2009/11/29

「Paranormal Activity」ー御殿にて超常現象おこるー

幼少のころから真っ暗な部屋ではひとりで眠れないくせに、ホラー映画や心霊写真っちゅうものが大好きな会長。多感な青春時代にはみえないけどなにかの気配を感じたり、夢が本当になったり、カナしばることしばしばで、直感とか六感っていうのがすこしあったみたいです。

っちゅうわけで、師走も3日すぎちゃったよ〜ん、なんでこんなに師走っていそがしいんですかね。目がまわってまわって、空中ブランコに乗ってる毎日。のんびり会長も12月だけは分刻み行動で、ハッスルハッスル。だから年末になるとぷちんと糸が切れたように''うつお''くんになっちゃうんですかねーっ!

話がすっ飛びましたが、最近トーキョー経由で、ある不法ダウンロードのサイトを教えてもらって、がんがんダウンロードしまくってます。不法なんて、もう世間様では当たり前だし、はやく法律で不法をみとめてもらわんと!とにかく、これが優れもので、先日かねてから見たいとおもっていた史上最強のホラーと言われる「Paranormal Activity」をゲット。最高品質でばっちり見させていただきました。ひやぁ、幼少時代からミミズを半分にちょんぎったり、かたつむりを殻からひっぱりだしたり、とかげのしっぽをつかんで切ったり、ばったの足をひっこぬいたり、そういうたぐいのことが好きだった会長、ホラーというホラーは大好き。この映画もかなりどきどきもんでした。ホラー映画のだいっきらいなうちの奥さんは、怖い場面になりそうになると奥の部屋へしっぽをまいて逃げて行く始末。奥さんがばたばたスリッパはいて逃げていく音自体がparanormal activity 、まるで座敷わらし。たかが映画だっちゅうの、これだからだめですよなー、世の奥さんたちは!

とりあえず、アメリカ人のホラー好きな会長の友人たちも絶賛していたこの映画。まだみなさんの記憶にあるBlair Witch Projectに似たようなかんじで、ホームビデオ撮影感覚でのフィルム。だからこそ、現実味がありありでひぃっ!まだご覧になってないかたは、ぜひどうぞ!ふくかいちょ、こんど御殿にてホラー大会をしますので、ぜひご参加ください。
明日は2010年W杯のドロー、およびかいちょの誕生日です。青空でピーカンに晴れますように。ケープタウンのごとく30度まであがりますように。



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2009/11/25

見事な結末、パリ珍道中ー最終日ー

真っ赤なボルドーリバースで目覚めた会長のだるい朝のパリは快晴。こちらもムンムンな天気で、とっくりセーターにタイツでブーツ、毛糸のパンツ付きを用意してきた駐妻ASAMINは「暑い、あっちい」とひっきりなしに騒ぐ始末。こればっかりはどうにもならんですよ!!

本日最終日2日目は、だるい会長も少しばかりお寝坊させてもらって、昼前から活動開始。しかしホテルからでるまでにエレベーターの点検が行われていて、エレベーターが使用できずここでまた時間を食うしまつ!いま考えてみれば、最終日はボルドーリバースからはじまって、不吉な前兆はたくさんおこっていたんです。

エレベーターを何とか動かしてもらって、ホテルを後にして、まずはサン•ジェルマン•デ•プレにある胸キュンなアロマキャンドルを求め、Diptyqueへ直行!路面店として存在するのはヨーロッパでは、パリ、ロンドンだけ。品揃えももちろん豊富で。
このお店のなかにいると、いい香りにつつまれてうっとりんこ。商品ももちろん洗練されたものだけど、店内の雰囲気もジェントルマンなパリジャンの店員さんも洗練されまくって、このお店の中にいるだけでも満足しちゃう。クリスマス限定キャンドルもでていましたが、ASAMINが愛用してるバラの香りのアロマキャンドルをまねっこちゃんで購入です(トッティのおくちが最近御殿のなかで臭うので)。ほんっと、すごくいいかおり、そしてそれと正比例するお値段ですが…‥絶対おすすめします。
キャンドルがはいってるグラスもおちゃれなんですよ

