2010/02/22

緊急脱国!タイ&カンボジア大珍道中 (カンボジア偏その1)

ながらく更新おまたで、すんませーん!1月29日から3週間に渡って、アジアバコンスを楽しんできました、舞い戻ったミュンヘンもすこしずつ春に向かって前進中。

2年ぶりのタイ、そしてはじめてのカンボジア。とりあえず、最初っから撃沈でした。夜10時発バンコック行き、エロい紫のムンムンなタイ航空…‥ところが。ミュンヘン豪雪で、まってもまっても飛行機が飛べない(涙)。ゲートで待つ事1時間、機内で待つ事3時間、あげくの果てに離陸前に機内にて病人発生。飛行機のおしりから、緊急搬送で病人を運びだし、(かわいそうに、休暇にいくのが病院に行くはめになっちまったドイツ人よ)やっと離陸したのは夜中2時。4時間の遅延、ありえませんでしょう。そしてもちろん、バンコクに到着したときは、Siem Reap行きはすでに、かいちょたちを見捨てて離陸していたのでありました。でもブッダが微笑む国タイランド、ちゃんと次のフライトに乗せてもらった(よかった!)まではよかったが、カンボジアに到着すると、荷物がでてこない…‥かーっ、いつものパターンでロスバゲか。と、まぁ、初日にしてざっとこんな感じでした。

カンボジア入国にはビザが必要だよー。出入国カードにもアンコールワットが!

Siem Reapまではバンコク航空で約1時間弱。日本人が沢山のってました!
おまけに機内アナウンスもかわいいタイ人のスッチーさんが初々しく日本語でご案内!

Siem Reapの空港。入国審査が終わると正面にでーんと仏様がお迎えしてくれます。

カンボジアの目的はもちろん世界遺産、アンコール遺跡群訪問!なので、今回は遺跡のあるシエムリープだけの訪問となりました。長い間、アンコール遺跡を訪問するのが夢だったかいちょ。我らが上智大学、そして祖国ニッポン政府が無い金はたいて遺跡保存に協力してるし、東洋美術史専攻だった会長は、大学時代この遺跡について結構学んでいるのでした。(しかし、講義は午後一だったこともあり、最前列で勢いよく昼寝をしていたので、あまり内容は覚えてません)

バイクとTuk tuk のほこりで目一杯汚れてるシエムリープのくそ暑い市内で、バゲッジが届いた2日目は、2日間汗をすいまくった臭いジーンズとTシャツとスニーカーともおさらばし気分爽快!時差ぼけ調整もあり、短パン草履に履き替えて、ちょいとのーんびりと市内観光へ!すべてがUSドルで動かされる町、ビール1杯50セント、マッサージ1時間、5ドル。カイチョも奥さんも両手いっぱいに1ドル札をにぎりしめ、浮かれポンチで、うほうほカンボジア!
地元アンコールビール、おすすめ!50セントなんて、ひっくりかえりそうです。

みなさん、知ってます?タイの国境を超えると、食べ物が辛くなくなるんですよ。クメール料理も、どちらかというとベトナムに近い味付けで、日本人の会長好みのおなかに優しい味で、はなまるっ!
奥さんが朝食にたべてた生春巻き。1ドル50セント。
かいちょが毎朝たべてたヌードルスープ。おかゆもあります。

これはポメロサラダ、グレープフルーツや春雨、エビなんかがはいった
暑い夜にはさいこーのさっぱりサラダ。
カンボジアンBBQも食べてみました。焼き肉と鍋がまざったかんじ、おいしいよ。
ゲテモノ大好きな奥さんが、ヘビとワニの肉を食ってました。

Amokというカンボジアのカレー。タイのグリーンカレーに
味もよく似てるけど、辛くないんだな、これが!

シエムリープで泊まったのは、ゲイフレンドリーな「Ei8ght Rooms」、一泊25ドルです。ここは市内中心部から徒歩数分で、とても便利でした。部屋自体はとくにたいした事ないんですが、なんかこじんまりとしていい感じだったので、決めてしまいました。
ほこりっぽいホテル前。アジアだね〜。

 
フレンチっぽい外観の建物がいっぱい。かいちょたちの部屋は
上部のバルコニーのあるお部屋でした。
ピンクのタイルがしきつめられたロビー、かわいい!


シエムリープの中心部は、庶民の生活が見れるオールドマーケット、ぎらぎらとパブが軒並みならぶ「パブストリート」を中心にぎゅっと縮小されてあるので、まわりやすいです。カンボジアって、親日の人が多いみたいで、日本語でやたらと話しかけられました。男の子も女の子も人懐っこくて、笑顔がとっても素敵でした。
マーケットの外にはバイクが永遠とならぶ…‥。

これぞアジアなオールドマーケット!原始的なモールみたいななかにごちゃごちゃと
お店があって、なんだかさっぱりわからない

ほんとにパブ通りっちゅう名前なんです (もちろんアイリッシュパブもあるよ)

パブ通り、毎晩にぎわってます、Siem Reapのカオサンロードみたいもんかな?

日本と似てるところ:電線がいたるところにあるのよ

もちろん、アジアには欠かせない屋台もあるよ。(もちろん夜のみ営業ね)

この国がカンボジア王国としてやっと歩みだしたのは、つい最近の1993年。1953年までは90年間にわたってフランスの植民地であり、その後は内戦を繰り返し、1975年からは共産主義思想のポル•ポト政権のもと、都市住民の農村への強制移住や知識人の大量虐殺などの尋常でない出来事はまだ記憶に新しいかと思います。悲劇的な歴史を歩んできたこの国は、医療制度などがいきわたっていないためか、平均寿命は50代前半で、人口の1/3は15歳以下が占めるとか。だから、小学生くらいの小さな子供たちが物を売ったりして働いているのは、普通に見かけるし、学校にいかないで一生懸命朝から晩まで働いている子も多い。でもみんな、すごくかわいい、そして元気なんですよ、生きる活力がにじみでているっちゅうか。こういう世界をのぞいて、なんだかカイチョ、胸が熱くなりました。ばりばりな先進国に住んで、何不自由もないくせに、文句ばっかりいう自分がなんだか恥ずかしくなっちゃいました。

珍道中1日目にオールドマーケット前でみた夕日には、なんか感動しました!アジアだよな〜、胸キュンです。

おつぎはおまたせ、アンコール遺跡だよ!

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3 件のコメント:

  1. うわー、写真、ナイス!!
    すんごいアジア恋しくなった。
    次回アップ楽しみにしてまーす。
    いいなあ、いいなあ、朝から春巻きかよ!
    美味しそう〜〜。
    アジアの純真でもうたお。
    けい

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  2. 熱いね!アジア。あーこゆーとこ旅行したい。
    っていうかタイに駐在ならんかなぁ~

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  3. ふくかいちょ2010年2月25日 17:09

    いいねー!!アジア最高!食べ物もめっちゃおいしそう!仏様にお迎えされて心洗われる気分だった事でしょうよ。それにしても、かいちょって写真のアングルの撮り方うまいよねー。どの写真もすごくきれいに撮れてるね。副かいちょは、かいちょがいっぱいいっぱい楽しんでリフレッシュしてきた事、シュバーべランドから嬉しく思っておりますぞー!!

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