!

残雪もまだまだあって、ぬかるみばかり。
奥さんは3回ほどスッ転びました。

トッティも一生懸命のぼってきましたよ!頂上でポーズ(舌でてる)

頂上からは正面にテーガン湖がみえる、けっこうのぼったんだね。

ユニクロや来来軒やBOOK OFFがある花の都パリもいいけど、こんな景色にすぐ出会えるミュンヘンがやっぱりカイチョのスイートホームなんでしょうね。

トッティもヒュッテの近くで、いっぷくちゅー。

7時間に及んだハイク、トッティもかいちょも奥さんも、
家にかえってくるなりこの日はバタンキューでした…‥。


ワールドカップではぜひドイツに優勝してもらってバイエルンファンを喜ばせてやろうよ、というかたはポチッとクリックおねがいします。

2010/05/21

トレビァ〜ン、フレンチマリアージュ♥ −フランス旅記1−

ボンジューッ、みなさん、いかがお過ごしですか?1週間のフレンチバッコーンスを終えて、水を得たウオのように、生還ーっ!いやぁ、たのしかったのよん♥フランスにまじで、燃えるような恋をしちまったカイチョ。ミュンヘンに帰りたくなくって、つごーよく、火山に期待しまくってましたが、こういう時だけ、フライトは切なくオンタイム〜…‥。

ご存知のとおり、今回の旅は友人、フランスボーイQuikyとオランダガールRoxyのマリアージュ。Quickyの故郷、西フランスは大西洋沿岸のリゾート地、Saint Palais-sur-merという小さな町で華やかに行われました!Saint Palais -sur-merへは、パリのモンパルナス駅からTGVにのって、約4時間。のどかなフランスの田園地方を車窓でみながら、奥さんとなかよく列車の旅です。


ここがQuickyの育ったSaint Palais Sur Mer.
何となく、北カリフォルニアのCarmel by the seaに似てるね。

新鮮な魚介類のフレンチをビーチ沿いでいただいちゃったよ!

人生お初のフレンチマリアージュ、参列者の半数はミュンヘンからのいつものラグビーの仲間たちで、ベラボーにぎやかで、ベラボーに楽しい結婚式でした。教会でのお式は毎度ながら、立ったり座ったり、アベマリアな愛の讃歌でしたが、リセプションとディナーでは、各国恒例のスピーチもなく、どっちかっていうと、テーブルごとに「どーでもやってくれ」みたいなかんじ。新郎新婦入場では、みんな総立ちでテーブルの上のナプキンを頭上で振りまくるという、なんとも盛り上がりまくりなスタートでした。

午後3時から教会でのお式はスタート、シンプルな石作りのチャーチ!

お式のまえに、男子ラグビーチーム、みんな勢揃いで、はいガッツ!
まるでゴッドファーザー。


Quicky、ママと腕を組んで入場!

Roxyもママと嬉しそうに入場!

まじめにお式の最中…‥
ロキシーかわいい!

外でのリセプションが夕方6時頃からはじまって延々と約3時間。そのあと、中に移動してディナーがはじまり、最後のデザートとコーヒーが出たのが夜12時。そこからダンス•ダンス•ダンス!フランスのマリアージュは永遠に続くよ、って聞いてたけど、これだったらスペインはどうなっちゃうんだ?!
外でのリセプションは、フォアグラにオイスターにシャンペンに白ワインに、ありとあらゆるいわゆる、フランス式つまみっちゅうもんが!

そしてなぜか、胴上げではなくて、ラグビーのラインアウトがはじまる…‥
そして新婦も空を舞う…‥

中に移動するなり新郎新婦入場で、みんな総立ち!

カイチョたちは、ダンスに体力尽きて朝4時には退散しましたが、体力有り余ってるラグビー選手たちは朝6時までゴーゴー。その4時間後には、起床してブランチと一緒に、ディナーで残ったワインをまた開けて飲み始めてる…‥。ガイジンさんの若い連中っちゅうのは、ざるなんてかわいいもんどこじゃなく、底のまる抜けした、たらいのようなもんですなっ。最敬礼、リスペクト!

何はともあれ、この結婚式で、あらためてスポーツしてる仲間たちっていいもんだなぁって思いました。ラグビーというスポーツを通じて知り合い、そしてラグビーの仲間にさんざん祝福されて結婚したおふたりさん、カイチョと奥さん、そしてラグビーチームにとっても、忘れられないフレンチマリアージュとなりました。すえながくお幸せにね。

引き出物もラグビーボールだよ

♥♥♥!!!

ロキシー姉さんと、こんどぜひスクラム組んでみたいよっちゅうかた、ポチッと応援クリックよろしくお願いします。