その後、ダヴィンチコードで知られる日時計(ローズライン)があるサンシュルピス 教会へ
 
うーん、「ダヴィンチコード」、会長は映画でみたにも関わらず、途中で居眠りこいちゃって、内容はまったく覚えてない…でもここではすばらしいパイプオルガンの演奏を聞く事ができて、まさしく心の洗濯ができました。
凄いパイプオルガン、迫力満点で、悪霊もふっとんでいっちゃいそう。

そういえば、ヨーロッパにいながら最近まったく教会っちゅうところに行く用事がなかったなぁと(あたりまえなんですけどね)。日本で神社やお寺にいくと心が落ち着くように、教会でも同じような効果があるということに気がつきました。

そこからがまじで時間との勝負でした。カフェで空腹を満たしていたら、ASAMINが買いたがっていたラデュレのマカロン(ホカロンじゃないよ)を買う時間がまったくなくなってしまって(というよりかは、ものすごいマカロン行列で並んで辛抱強く待つ時間もなかった)、涙するASAMIN。
これがASAMINが買いそびれちゃったマカロンちゃん、
色がきれいで、かいちょもたべてみたかったー!

おまけにホテルへ荷物を取りに帰る途中で反対方向の電車に乗っちゃうわ、駅構内を2周するわ、とことん急いでる時に時間をくうことばかり。19時発のミュンヘン最終便に乗るために、4時半にはパリ市を空港へ向かったわけですが、ここでまた電車の接続が悪かったり、おんぼろ電車がとろとろと走るもんで、なんと空港に到着したのが手に汗握る18時半…‥。あんなに早くでたのになぜ〜!?チェックインなんて、とうてい終わっていて、なんと、まんまと最終便に''乗り遅れて''しまいました。あ〜、なんてこったいー!誰のせいにもできないので、とりあえずルフトハンザカウンターにいる仏人(黒人)に文句をいってみる。「なんとかしてくれやー!かいちょたちが悪いんじゃない、おんぼろRER電車のせいだっ!」

結局のところ、とりあえずミュンヘンまで帰る手段を探すのが先。今回のチケットはマイルで購入した特典航空券だったので、かいちょはANA、ASAMINちゃんはルフトのところで対応してもらう。ルフトのマイルを使っているASAMINはまったく問題なしで、追加50ユーロで翌朝の始発便に振替られ、一件落着。そしてかいちょはというと…‥。ANAに門前払いされてしまった…‥。「お客さまのフライトはもう出発されておられますよね」の一言で。AもLもスターアライアンスなのに、このサービスの差はなんなんだっ!?お客様は神様ではなかったのか、日本人よ!っちゅうわけで、カブトムシのサイトーさんのよう泣き顔になりながら困り果てていたかいちょの前に黒い天使が現れたのです。さっきまでカイチョが文句を言い放ったCDGのルフトカウンターにいた心優しい黒人お兄ちゃん、「ボンソワール、ムッシューかいちょ、ここでは仏語を話せないと話にならないから僕が手伝ってあげるよ」と。なんて優しい黒い天使なのでしょう。彼の絶大なヘルプにより、電車の切符売り場で夜行バスや夜行電車や帰る手段をいろいろと調べてもらった結果、(これがまた無愛想なフレンチ女ばっかりで、黒い天使もねばりにねばってやっとでした)かいちょは翌朝7時半発のTGVでミュンヘンまで6時間かけて岐路についたのでありました。
朝7時過ぎのパリ北駅、まだまっくら〜!

人生初めて乗ったTGV、とてもとてもシートがおしりにきもちよくって爆睡!目が覚めた頃にもうすでにストラスブールを超えてドイツに入っていました。ドイツに入って、一番はじめに思った事のは、いやぁ、清潔だなー、駅構内にチリのひとつも落ちてない!いろいろあったパリ弾丸ツアーでしたが、トラブルのおかげで、パリジャンの心の優しさをもらえました。無事家に到着できたし、都会の空気を吸って水を得た魚のようにかいちょも元気になりました!今度は往復TGVで弾丸しまっせい!

