2009/09/29

ヴィーゼン名物おさかなテント

先週末もヴィーゼン三昧でおわりました。自分でも驚くほど早起きして、土日とも10時にはテント入り。どこからこの気力がわいてくるんだか、あきれるほどです。イタリアンウィークエンドと叫ばれる第2週の週末、10時の時点で、どのテントも満員で入場待ち。この日はかわいい駐在の奥さんと娘さんとかいちょの3人でヴィーゼン入りをしました。目指すテントは会場の正面入り口はいってすぐのところにある、フィッシャーフローニテント!アウグスティーナを飲んでおさかなを食べられるテントで日本人には有名どころ。テントのすぐ横で、ぐりぐりと炭火焼しているさばをみると、しょうゆと大根おろしが恋しくなってしまいます。

このテントも10時ですでにテントは満員で入場待ちだったのですが、顔は恐いが優しいセキュリティーのおっちゃんが、民族衣装で味を包んだ我々日本人3人の姿をみつけ、中に入れてくれました!いやぁー、ラッキー!

黄色がまぶしいフィッシャーフローニ、名前にちなんで
奥にはお船のステージが。

アウグスティーナといっしょに頼んだおさかなは 白身のヨーロッパスズキといわれるおさかな。炭火でじっくりやいてくれたおかげで、皮はぱりっとなかはしっとりやわらかく、ぱさつきなくおいしく焼き上がっていました。これにレモンをジュゥッをしぼって、そのままいただきます。たまらんです!

テントの横でぐりぐりやいてます。においもたまらん!

腹ごしらえのあとはちょろちょろっとほろ酔いながら、ヴィーゼンをお散歩。考えてみれば、いつもテントを目指して一目散に歩いているので、ゆっくりとまわりのお土産やお店を見たりするのがまれな会長でした。ここで、おやじ心をくすぐるグッズ発見!木製のグッズ屋さんで、まな板や栓抜きに自分の名前やメッセージをその場でいれてくれます。かいちょの購入したのは、でっかい栓抜き。今年もいっぱいこの栓抜きでビールを飲んでやろうという思いを込めて。かわいい駐在の奥さんによると、この手のお店はヴィーゼンで数店あるんですが、デザインもろもろフィッシャーフローニ前のこのお店が一番かわいいとか。

まな板、ビールグラスのふた、栓抜き、ドイツならではの
温かい木のぬくもりをかんじるグッズがいっぱい

そしてデアンドルをまとったはなちゃんの要望で、観覧車へ!日本の観覧車よりもものすごい勢いで回転して、あやうく吐きそうになりますが、晴天の日にのるとヴィーゼンの全景がきれいです。
観覧車一番てっぺんでのショット!

はなちゃんです




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2009/09/27

会社のみんなでフリークヴィーゼン!

またまたオクトーバーフェストのおはなし。先週、毎度のことながら会社の連中とヴィーゼンで行ってきました。今年はどっかのお客もいなくて、いつもオフィスで顔を会わしたり、後ろや隣に座ってるあんな同僚やこんな上司と、内輪でやんや、やんやと盛り上がりました。
会社で予約するのはOchsenbratereiテント。このテントの名物は牛のお肉料理、とくに牛フィレは28ユーロ。(チップ抜きですよ!)とてもじゃないけどかいちょの懐からはうんともすんともですが、いつかはこのテントで食べてみたい料理のひとつですね。他のテントと比べれば、小さめのテントですが、熱気は負けずにムンムンですっ。

カイチョの手が酔っぱらってぶれる前にとったテントの写真
ババリア色のテントです

いやぁ、しかし参りました。いつもは静かにパソコンをたたいたり、電話にでたりしている会社の女子たちや若い連中やかいちょの上司たちが、1杯目のビールを飲みほすと勢いよく立ち上がって、ブラスバンドの演奏とともに錯乱状態でおどりだすんです。上司はテーブルを勢いよくまたごうとしてこけるわ、ビールでぬれた床の上でひっくりかえるわ、シングルの若い連中たちは他のテーブルのベイブたちをナンパしにいくわ、メタボなイタおや同僚は汗びっしょりで腹をゆすりながら歌うわ、駐在妊婦妻はおなかをさすりながらもしらふでゴーゴーにおどるわで、かいちょおやじの舞どこじゃありません、本気で開いた口がふさがりませんでした。「会社の連中やら上司やら、すました肩書きばっかりで、本当はこの人たちも宴会好きな人間なんだな」と感じた瞬間でした。やればできるっちゅうことですよね、みなさん。

みんな無礼講でエイエイヤーッ!

