2009/07/30

すすめっ!親孝行珍道中1ーべルヒテスガーデンー

暑中お見舞い申し上げます〜!常夏ニッポンとうってかわって、こちらヨーロッパはひどい夏です。ここ数週間のお天気はまだいいほうですが、風は涼しく秋の気配をすぐそばに感じてます。

さてさて7月中旬に会長のおふくろさんとおやじさんが、遠路はるばるミュンヘンへやってきました。もちろん、御殿見学がひとつの大きな理由で、それもかねての欧州遠足となりました。滞在期間は2週間弱だったものの、シニアパワー炸裂で、毎日早起きで、同じ話を何度も繰り返す元気なおふくろさんとおやじさんにアテンドした会長もかなりしんどかったです。「せっかく高い料金だしてヨーロッパにくるんだから、ミュンヘンだけじゃなくてまだ行ってないところにいかないと」という貪欲なおふくろさんたちの要望で、オーストリアとの国境、べルヒテスガーデンとベルギーに行って参りました。

あのヒットラーも愛したべルヒテスガーデンは本当にすばらしいリゾート地で、会長もよくハイキングをしに出かけますが、今回はシニア付きなので、ゆっくりと風光明媚なアルプスの大自然を堪能してもらいました。大自然のなかを毎朝トッティと一緒に散歩して、毎朝心の浄化ができました。
右にぽこんと見える三角形の頭がヴァッツマンです


大自然のなかで清々しい朝のお散歩、せがれもルンルンです。

べルヒテスガーデンにはドイツで3番目に高い山、ヴァッツマンがあり、そのふもとにはケーニッヒ湖というきれいな湖があります。この湖は車が入れないので、奥にいくには電動ボートで1時間ほど揺られて行きます。周りを山でかこまれた静寂な湖のなかをゆっくりと進んでいくのは、何とも言えず神聖なかんじがします。この奥からは延々と登山道がのびていて、夏のあいだはハイカーたちでにぎわいます。

このお船にのって、ケーニッヒ湖を巡ります。



船で約1時間、湖の一番おくまでやってきました。
正面にみえるお山の向こうはオーストリア。


せがれもきれいな湖畔でちゃぷちゃぷ水遊び!

べルヒテスガーデンに来たら絶対に行ってみるべき場所のひとつにヒットラーの山荘があります。正式名はKehlsteinhaus(ケールシュタインハウス)で、英語のニックネームはEagle's Nest.
なんでもヒットラーの50歳の誕生日のプレゼントとして海抜1881mのところに建てられた茶室だそうで、別荘はまた少しはなれたベルグホフという場所にあるとか。ここにいくには、専用バスでいくか、または登山するしかありません。専用バスは崖っぷちちの専用道路を1700mまでずっと走り、山頂部までいくエレベーターホールのあるところでおろしてくれます。そしてまたこのエレベーターがぎらぎらとアブラギッシュなかんじのすごいもので、昔作られたものとは思えないほど豪華。まさしく、その昔のヒットラーのパワーを感じ取ることができる場所であり、山頂の茶室で、アルプスの雄大な景色を眼下にみながら茶でも飲んで、ほくそ笑みながら世界征服を狙っていたに違いないっ!と、会長は思うわけです。

ここがエレベーターホール。ここから山頂の茶室まで一気に124m上ります

ケールシュタインハウス山頂の景色です。

現在は中がレストランになっていて、当時のままの茶室で、ビールやら食事やらをすることができます。

ここでヒットラーもあぐらでもかいてお茶でもしたんですかなぁ

ドイツを旅行するならここはぜひおすすめです。車がなくても、ミュンヘンから電車でザルツブルグ方面に向かって、約3時間ほどでいけますから、まだ日本人観光客の少ないこの風光明媚な観光地をぜひ訪れてみてください!!




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