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2009/11/23

お忍び!駐妻と会長の弾丸パリ珍道中ー初日ー

か〜っ、もう11月も後半、そして2009年も残すところあと1ヶ月少しとなりました。ミュンヘンはこのところフェーン現象で、イヤマフにヒートテックにダウンにつまさきホッカイロで、頭から足の先まで冬の厳重体制で望んでいるのに、ムラムラ発汗するほどあったかく、10月の初雪はただの脅しだったのかと思うほどっ!自分の汗臭さになぜか腹がたちます。

こんなムラムラな天気のなか、先週末、駐妻のASAMINちゃんとお忍びで弾丸パリツアーをしてきました。メインの目的はとりあえず、駐妻とパリでランデブーなわけでもなく、最近オープンしたユニクロオペラ座店の襲撃だったわけですが、なんせ、かいちょは2004年の望月くんたちとのムーランルージュ以来のおひさなおパリなわけだし、行きたいところ食べたいもの買いたいものは山ほど。1泊2日48時間っちゅう弾丸ツアー内で、まったくもってまわりきれるわけがないっ!

とりあえず、パリと言えばエッフェル塔!ふもとにお泊まりしました。


始発6時半のCDG行きのルフトさんにのりこみ(4時半起床)、いざ出発!CDGに到着してからおんぼろ電車で北駅に移動し、ロッカーを探して荷物を預けるかいちょたち。これがまた一苦労で、まったくもって手荷物ロッカーのサインが駅で見つからない!こんなでっかい駅なのに?ぐるぐる歩きまくったあげく、やっと発見。48時間滞在しかないっちゅうのに、ここでちょい時間のロス、そして駆け足で、いざクリニャンクール蚤の市へ!ここでパリらしい掘り出し物を見つけたいと願っていたのもつかのま、金曜の蚤の市はまったくもってNG、お昼近かったせいかほとんどの店がしまっていて、結局クリスチャンディオールのミンクのコートを羽織らせてもらったASAMIN(2500ユーロ!のDiorが蚤の市でなぜ売ってるんだ?)だけで、ふたりして何も買わずに降参して、北駅へ涙ながらに引き返すかいちょたち。時間返せ、くるんじゃなかった〜!

その後もちろんパリといったらオォ、シャンゼリセ!ふたりしてうきうきしてシャンゼリゼを闊歩し、LV本店へ!2004年には改装工事をしていたヴィトンさん、現在ではおそろしくチューゴク人のたまり場と化しており、なぜかかいちょも勢いでチャイと一緒になってヴィトン購入(安いものです)。恐ろしいことに、日本人のお客すら見なかったヴィトン本店。日本人の店員どころか中国人の店員オンリー、そして9割がたチャイの客…‥。負けるな、ニッポン人よ。(やっぱり不景気なのか…‥)
LV本店前。ここだけはチャイパワーで不景気まるでなし。

そしておパリといえば、やっぱりカフェ!!ASAMINちゃんも一押し、ココシャネルが愛したカフェ、Angelinaへ!ここでは絶対モンブランがおすすめということで、はじめて本場モンブランを。やばい…‥。美味しすぎる。リッチなのにお口のなかでしゃぁっととろけすぎる。栗がくりがクリが、無限にひろがる。もう言う事はありません、パリではアンジェリーナへ行け!

正面玄関のアンジェリーナ。

中にはいるとすぐショップもあり、お土産もかえる。
ASAMINは甘党の旦那さんのためにお土産購入!

これが本場のモンブランラン!もっこりがた。

モンブランで血糖値をあげたまま、ユニクロへ直行!なんと、ギャラリーラファイエットの真ん前ではないですかっ!クリスマスのネオンでぎらぎらしているなか、ユニクロを襲撃しましたが、うーん。いまいちです。値段も日本と比べると、ひっくり返ってしまうくらい高い。これじゃ、無印の二の次じゃんか、ふざけんな、ユニクロ!というわけで、メインの目的地で何も買わずユニクロを後にしたかいちょたちでした。ユニクロは日本でいくべし!


電光掲示板のきらめく正面玄関ユニクロオペラ!たかがユニクロなのに。

ギャラリーラファイエットのクリスマスイルミネーション!ぎらぎら!
ラファイエットの中に展示されてるツリー、これはピンク色で
おやじ心くすぐる素敵なツリーでした!ドームの天井から大きなプレゼントも落っこちて
きそう!!