夜も更けて、ビールがまんべんなくまわってくると、
うちのテーブルだけでなく、テント中がノリノリ

この会社に雇ってもらってから長い月日がたちますが、あらためてこのフリークぶりを拝見して、いい同僚といい上司に恵まれて、会長はしあわせもんです。この同僚たちに囲まれていなかったら、きっとかいちょのミュンヘン生活はまったく違うものになっていたと思ってます。
フリークショウよ、永遠にあれ、ですな。

また来年このテントでフリークしましょうやっ!



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2009/09/26

ヴィーゼンフィーバー絶好調(連日もりあがってます)

先週土曜日からはじまったオクトーバーフェスト!なんとびっくり仰天、今年は初日からまったく雨の日がありません、ミュンヘン市民の行いがいいっちゅうことですね。会長も初日から連日のように出陣しましたが、火曜日には手足が震えてました。恐怖、オクトーバーフェストビールですね。あまり美味しくもないくせに、どんどん雰囲気で飲んでしまいます。

月曜日に行ったアウグスティーナテント。なんとミラクルがおこりました。テントには3時からいったのですが、そこで一緒に同行した方にアウグスティーナ醸造所のオーナーさんを偶然にも紹介してもらったのです。ミスターアウグスティーナと同じテーブルに座ってしっかりと握手をかわし、「ミスターアウグスティーナ、かいちょはこの10年、アウグスティーナのビールを愛して病まないんです」とつたないドイツ語で思いを必死に伝えました。会長にとっては、興奮のあまり鼻血どころか昇天する勢いでした。


オレンジのネクタイがアウグスティーナ醸造所のオーナーさん!


ヤマトナデシコたちも元気にヴィーゼン中!

その後、千鳥足ながらいつものHBテントへ。毎年ながらも酔気狂気に満ちてる連中があふれ帰ってるこのテント、もうヤングたちのべろべろなノリにはついて行けず、絶体絶命で降参。わかいっちゅうのは、いいですよね。かいちょも歳をとったなぁと、我ながら思ってしまいました。
踊って歌ってHBテント!昔なつかしセピア色にしてみました。





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2009/09/23

176回目オクトーバーフェストやってます!

みなさまーっ!毎日二日酔いながらも飲んでばかりの会長です。先週土曜日からオクトーバーフェストがはじまりました。毎年同様、かいちょのアパートの前を、おんまさんが樽をひいて歩いてくるカッパカッパという音で起こされました。

今年は初日からすばらしいお天気に恵まれて、テントの外も中も連日のように満員です。しかし、今回はやはり不景気?の影響なのでしょうか、なんとなく毎日混雑したかんじでもなく、リラックスした雰囲気で、いいかんじ。先日行ったホーフブロイテントのウェイトレスのおばちゃんたちも、「ことしは全然はずれだわよっ」と不機嫌な顔して、口をとんがらがせてました。お財布がかたくとざされたままのようで、チップもなかなかもらえないっちゅうことでしょうか?しかし混雑していないと言っても、やはり世界各国から皆さん集まっていて、会場の駐車場はイギリスをはじめ(ドーバー海峡突破)欧州各国の観光バスで満杯、そして海外からはアメ人、キーウィー、オージー、ジャップにチャイと、いつもの顔ぶれがそろっております。

