2009/09/06

会長の前世に会いにいきました

9月に入って、一気にがーんと寒くなりました。夏が去ってしまった…。この寂しさ、みなさんにわかってもらえます?

最近、友人をとおしてヒプノセラピー(催眠療法)と出会い、先日うまれてはじめて体験してきました。うつ病を発症してから、いわゆるふつうのカウンセリングセラピーをしたのですが、そのときに、ドクターから夢日記をつけるようにいわれました。夢というのは、潜在意識がつくりだすものなので、それによって心理状態やうつの原因がわかるかも、と言われたのです。このドクターとのセラピーがきっかけで、ずっと薬にたよってうつを晴らしてきたのですが、ここはいっちょ、薬を断ち切ってうつの原因を突き止めて正面から向かって治してやろうと、かんがえるようになったのです。そこでちょうど催眠療法の話をきいて、潜在意識にアクセスして過去の出来事を当時とは違う観点や視点でみることによって、前向きに病気を治せるきっかけができるのではないかと思って、トライしてみました。

催眠状態は眠っている状態とはまったく違って、目を閉じた究極のリラックス状態にありますが、意識を内側に集中させている状態です。自分の意識はつねにしっかりあって、話しかけられている事もすべて聞いているし、体験していることをすべて覚えているし、何をどう話しているのかもすべてわかっています。へんな意味で理性もはたらいていて、言わなくてもいい事はいわないし、その反面あまり考えなくても言葉が口からでてきてしまったり、何とも言えず、不思議な感じです。会長の場合はすべて映像で過去のことが映し出され、そのときに経験しているうれしさ、悲しさなどの感情は心にひしひしと伝わって体で感じ取れました。

今回していただいたセラピーは「年齢退行」と「過去生退行」。年齢退行では3歳の会長までさかのぼりました。潜在意識のなかに記憶されている過去の出来事ーそれが今のうつ病と関連しているきっかけとなる出来事なのかはわかりませんがーそれを再体験して、そのときの感情や思い込みを解放してあげます。幼い頃のあどけない会長と再会して、いろいろと会話をしてきました。最後に幼い会長が、小さい手をさしだして、現在の会長に大切なものをプレゼントしてくれました。それは不思議なことに、いま会長がすごく大事にしているもので、びっくりしてしまいました。そして「また会える?」って聞くと、小さな会長が「また会えるよ!」ってニコニコしながら返してくれて、さようならしました。涙がずっととまりませんでした。

そして3歳からこんどはもっとさかのぼります。前世退行に関しては、テーマを決めていて、「なぜ会長は海外にこんなに縁があって、ドイツに住むことになってしまったのか」ということを教えてもらいたかったのです。前世退行では、おそらく3人違う人を体験しました。笑っちゃうかもしれないですが、一人はハワイ?かブラジル?でロングボードのサーフィンをしている人。時代は比較的近代で60年代くらい。海のすぐそばに高い山があるようなところに住んでいた若い男の人です。その次に経験したのは、なんと南米?のネイティブインディアン。その人もやはり男で、砂浜の近くで暮らしていた人です。家はストローハットのような住宅で、中には彼の奥さんと小さな赤ちゃんがいました。催眠を誘導してもらってるセラピストさんに「その女性の目を見てください。現世でおなじ目をしている人がいますか」と聞かれたので、目をよく見てみると、な、なんと!ふくかいちょ〜ではないですか!なんと、会長と副会長は前世で夫婦だったわけです。それもインディアンだなんて…。
その次にみえたビジョンは、若い男の人が船に乗って北米、または南米からヨーロッパを目指して航海している姿。船の様子から、(おおきな木舟みたいなかんじでしたから)けっこう昔じゃないかとおもうんですが、時代まではわかりませんでした。そして、その人が到着したところは、なんとアイルランド!会長にも体中恐ろしいほど伝わってきたんですが、彼は「祖国には絶対もどらない」というものすごい強い意志をもって移民した男性だったんです。アイルランドで、彼はなんとパブを開きました。パブで毎晩にぎやかに飲めや歌えやで、アイリッシュダンスをみんなで踊って楽しく過ごしていたビジョンが明確にみえました。そして次にみたものは教会で棺桶のなかに入っている彼の姿。セラピストさんに「何歳でどのように亡くなったのでしょう」と聞かれると、なぜかすーっと出てきた言葉が「80歳で…‥アルコールの摂取しすぎ…‥で、なくなってます」と。アル中!?だったんですか〜っ?ひぃっ!そして彼の棺桶のあとに、もう一つみえた映像がありました。アルプスの山々にかこまれた草原でレダーホーゼンを来た男性の映像…‥。セラピストさんに「それにはなにか意味があるんですか」と聞かれると「アルプスにハイキングに行くのが夢だったのに、かなえられなかった」という言葉がでたんですね。そう、アルコール摂取しすぎで死んでしまった彼の夢は、アルプスでハイキングをすることだった=だから、現世で会長が前世の魂に導かれてドイツに来て、夢を叶えてあげている、そういうことなんでしょうか。会長は10年前にここにきたときから「なんでドイツにきちゃったんだろう?」ってずっと自問自答することが多かったんです。これでやっとなんで自分がドイツにたどり着いた意味がわかりました。