そしてASAMINとのディナー。お互い、旦那さんと奥さんなしなので、思い切り飲んでおいしいもんを食っちゃおうやぁ〜ってことで、フレンチ堪能。生ガキからはじまってヘビーなチーズとボルドーワインで締めるという夜でしたが、いやぁ、胃が弱いかいちょには、フレンチは重いなぁ!翌朝は胃のむかつきで目覚め、真っ赤なボルドーリバースで一日がはじまりました。珍道中はまだまだ続きます。
胃のむかつきはヘヴィーなチーズのせいで、生ガキではありません


追伸:
望月くん、シャンゼリゼには犬の糞が極力なくなりました。そしてヴィトン本店ビル上階にて、セレブな人々のパーティが行われてました。

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2009/11/12

ロバートさんよ、安らかにーRest in Peace,Robert Enke-

かいちょも奥さんも、そしてドイツ中がショックを受けるニュースが10日の夜に流れました。サッカードイツ代表チームのゴールキーパーであったロバートエンケの死です。32歳という若さ、そして小さな8ヶ月のベイビーと奥さんを残して、列車に飛び込んで自らの命を絶ったフットボールプレーヤー。公にはされていなかったようですが、彼は6年間うつに苦しみ、通院状態でした。クリニックにも入るように進められていたぐらい重度だった病気。フットボーラーとしてのイメージそして自分の家族をまもるため、うつのことはある特定の人にしか告知せずに極秘で通し、結局は自分を極地に追い込んでしまったのかもしれません。

カイチョとはうつ病ぐらいしか共通点がなかったロバートさん、来年は南アW杯もふくめ、まだまだ将来がたくさんある人だったのに、とても残念でなりません。彼の死で、かいちょも改めて自殺はしちゃいけないなって思いました。そして、病気のことは自分一人でなやまずに周りにも伝えることも、ひとつ大事なことだと思います。まわりに理解してくれる人がいるからこそ、この病気は回復にむかうことすらあるわけです。江原先生が言う事じゃないですけど、「生きていれば絶対にいい事がある」。だからかいちょは今日も青い空にでているおてんとさまを見ながら、自分が自分を殺さずにいまだに生きている事に感謝してます。ロバートさんのいままでの活躍に感謝しつつ、ご冥福をお祈りします。



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2009/11/08

笑う門に壁崩壊−ベルリンの壁崩壊20周年です

11月9日、ベルリンの壁崩壊から20年を迎えます。かいちょも20年前(まだかなりヤングなころ)日本のお茶の間でテレビでこの歴史的瞬間をみていたのを覚えてます。ベルリンでは今週は壁系イベント目白押しなんでしょうね。そんな自分が20年後ドイツにいる、それもほぼ永住なんて、うそも休み休み言えっちゅうかんじですよね。ベルリンはファッションにおいてもミュージックにおいても活気あふれるすばらしいアングラな都市。ロンドン、ニューヨーク、トーキョーのお次はぜったいにベルリンです!まだベルリンを訪れた事のないかた、必見です!!

ドイツのアンジーことメルケル首相は旧東出身。20年前の壁が崩壊した11月9日木曜日、彼女は木曜日恒例で、サウナに行ってたそうです。サウナで一汗かいたあと、お決まりのように友人とパブへいっちょビールを飲みに行ったところ、壁崩壊。大衆に押し流されるように西ベルリンへ足を踏み入れたとか…。こんなアンジー的壁崩壊の瞬間もあるんですね。

燃え尽き症候群的趣味を先日募集しましたが、その後いろいろな方から趣味のアイディアをもらいました。ありがとう!!アイディアがいろいろな方向にぶっとんでいて、おつむのいい刺激になりそうです。新しく自分が夢中になれる何かを見つけるのも大事ですが、むかし青春時代に自分が夢中になっていたけど、最近すっかりご無沙汰して忘れかけていた趣味のいくつかが、すこしずつですが、よみがえってきました!

おふくろさんからの納品も土曜の朝8時半に無事到着。納品のなかに入れてもらった、曽野綾子さんの本が最近のかいちょの心の癒しのバイブルです。みなさんにもそのバイブルのからの言葉を少しおすそわけ:

「笑うということは偉大なことだ」

いい言葉でしょ? 人生スマイルしとけ、わらっとけ、ちゅうもんですよ。







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2009/11/03

趣味募集、会長の人生にスパイスを!