今年の樽開き、ミュンヘン市長のウデさんは2回で樽をオープンして、最初のヴィーゼンビールが勢いよく注がれました。会長もおくさんと一緒に毎年恒例、大好きなアウグスティーナテントで、12時のオープニングを迎えました。毎年ながら、この12時のオープニングで、テントにいるお客さんたちがマックス状態に盛り上がる瞬間をみると、今年もこの季節がきちゃったなぁと、嬉しく思います。

 
オープニング初日、各醸造所がミュンヘン市をパレードして、フェスト会場にはいってきます。そのパレードとともにブラスバンドがテントに12時前に入場します。バンドがステージに到着して12時になると、いっせいに音楽がはじまりヴィーゼンの幕開けです。

12時まで後1分!みんなが注目している先は、でっかい木製のビール樽が
あけられる瞬間です!

そして12時前にビア樽まえで行列をつくって並ぶウェイトレスのおばちゃんたち…
10個のジョッキを両手でもちながらサーブするわけですから、腕力はただもんではありません。


毎日からだがアルコール漬けで少しだるいので、フェストの記事はすこしずつアップしていきますよ〜。乞うご期待!

2009/09/17

3,2,1...秒読み突入、オクトーバーフェスト!(あさってです)

みなさまー、あさってから176回目のオクトーバーフェストがはじまります。今日のミュンヘンはあいにく雨のちくもり。灰色の空でどーんよりしていますが、土曜日の樽開きのときは、ピーカンに晴れてほしいものです。


最後の仕上げにフェスト会場も右往左往で、毎朝のせがれの散歩もダンプカーやトラックに邪魔されて、思うようにかけっこができません。あさってからの2週間は、テレジアンヴィーゼから少しお別れして、イザール川へ毎日お散歩です。

今朝の写真、最後の追い込みで朝から大忙しです

今年もかいちょの会社は火曜日の夜、毎年恒例のOchsenbratereiテントに30名分の席を予約しました。昔はだいたい3回から4回程度、テント席の予約を会社でいれていたわけです。1回は社員用、そして2回目以降はお客さんの接待の場として、B◯◯さんやA◯◯◯さんやV◯さんなどを毎晩のように呼んで、経費でどーんと飲み食いしてたのに、もう自腹切ってフェストもいかねばなりません。ほんと、つらいなぁー、むかしのうはうは状態と比べると、泣いちゃいます。たいていオクトーバーフェストのテント席予約ははやいところで、1年前から始まります。半年前で半分くらい予約でうまっている、っていうの現状です。予約を入れる時はたいてい10人単位での受付で、一人当たりビール2杯とグリルチキン(かなりメジャーな食事)のバウチャーを購入しなければいけません。ことしの予約、接待状況はどんなもんでしょうね、かいちょの奥さんいわく、「来週からB◯◯がオクトーバーフェストでお呼びがかかって忙しくなるから、仕事もすこしは楽になる」ってにこにこしてましたが。お金はうなるところにあるんです。

これがそのバウチャー。チップは含まれていませんって、ご丁寧に
バウチャーに書いてあります。

副会長も土曜からミュンヘンにやってきます。今年は長く休暇をとってくれたんで、ひさしぶりにおやじの舞を披露しながら、びしっと正装でヴィーゼン参戦ですっ!

2009/09/14

ミュンヘンの夏の最後のおくりもの


今朝からしとしとぴっちゃんちゃん。秋の寒くて冷たい雨です。吐く息ももう白くって、びっくりしました。冬の訪れカウントダウン開始ですか。オクトーバーフェストの時期って、いつもこういう冷たい雨が降ります。去年も副会長と白い息の中、つめたい雨に打たれて、テントの外でビール飲んだ記憶があります(これはテントが満員御礼で入れなかったためです)。今週土曜日からはじまるオクトーバーフェスト、お天気にめぐまれてほしいものです。

さて、イザール川のほとりがひまわりで埋め尽くされました。誰がいつ種を植えたのかは、わかりませんが、けっこうものすごい数。今年の夏の最後の贈り物です。来年もまた咲いてくれるかな。

夏が終わります。う〜ん、さみしいなぁ。キラキラの夏が過ぎ去るのは、毎年のように寂しいこと。ミュンヘンはもう帽子にスカーフにジャケットに、冬物をまとった人がちらほらです。