移民の前世の主からいくつかメッセージをもらいました。ひとつは、「たくさんの出会いを大切にしなさい。世界にはいい人がたくさんいるから」もうひとつは「人生を悔いのないように、思う存分楽しんで生きなさい。酒も楽しんで飲みなさい」まさに、移民してきた彼が、パブで沢山の人との出会いを大切に、そして楽しく生きた人生を語ったメッセージだったように思います。

こんな話、多分信じない方が多いかと思いますが、催眠療法は体験していただかないとわからないとおもいます。人間の意識の約90%は潜在意識といわれ、顕在意識はたったの10%だそうです。潜在意識のなかには、自分で気がついていない感情や記憶がたくさん刻み込まれてます。会長は、今回の貴重な体験を胸に、ドイツで楽しく生き、ハイキングに励みます!


5 件のコメント:

  1. 興味深い~~!
    私もやってみたいな。日本でできるのかしら?

    それにしても、いままでの経験やドイツに来た意味が
    クリアーになってよかったね。私もなんで自分がこういう
    人生を与えられてきたのか、その理由がすごく知りたい。

    anways, enjoy your life in germany and hiking!

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  2. Manabu2009年9月8日 2:09

    信じるよ。

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  3. 日記読みながら鳥肌立ったよ~☆
    3か月くらい前にBrain Weissの
    A Story of Soulmates Reunitedって本を読んで前世療法チャンスがあればぜひやってもらいたいなーって思って
    いたので タイムリーな話題で超食いついちゃいましたw
    本にも書いてあったように 本当にビジョンが
    見えるもんなんですね
    そしてドイツにしっかり導かれていたんですね~~☆ 
    スゴイ!!
    お酒を楽しみ 美しい自然に囲まれる人生。。 
    サイコーですな!

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  4. あたし日本で前世見てもらったら、
    前は誰だったか忘れたけど
    2回前はペルシャでペルシャ絨毯作ってた職人さんだったらしい。
    前世ではダンナさんとは姉弟だったそうで。
    うちのかーさんとはなんと夫婦でした。

    ちなみにアメリカで見てもらったときは、
    私はかなりの古狸だそうで、
    アトランティス大陸で研究者をしてたそうです。
    今の私の友達は、そこで一緒に働いてた人だそうだ。
    志半ばで大陸が沈んでしまったので、その人たちに会う旅に出てるんだと・・・・。
    かいちょさんとかもそっから来てるんだな・・・

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  5. いや〜、これは本当に面白い!!貴重な体験をしたね。今世で出会う大切な人とは前世で何かしらの関わりや関係があったと思うし、導かれる場所や方向も何かしらの繋がりがあったからだと私は信じるよ。普段言葉では言い表せない事があるけど、こうやって見てもらうと自分の潜在意識がどうなってるかたどれるからすごいね。。。私も前世見てもらいたいなぁ。。

    でもかいちょがこれからの人生をどうやって楽しむか楽しみだよ☆お酒をいっぱい楽しんで、いっぱい笑える人生になりそうだ♪ね!

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