先日、会社の同僚のシュティッペ君とクリスチャン君に「かいちょの人生にキックが足りない、かいちょの人生をスパイスアップしたい」と泣きそうな顔して申し出たら、「かいちょ、燃え尽き症候群になっちゃうくらいの趣味をみつけたら?」とのアドバイス。「んじゃぁ、お言葉をかえすようですがね、おふたりさんにはメラメラ燃え尽きちゃうくらいの趣味があるんかね?」と聞き返したら、ふたりともだまりこくってしまいました。ちっ。みなさんには燃え尽きちゃうぐらいマジな趣味ってありますか?けっこうむずかしいですよね、燃え尽きてしまうくらいマジな趣味なんて…。というわけで、かいちょが燃え尽きちゃうような趣味をみなさまから大募集しますっ!

先日、いきつけのあやちゃんのパーマ屋さんでばっちりカットそして白髪染め。最近、白髪がふえてふえて、まじ困ってます。そういう白髪に限ってやたらみじかかったりして、かいちょの黒い髪のあいだから、ぱっつ〜んとおったってる。にくき白髪…。きれいに染めてもらったちょい悪おやじなワイルドのロンゲにあやちゃんがアイロンをあててくれて、ストレートさらさらヘアーのできあがり。気分は潮風のにあうおやじサーファーです。

最近、ふっとソファーの隣で寝ているせがれをみると、おったまげるポーズをしていることがあります。
こんなふうによこでせがれが寝ていたら、会長のほうがひぃひぃもんです。せがれや、ぼろんとみせちゃって、リラックスしまくりだっちゅうの。




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2009/11/02

緊急!人生スパイスアップ!高いところへ異動せよ。

このところずっといい秋晴れが続いたのにも関わらず、おつむの具合の悪い日はまったくもって家に引きこもってる会長。あまりにもいいお天気だと、あれもやりたい、これもしなくっちゃと、たくさんやりたいことがあって、結局どこから手をつけたらいいのかわからなくなって引きこもってしまいます。先日のすばらしいお天気の日。なんだか朝から調子がわるくって、「やる気っちゅうもんがでないねぇ」と唇とんがらかして午後も家でぬくぬくしてると、奥さんから一喝の電話。「とりあえず、外にでろ」と。

結局ぶつくさいいながらも、やっとこさ重い腰を持ち上げて、せがれと一緒にイギリス庭園までお散歩へ。いやぁ、一歩外にでちゃえばいいんですが、ここにくるまでが一苦労なわけですよね。とにかく足取りも軽く、途中のカフェでブルーチーズがこってりしたピザをテイクアウトして、歩きながら無心にほおばっていたら、会長がお世話になってるヨガ道場の恩師パトリック先生に、勢いよくほおばってる姿を目撃されてしまいました。ひぃっ、恥ずかしや〜!

イギリス庭園も秋まっさかり。いろんな色の落ち葉がじゅうたんみたいで、とってもきれいです。ところで、みなさん、人間つらいときややる気や変化を起こそうと思う時は高いところにのぼるのがいいみたいです。高いところにいって、下界(周りの景色)を見下ろすと「あぁ、こんなんじゃいけない!」って、思うようになるみたいです。というわけで、日頃の生活にスパイスキックが欲しい会長、イギリス庭園の中にある見晴し台、モノプテロス(Monopteros)へ行ってきました。

モノプテロスは少し小高い丘にたっているギリシャ様式の見晴し台。円柱で支えられた円形のモノプテロスはミュンヘンの王宮が新しく修復された時の残りをつかってできたものらしいです。ここからはイギリス庭園の向こうに、たまねぎ頭の聖母教会をはじめミュンヘンの代表的な建物がみられます。

これがモノプテロスの円形屋根の内側、きれいな細工
です。


ご存知のようにミュンヘンには規則ながら高い建物っちゅうのがないし、トーキョーみたいに気軽に10階とか20階とかありません。かなしいくらい、5階建てどまりの建物ばかり。小高い丘にあるモノプテロスが会長のライフをスパイスアップ(by Spice girls)してくれるかはわかりませんが、ここからみえた夕焼けのお空がとてもきれいすぎて、ちょっとホームシックでおセンチな会長はため息をついてしまいました。

丘の上からのミュンヘンの街と夕焼けは悲しいくらいきれいすぎました


とりあえずトッティも秋のお天気たのしんでます。あいかわらず
弱虫で内弁慶。(飼い主そっくり)




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