2009/09/10

今年も!オクトーバーフェスト(10日きりました)

この不景気のなか、このビール祭りだけは不景気を感じさせません!9月19日よりはじまるオクトーバーフェスト!テントも急ピッチで建設がすすんでます。夜遅くまで、職人のおじちゃんたち、ご苦労様です。今年は建設現場の規制がすごくて、なかなかテントのそばまでいって写真をとることができないんです。だから、テントの中ができあがってくる様子もなかなかみれません。興味のある方は、おやじ会便りのほうで、前例の写真をあげてありますので見てくださいね。




ここ数年くらい、ビールの値段に地元の人が文句をいってます。ここまで値段があがると、みんなが集まる楽しいフェストもみんなが集まれなくなって、楽しくなくなってしまいます。それでも世界中からは観光客がよっさよっさと押し寄せてくるのですから、びっくりしてしまうんですが。お金はうなるところにはあるんですね。そういうわけで、学生さんや貧乏ミュンヘナー(会長を含む)のために、クラブやビアガーデンにはこんな垂れ幕も。


「ヴィーゼンよりも断然お得!9月19日よりHBオクトーバーフェストマスビール4.8ユーロでご奉仕!」 今年もまた、会長も家でふんだんに飲んでから出陣することになります。

そして今年の女子の民族衣装、デアンドルの流行は?というと、ミュンヘン代表のローデンフライさんからはこんな美女の広告がミュンヘン中を飾っています。
クラシックスタイルで、刺繍やきらきら、レースなどのほどこしてあるもの、カラーはミントグリーンやロイヤルブルーあとはシックな黒などが人気だとか。去年と同じく、ミニ丈より、60年代スタイルの膝丈か、ちょい長めが人気だそう。こんなきれいな色のDirndlを来たかわいいベイブに微笑まれたら、お化粧なんかしてなくってもいちころですよねーっ!(魔女ッ子めぐちゃん)

あと10日きりました。会長も体調万全に整えて挑みます!










2009/09/06

会長の前世に会いにいきました

9月に入って、一気にがーんと寒くなりました。夏が去ってしまった…。この寂しさ、みなさんにわかってもらえます?

最近、友人をとおしてヒプノセラピー(催眠療法)と出会い、先日うまれてはじめて体験してきました。うつ病を発症してから、いわゆるふつうのカウンセリングセラピーをしたのですが、そのときに、ドクターから夢日記をつけるようにいわれました。夢というのは、潜在意識がつくりだすものなので、それによって心理状態やうつの原因がわかるかも、と言われたのです。このドクターとのセラピーがきっかけで、ずっと薬にたよってうつを晴らしてきたのですが、ここはいっちょ、薬を断ち切ってうつの原因を突き止めて正面から向かって治してやろうと、かんがえるようになったのです。そこでちょうど催眠療法の話をきいて、潜在意識にアクセスして過去の出来事を当時とは違う観点や視点でみることによって、前向きに病気を治せるきっかけができるのではないかと思って、トライしてみました。

催眠状態は眠っている状態とはまったく違って、目を閉じた究極のリラックス状態にありますが、意識を内側に集中させている状態です。自分の意識はつねにしっかりあって、話しかけられている事もすべて聞いているし、体験していることをすべて覚えているし、何をどう話しているのかもすべてわかっています。へんな意味で理性もはたらいていて、言わなくてもいい事はいわないし、その反面あまり考えなくても言葉が口からでてきてしまったり、何とも言えず、不思議な感じです。会長の場合はすべて映像で過去のことが映し出され、そのときに経験しているうれしさ、悲しさなどの感情は心にひしひしと伝わって体で感じ取れました。

