2009/08/13

トッティのスパルタ教育実施中!

残暑お見舞い申し上げておきます〜!
こちらミュンヘンもうだるような猛暑が続いてます。クーラーがまったく普及していないこのミュンヘン、会長の汗腺というカンセンからも汗がじっとり、ビオレさらさらパウダーシートが底をつく勢いです。どなたかニッポンより納品おねがいしまっせい!

さて、そんな猛暑のなか、8月上旬より愛息子トッティのスパルタトレーニングを開始してます。来月末には1歳になる息子ですが、ここ2ヶ月くらいでますますわんぱくになり、たくましく猟犬の血を発揮しております。そもそも子犬のころは、自転車、スケートボード、ローラースケートといった動くものを怖がっていたのですが、最近は生意気に、自分の強さをみせつけるのか怖さからなのか、そういった動くものを吠えながら追いかけるようになりました。同じ目線の子供やバギーなどにも容赦なくいきます。小さい犬が吠えながら追いかけるのとはわけがちがいますし、最近どんどん強くなってしまって、会長が綱引き状態で腰を落として引っ張ることもしばしば。

というわけで、トッティのために、会長と奥さんのために、そして世間さまのために、ドッグトレーナーとの授業を開始しました。ドッグトレーナーは、奥さんの故郷、ダブリン出身のケヴィン先生。ケヴィン先生は、トッティの性格からトレーニングを行うだけではなく、会長とトッティ、奥さんとトッティの関係を見抜いて、そこから飼い主と犬の間の心理的な部分まで入り込んでトレーニングしてくれるのです。トッティとケヴィン先生の初回授業のとき、「この犬は狂ってる」の一言、トッティは凶暴で支配欲の強い犬だと指摘されました。ハッピーなヴィシュラ犬の性格がまるでなくて、どちらかというと、お父さんのポインターの性格が色濃くあらわれているとのお言葉。そこからトッティのスパルタ教育がはじまったわけです。

まずはリードで、会長がトッティを確実にコントロールする事からはじまりました。トッティの行きたい方向へいくのではなく、会長の行きたい方向にトッティが言う事をきかなくても連れて行くこと。こうすることによって、リードを尊重させ、会長がトッティよりも強いんだということをみせつけます。また、会長の前にでて歩かせない、サイドチェンジのときは会長の前からではなく会長のうしろかな横切らせる、など徹底させてます。これを続けること1週間、トッティもしっかり学んでくれて、会長とトッティとの信頼関係もさらに深まりました。いまでは会長が引っ張られて歩く事なく、トッティを信頼してお散歩できるので、毎回のお散歩が本当に楽しくなっています。

あっちぃのでトッティもイザール川から
あがってきません

ケヴィン先生は本当にいろいろなことを教えてくれてます。ドッグトレーナーというのは、犬だけを見てトレーニングするのではなく、犬と人間との関係のあり方ーおおげさに言ってしまえば、飼い主をトレーニングしていると言っても過言ではないかもしれません。犬は、しぐさや行動や目でしか気持ちを訴えることができませんが、それだけで十分に気持ちを訴えています。そのさりげないしぐさや行動を飼い主が見落とさないで、しっかりと読み取ってあげることが大事だし、それがもちろん事故を防ぐのに役立つわけです。会長もケヴィン先生との授業で、毎回トッティともにありがたく学び、飼い主として大きく成長させてもらっています。

10回のトレーニングのうち、すでに半分終了しましたが、これからがますます勝負どころ!
会長、立派な父親になるために、がんばりまっせい!


ちび犬とハグ


1 件のコメント:

  1. トッティー教育がんばっていますね。
    今頃はそろそろ卒業に向っているかしら?
    さぞかし、ますますいい犬になっているかと思います。
    健闘を祈っています。
    無性にトッティーに会いたくなります。
    私たちを覚えていてくれてるかしら?

    両親より。

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