今回していただいたセラピーは「年齢退行」と「過去生退行」。年齢退行では3歳の会長までさかのぼりました。潜在意識のなかに記憶されている過去の出来事ーそれが今のうつ病と関連しているきっかけとなる出来事なのかはわかりませんがーそれを再体験して、そのときの感情や思い込みを解放してあげます。幼い頃のあどけない会長と再会して、いろいろと会話をしてきました。最後に幼い会長が、小さい手をさしだして、現在の会長に大切なものをプレゼントしてくれました。それは不思議なことに、いま会長がすごく大事にしているもので、びっくりしてしまいました。そして「また会える?」って聞くと、小さな会長が「また会えるよ!」ってニコニコしながら返してくれて、さようならしました。涙がずっととまりませんでした。

そして3歳からこんどはもっとさかのぼります。前世退行に関しては、テーマを決めていて、「なぜ会長は海外にこんなに縁があって、ドイツに住むことになってしまったのか」ということを教えてもらいたかったのです。前世退行では、おそらく3人違う人を体験しました。笑っちゃうかもしれないですが、一人はハワイ?かブラジル?でロングボードのサーフィンをしている人。時代は比較的近代で60年代くらい。海のすぐそばに高い山があるようなところに住んでいた若い男の人です。その次に経験したのは、なんと南米?のネイティブインディアン。その人もやはり男で、砂浜の近くで暮らしていた人です。家はストローハットのような住宅で、中には彼の奥さんと小さな赤ちゃんがいました。催眠を誘導してもらってるセラピストさんに「その女性の目を見てください。現世でおなじ目をしている人がいますか」と聞かれたので、目をよく見てみると、な、なんと!ふくかいちょ〜ではないですか!なんと、会長と副会長は前世で夫婦だったわけです。それもインディアンだなんて…。
その次にみえたビジョンは、若い男の人が船に乗って北米、または南米からヨーロッパを目指して航海している姿。船の様子から、(おおきな木舟みたいなかんじでしたから)けっこう昔じゃないかとおもうんですが、時代まではわかりませんでした。そして、その人が到着したところは、なんとアイルランド!会長にも体中恐ろしいほど伝わってきたんですが、彼は「祖国には絶対もどらない」というものすごい強い意志をもって移民した男性だったんです。アイルランドで、彼はなんとパブを開きました。パブで毎晩にぎやかに飲めや歌えやで、アイリッシュダンスをみんなで踊って楽しく過ごしていたビジョンが明確にみえました。そして次にみたものは教会で棺桶のなかに入っている彼の姿。セラピストさんに「何歳でどのように亡くなったのでしょう」と聞かれると、なぜかすーっと出てきた言葉が「80歳で…‥アルコールの摂取しすぎ…‥で、なくなってます」と。アル中!?だったんですか〜っ?ひぃっ!そして彼の棺桶のあとに、もう一つみえた映像がありました。アルプスの山々にかこまれた草原でレダーホーゼンを来た男性の映像…‥。セラピストさんに「それにはなにか意味があるんですか」と聞かれると「アルプスにハイキングに行くのが夢だったのに、かなえられなかった」という言葉がでたんですね。そう、アルコール摂取しすぎで死んでしまった彼の夢は、アルプスでハイキングをすることだった=だから、現世で会長が前世の魂に導かれてドイツに来て、夢を叶えてあげている、そういうことなんでしょうか。会長は10年前にここにきたときから「なんでドイツにきちゃったんだろう?」ってずっと自問自答することが多かったんです。これでやっとなんで自分がドイツにたどり着いた意味がわかりました。

移民の前世の主からいくつかメッセージをもらいました。ひとつは、「たくさんの出会いを大切にしなさい。世界にはいい人がたくさんいるから」もうひとつは「人生を悔いのないように、思う存分楽しんで生きなさい。酒も楽しんで飲みなさい」まさに、移民してきた彼が、パブで沢山の人との出会いを大切に、そして楽しく生きた人生を語ったメッセージだったように思います。

こんな話、多分信じない方が多いかと思いますが、催眠療法は体験していただかないとわからないとおもいます。人間の意識の約90%は潜在意識といわれ、顕在意識はたったの10%だそうです。潜在意識のなかには、自分で気がついていない感情や記憶がたくさん刻み込まれてます。会長は、今回の貴重な体験を胸に、ドイツで楽しく生き、ハイキングに励みます!


2009/09/03

うなるほどよくあるダブリンの週末

先週末、奥さんの故郷、アイルランドへ行って参りました。お義母さんとお義父さんの結婚50周年記念だかで、家族(といっても親戚から孫まで集まる、恐るべき一家総出の行事)が集まるとのこと。4人家族出身の会長としては、こういう家族行事にはめちゃくちゃ行きたくなくって、飛行機に乗り遅れてしまおうとか、パスポートを忘れてしまおうとか、散々たくらみをしたのですが、結局ダブリン行きの飛行機に乗ってアイルランド到着〜。

到着したダブリンは、おきまりで雨。おまけに摂氏10度というとんでもない寒さ。まさに飛行機のタラップをおりながら「ふざけんな、ダブリン!」と会長は一喝。会長がTシャツいっちょなのに、街行く人は冬物のコートを着込んでました。到着するやいなや、「絶対アイルランドには住まんぞっ」とそっこう確信。アイリッシュ国民は気持ち悪いくらい親切でほがらかですが、雨ばっかり降り続けるこの緑の国は住めるところではありません。とにかくね、雨ばっかりなので、家のなかも湿気ってるから、ずぶぬれの靴がまったくもって乾かない、そんなわけで8月末のくせしてつまさきから骨まで冷えてしまうわけです。そして、食事もなにかにつけて揚げ物(フライドポテトを代表とする)か肉がおおいし、パスタの一つを頼んでもこってりクリームソース系が多いし。おやじの会長の胃はぶんぶんフル活動。アイリッシュ女子が、恐るべきデブなのもよくわかります。そんなしとしとピッチャンこってり毎日のなか、久しぶりに帰郷した奥さんは嬉しくってハッスルハッスル。会長は家族集会と天気と食事にうんざりした週末でした。

やっぱりミュンヘンがいいな。



アダムスファミリーを連想させるような奥さんの姪っ子、
甥っ子の数。向かって一番右端が、
会長の大好きなエンジェルシモーネ。
シモーネはもう7歳、前歯が抜けました。



2009/09/02

夏日にきらきらテーガン湖

ミュンヘンの夏ももうそろそろ終わり。いやぁ、今年の夏は雨が多くてどうしたもんだか、おてんとさんが出るのを、今か、今かと待ちかまえていた日々が多かった気がします。それでも8月は夏日が続いて、短い夏を会長もインジョイしちゃいました。

先日、あまりのお天気のよさにほれぼれして、奥さんと会長とせがれで家族日帰りハイクをしてきました。行き先はミュンヘンから電車で約1時間ほど離れたテーガン湖(Tegernsee)。ミュンヘンから南に50キロ、雄大なババリアアルプスのふもとできらきらと光るテーガン湖は、ミュンヘンからお手軽に来れるリゾート地。週末の疲れた心をいやしてくれます。おまけにドイツっちゅう国はどこまでお犬様フレンドリーな国なんでしょう。犬専用切符まで売ってますんで、トッティをどこでも連れて行ける次第であります。

テーガン湖とそのふもとの醸造所直営レストラン


まるでハイジがでてきそうです

ミュンヘンの近郊には、あの有名なルードヴィッヒ2世が入水自殺をはかったシュタルンベルグ湖をはじめ、大小たくさんの湖がありますが、このテーガン湖は会長のお気に入りのひとつ。理由のひとつはもちろん地ビール、テーガンゼー醸造所のうまいビール!!アウグスティーナとどっこいどっこいに、会長の胸を熱くさせるビールであります。ハイキングのあとで、アルプスと湖を見ながら、生樽から注がれるあのビールを一気飲む嬉しさと美味しさは、感動もんです。あぁ、会長、やっぱり自分は体育会系だなーっ、といつも思ってしまいます。

やっぱりこれがたまりませんですよ、はい。



自然でのびのびハイキングするのは、人間も嬉しいけど、トッティはもっと嬉しそう。くんくんいろんなところをかぎまわって、マーキングしまくってますよーっ。